いよいよ物語のクライマックスに差し掛かってきた『キングスマン:ゴールデンサークル』。
前回の【Vol.4】では、ヴィランのポピーアダムズのだした条件をのむように見せかけて、この機に乗じて麻薬中毒者を一掃させようとするアメリカ合衆国大統領の企みが露呈されました。
本当にこのまま、救う道はないのでしょうか?
また戦線に復帰するも不安要素が残るハリー/ガラハッドは、エグジーとステイツマンのウイスキーと上手く連携をとって活躍することができるのでしょうか?
早速、『キングスマン:ゴールデンサークル』のあらすじ解説&感想をネタバレ満載でご紹介します♪
『キングスマン:ゴールデンサークル』ネタバレありのあらすじ解説&感想【Vol.5】
これまでの『キングスマン:ゴールデンサークル』は【Vol.1】〜【Vol.4】で詳しく紹介しています。
こちらも是非ご覧になって、『キングスマン:ゴールデンサークル』の復習にお役立てください♪
『キングスマン:ゴールデンサークル』ガラハッドは2人?
アメリカ合衆国大統領の策略は、実はステイツマンに筒抜けだったのです。
大統領執務室に設置してある“ステイツマン”ウイスキーには仕掛けがあり、なんとそこには小さなマイクがつけられていて、そこでの会話はステイツマン本部に全て聞かれているのでした。
これもステイツマンのスパイガジェットなんですね〜。
大統領の会話を聞いたステイツマンのリーダーであるシャンパンは、「感染者たちは法を犯したが人間だ」と「テキーラも有能でいい奴だ」と呟きます。
しかし、ウイスキーはシャンパンに「個人的感情は禁物」と口を挟みます。
「感染者を救うのは我々だけだ」とシャンパンは諭しますが、このシャンパンとウイスキーのやり取りを冷静に見ていたハリー/ガラハッドが、ウイスキーにとんでもないことをするのですが、それはもう少し後になってから判明します。
シャンパンとウイスキー、それに二人のガラハッドは今後の作戦を立てます。
解毒剤はポピーが持っているので、ポピーが隠れているアジトを探し出し、解毒剤を奪って分析して解毒剤をコピーする計画を立てます。
ハリー/ガラハッドがこの計画を話している時に、シャンパンが口に含んだウイスキーを壺らしきものに吐き出しているんですが、あれはどういうことかというと、シャンパンは元アルコール中毒者で、そのため現在はアルコールは飲まずに口に含んで吐き出すという行為をしているそうなんです。
大統領の発言を聞いて、シャンパンは飲まなきゃやってられないと感じたんでしょうかね〜。
でも、体内にアルコールを入れることはできないから結局吐き出したということですね。
その時、エグジーが発信機を仕掛けたクララがチャーリーに電話したことで、解毒剤の在り処を知ることができました。
クララにも顔に青い筋ができていたのです。
この任務にはエグジー/ガラハッドとウイスキーで当たるようにとシャンパンから言われましたが、エグジーはハリーは“ブレイン”だからと同行することを要求し3人で現地(イタリアのスキー場にあるラボ)へ向かいました。
ハリー/ガラハッドはスキー場の麓の操作室から、エグジーとウイスキーは山頂にあるラボへ向かいます。
ハリー/ガラハッドはまだ本調子には戻っておらず、操作室の人物を気絶させるにも一苦労。未だにハリーの視界に蝶が舞う幻覚も現れていました。
しかし、ハリーは自分に「ハリー・ハートはスーパースパイ」と念じるように独り言を言います。
できると思いこむことって大事ですよね!ハリーはイメージトレーニングをしているんですね(笑)
山頂についたエグジーとウイスキーは、ようやくラボの入口のドアを開くことができ、中にいた人物にエグジーは解毒剤を取りに来たと伝えます。
エグジーがシンガポールの“ウー・ティン・フェン”かどうか尋ねられた時、そこにいたチャーリーに声をかけられます。クララもそこにいて、エグジーはクララに「フェスでのことは秘密に」と言って、チャーリーを怒らせます。
そして逃げる直前にエグジーはこっそり解毒剤を1本持ち去ります。
エグジーの手癖の悪さが役にたちました。
追いかけるチャーリーから急いで逃げるエグジーでしたが、ゴンドラに乗ったエグジーとチャーリーに笑顔で手を振り、円型のゴンドラを高速回転させます。
やがて高速回転のゴンドラを繋いでいたケーブルが切れ、丸いゴンドラは急降下しながら雪山を滑り降りていきます。
カーリングの“ストーン”のような形状のゴンドラは斜面を勢いよく滑っていきます。
麓(ふもと)にある老人ホームへぶつかりそうになったのを、エグジーは空いた窓にウイスキーを押さえつけ、ウイスキーの背中にあるパラシュートを開き、間一髪で建物にぶつかる直前に止まることができました。
目の前にいた老人はあまりの驚きに「3週間ぶりにスッキリ出た」ということです(笑)
そして、ウイスキーのジャンプスーツにパラシュートが仕込んであるとは驚きでしたが、パラシュートが星条旗柄というのも“ザ・アメリカ”なステイツマンらしいですね(笑)
『キングスマン:ゴールデンサークル』ウイスキー無双再び!ハリーがウイスキーを撃つ?!
