『キングスマン:ゴールデンサークル』の物語もいよいよクライマックスが目前になってきました。
キングスマンのハリー、エグジー、マーリンは、いよいよヴィランであるポピーアダムズの本拠地、カンボジアへ向かいます。
果たしてキングスマンの3人はポピーアダムズを倒し、ウィルスに感染した世界中の人々を救うことができるのでしょうか?
『キングスマン:ゴールデンサークル』ネタバレありのあらすじ&感想紹介【Vol.6】
『キングスマン:ゴールデンサークル』ハリーの過去
アメリカ合衆国大統領はヴィランであるポピーアダムズの要求をのむことをポピーに伝えます。
ポピーの出した条件を大統領が守ることで、麻薬による人工ウィルス感染の患者を救う解毒剤をもらうためです。
くわしくはこれまでの記事で紹介しています。ぜひ復習にお役立てください。
ポピーは、自分の弁護士に大統領宛の書類を届けさせ、大統領がその書類にサインをしたらすぐに解毒剤を送るように伝えます。
大統領が解毒剤配布がいつ頃になるのかポピーに尋ねると、ポピーは「世界中の大都市に倉庫があるから心配ない。」「アクセスコードを入力すればドローンが解毒剤を届ける」と応えます。
ポピーは全て用意周到に事を行っていたのですね。
ポピーアダムズのアジトへ向かう飛行機の中で、エグジーの恋人ティルデがポピーアダムズの人工ウィルスを入れた麻薬を使用しウィルスに感染していることを知ったエグジーは、とても落ち込んでいました。
もし、任務に失敗したらエグジーの恋人は死んでしまいます。
そんな落ち込んでいるエグジーに、ハリーは語り始めます。
ハリーは以前自分が撃たれた時に、自分の脳裏に何が浮かんだかエグジーに尋ねます。
「それは完全なる“無”だった」と答えるハリー。
ハリーにはこれまで恋人もおらず、恋をすることも、心残りになる人など誰もいなかったんです。
ハリーは、“孤独と後悔”だけしか残っていなかった人生を送っていたことに気付かされました。
そしてエグジーに「大事なものがあるからこそ、生きる価値が生まれる」とエグジーを励まします。
ハリーはエグジーには、自分と同じ轍を踏ませたくはなかったんですね。
ハリーとエグジー、そしてマーリンを乗せた飛行機はまもなくポピーアダムズのアジトに到着が近づいてきました。
いつもは、裏方でサポートしているマーリンも今度は任務に加わり前線へ。
いつもはニット姿のマーリンもキングスマンの“鎧”であるダブルブレストのオーダーメイドスーツを着込み、秘密兵器のスパイガジェットを持って、いざ潜入します。
ハリーは傘、エグジーはカバンを。この2つは戦闘で大活躍します!
スパイガジェットはキングスマンの英国ブランドを代表する洗練されたガジェットに、今回はステイツマンのスパイガジェットも加わりました。
ボールにバットと“ザ・アメリカ”なアイテムがスパイガジェットになっています。
バットは地雷除去機、ボールは手榴弾、そしてエグジーがマーリンに渡されたのは注射器の入った小さなケースでした。
キングスマンのガジェットについては、こちらで詳しく紹介しています。ぜひ、御覧ください!
『キングスマン:ゴールデンサークル』ウイスキー生還
雪山でハリーに頭を撃たれたウイスキーは、エグジーがアルファジェルで応急処置し、ステイツマンのラボで意識を失った状態でした。
目を覚ましたウイスキーは、自分が誰かはすぐにはわからず、側にいたジンジャーエールを得意の話術で口説きますが、ジンジャーエールから見せられた写真の女性をきっかけに失くした記憶をすぐに取り戻したました。
ハリーの時は記憶が戻るまでに時間もかかりましたが、ウイスキーは一瞬でしたね。
この女性はウイスキーの恋人の写真でした。
ウイスキーはジンジャーエールに、ハリーから撃たれたことを話しますが、何故撃たれたのか聞かれると、ウイスキーは言い淀んでしまいます。
ウイスキーにはハリーに撃たれた原因の心当たりがあるんでしょうか?