解毒剤を入手し、雪山の麓にある小屋でエグジーとウイスキー、ハリーは落ち合いました。
手に入れた解毒剤をエグジーが手にしていましたが、ハリーが小屋に入るや否や追っ手がやってきたことで、ウイスキーはエグジーを押します。
その拍子にエグジーは解毒剤を落としてしまいました。
その様子を静かに見つめるハリー。ハリーは何か気になることでもあるのでしょうか?
ウイスキーは攻め込んできた敵を相手に一人で立ち向かいます。
“バーファイト”とはまた違うウイスキーのガンアクションにも注目ですね。
ウイスキーは二丁拳銃に投げ縄(電磁式)とまさに西部劇のような戦いぶりを見せてくれます。
背中に目があるかのように的確に二丁拳銃で敵を撃ち、電磁波投げ縄で敵を真っ二つにしてしまいます!
“ウイスキー無双”であっという間に敵を倒してしまいました!
『#キングスマン:ゴールデン・サークル』で鮮烈な印象を残したのが、後の #マンダロリアン こと #ペドロパスカル。
#マシューヴォーン 監督はドラマ『ナルコス』でパスカルを観て「彼以外に考えられなかった」と、ウイスキー役に起用…その俳優選択眼は流石の一言❗ pic.twitter.com/XJmRIom0kp
— キングスマン (@kingsmanjp) December 13, 2021
ウイスキーが一人で敵を倒している間、ハリーはエグジーに“ウイスキーは敵”であることを告げます。
エグジーはハリーの突拍子もない発言に耳を疑います。
今も自分たちのために一人で戦ってくれているウイスキーに対してひどいですよね。
ハリーはまだ記憶喪失だった時の障害が残っているのでしょうか?
敵がいなくなり、エグジーとハリーの元へ戻ってきたウイスキーに向かってハリーはなんとウイスキーを撃ってしまいます。
エグジー同様、観客もびっくりです!!Σ(゚∀゚ノ)ノ
さらなる大勢で敵がおし寄せてきますが、ハリーはキングスマンのスパイガジェット“アフターシェーブローション”をおもむろに取り出し、窓の外へ投げます。
なんと敵は一掃されました。
そのころチャーリーはクララを残したまま、イタリアのラボを爆破してしまいます。
嫉妬に狂った元カレは怖すぎですよね〜。
もう解毒剤は手に入れることはできなくなってしまいました。
イタリアのラボは破壊されましたが、エグジーが聞いたシンガポールの“ウー・ティン・フェン”という人物の名が解毒剤を手に入れる唯一の手がかりでした。
そして、その人物から、カンボジアのある場所がポピーの居場所であると突き止めました。
エグジーは、ハリーが撃たれた時にジンジャーエールがしたように、ウイスキーの頭部をアルファジェルで処置してハリーとともに一旦退却します。
ハリーはなぜウイスキーの事を敵だと思いウイスキーを撃ったのでしょうか?
やはり、ハリーはまだどこかがおかしい状態なのでしょうか?ハリーを復帰させた自分を責めるエグジー。
それとも本当にウイスキーは敵であり、それをいち早く見抜いたハリー・ハートはスーパースパイなのでしょうか?
その答えは物語の最後に明かされます。
このショッキングな事件より、さらに追い打ちをかけるようにショックな出来事がエグジーを襲います。
連絡の取れなかった恋人、ティルデ王女からのテレビ電話に嬉しくて出たエグジーは愕然となります。
そこには、ろれつが回らずハイになった恋人の姿が、顔に青い筋がでているティルデ王女が写っていました。
急いで、事態をなんとかしようと飛び出していくエグジーと一緒にハリー、そしてマーリンも同行します。
行き先は、カンボジアのポピーのアジトへ。
いよいよキングスマンの3人が敵の本拠地に向かい、ヴィランのポピーアダムズを追い詰めて行く様子がこれから描かれていきます。
この続きは、【Vol.6】でご紹介させていただきます。
お楽しみに〜♪
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました(*^_^*)❤
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