ウイスキーはエグジー達がポピーアダムズの本拠地に行ったことがわかるとすぐに追いかけます。
シルバー・ポニー(戦闘機)に乗って、マッハな速さでウイスキーは早速飛び立ちました。
戦闘機のシルバーポニーを操縦するウイスキーの頭には“WHISKEY”と書かれた星条旗柄のヘルメットが(笑)
DC映画『ワンダーウーマン2』に『キングスマン:ゴールデン・サークル』ウイスキー役ペドロ・パスカルが出演 ― 重要な役柄でhttps://t.co/4YrqmtkndN#ワンダーウーマン #DC #ペドロパスカル #キングスマン #ゴールデンサークル
— THE RIVER (@the_river_jp) March 29, 2018
“ザ・アメリカ”が至るところに出てきますね〜(笑)
『キングスマン:ゴールデンサークル』マーリン死亡!「カントリー・ロード」で故郷のキングスマンへの想いをのせて
いよいよポピーアダムズの本拠地に着いたキングスマンのハリー、エグジー、マーリンは、ポピーがいるアジトの潜入を試みますが、思わぬアクシデントに見舞われてしまいます。
アジトの周辺、当たりにいっぱいに張り巡らされた地雷をエグジーが踏んでしまったのです。
ポピーアダムズに会う前にここで終わってしまうんでしょうか?!
その時、マーリンは持っていたカバンからあるものを取り出します。
それは銀色のスプレーでした。
そのスプレーは、起爆装置を凍結させるもので一瞬だけその装置から離れられるものだったのです。
そして、マーリンはそのスプレーをエグジーの足に吹きかけるやいなや、エグジーを押して自分がその起爆装置を踏んだのです。
凍結している時間は一瞬だけなので、そこから3人共逃げるほどは時間が稼げないとマーリンは判断したんでしょうね。
エグジーはマーリンを信じられない面持ちで見ます。
マーリンはエグジーに
「我々の旅は、ずっと昔に始まった。君の父親に助けてもらった。」と伝えます。
前作『キングスマン』の冒頭で、キングスマン候補生だったエグジーの父親“リー・アンウィン”が敵の自爆を自らの命を差し出して、その場にいたキングスマンの仲間(ハリー、マーリン、ランスロット)を助けたのです。
『キングスマン』についてはこちらであらすじ&ネタバレありで詳しく紹介しています。ぜひ、御覧ください!
今こそ、マーリンはエグジーの父親に救ってもらった命を、今度は息子に繋げるように、自ら身代わりになることを選びました。
動揺するエグジーに、キングスマンの候補生の教官だった時のように、マーリンは「感情に流されるな、任務を果たせ」と、エグジーを叱咤します。
そして、敵の注意を引き、ハリーとエグジーが潜入できるようにするために、歌を歌います。
その歌は「カントリー・ロード」。マーリンが好きなアメリカのカントリー歌手“ジョン・デンバー”の名曲です。
カントリー・ロードは故郷を思い描く歌。
ここが自分の死に場所と覚悟を決めたマーリンは、自分の故郷イギリスの“キングスマン”を思い描いて、この歌を全身全霊をかけて歌います。
マーリンが歌うことで入口にいた敵が集まってきました。
マーリンの最後の勇姿を目に焼き付けようとハリー、エグジーはマーリンを見つめます。
二人に合図をしたマーリンは敵を十分に引き付け、「カントリー・ロード」を歌い終わると装置に置いていた足を離しました。
すると、大爆発が起こり、アジトはパニックになりました。
そのマーリンが作ってくれた好機を無駄にしないように、エグジーとハリーはアジトに潜入開始します。
『キングスマン:ゴールデンサークル』本物のエルトン・ジョンと二人のガラハッドのアクションシーンがすごい!!
ド派手なエルトンジョンの代表曲「Saturday Night’s Alright For Fighting」にのせながら、戦闘シーンが始まりました!
まず、エグジーがボール(手榴弾)を投げてプレイボール!
ハリーがボール(手榴弾)をバットで撃つ!ボールは高く飛んでホームラン!
飛ばした先は大爆発!(笑)
このシーン、ホントに好きです(笑)
ド派手なエルトンジョンも自分を助けに来てくれたことを知って、テンションが上ります。
護衛を殴って、走ってからの飛び蹴りをお見舞いしてと、すごい暴れまくるエルトン・ジョンが見れるのでこのシーンは貴重ですね♪
Fワードが多いエルトン・ジョン、本当に口が悪い(笑)
敵を倒してご満悦なエルトン・ジョンがかわいいです〜(笑)
厚底ブーツに羽根つきのド派手な衣装のエルトンジョンにも注目です!
キングスマンのガジェットの傘は、“バーファイト”でもお馴染みですが、エグジーの持ってるカバンはなんと銃やロケットランチャーやマシンガンと変幻自在に変わり、カバンを開くと盾にもなって、しかもマジックミラー仕様なので敵の位置が的確にわかるという優れた代物なんです!
ガンバトルだけでなく、エグジーの激しいアクションシーンに夢中になります!
キレッキレの画面ど真ん中にくるアクションシーンは『キングスマン』の見どころですね〜!
いよいよポピーがキングスマンの二人の前に姿を現します。
この続きは、次回Vol.7でご紹介させていただきます。
どうぞ、お楽しみに♪
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました(*^_^*)❤
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