『ヴェノムザラストダンス』あらすじ&感想ネタバレ!ヴェノムとエディはバディ解消?!「死が二人を分かつまで」最後ヴェノムはどうなる?

SF映画

前作『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』から3年経ち、最新作『ヴェノム:ザ・ラストダンス』が待望の劇場公開されました‼️

ヴェノム3部作の最終章と発表されている『ヴェノム:ザ・ラストダンス』には、タイトルの他に“’Til Death Do They Part”と示されています。

“’Til Death Do They Part”とは…「死が二人を分かつまで」という意味になるんですね。

この言葉は、結婚式での誓いの言葉に含まれていますが(TheyがUsに変わる)死が二人を分かつ⇒死ぬまで離れないという意味になります。

言い換えると、二人が離れるのは、どちらかが死ぬ時という意味になりますね。

『ヴェノム:ザ・ラストダンス』ではこれまで運命共同体として固い絆で結ばれた人間「エディ」とシンビオートの「ヴェノム」の活躍を描いていましたが、本作では最後2人はどうなってしまうのでしょうか?

“’Til Death Do They Part”この言葉が意味するものとは?

今回は『ヴェノム:ザ・ラストダンス』のあらすじを感想とネタバレ有りで詳しく紹介いたします。




  1. 『ヴェノム:ザ・ラストダンス』は『ヴェノム』シリーズ最新作!あらすじ&ネタバレ感想をわかりやすく解説!
    1. 『ヴェノム:ザ・ラストダンス』ネタバレありあらすじ解説①シンビオート創造主である暗黒の邪神「ヌル」が最大の敵!?
    2. 『ヴェノム:ザ・ラストダンス』ネタバレありあらすじ解説②黒の王ヌルは「コーデックス」を求めてヴェノムを狙う‼️シンビオートハンター「ゼノファージ」がヴェノムを追い詰める‼️
    3. 『ヴェノム:ザ・ラストダンス』ネタバレありあらすじ解説③エディとヴェノムはお尋ね者としてメキシコへ。コーデックスを探しにゼノファージの魔の手が迫る!!
    4. 『ヴェノム:ザ・ラストダンス』ネタバレありあらすじ解説④エディとヴェノムはゼノファージと特殊部隊に命を狙われる‼️風変わりなマーティン一家とラスベガスへ
    5. 『ヴェノム:ザ・ラストダンス』ネタバレありあらすじ解説⑤エリア51の秘密基地はシンビオートがいっぱい!マリガン刑事は生きていた?そこでシンビオートの恐ろしい秘密が明かされる!
    6. 『ヴェノム:ザ・ラストダンス』ネタバレありあらすじ解説⑥エディとヴェノムは友人チェンと再会!ヴェノムのダンスが止まらない!
    7. 『ヴェノム:ザ・ラストダンス』ネタバレありあらすじ解説⑦エディとヴェノムが囚われの身に!ゼノファージとシンビオートの運命をかけた最終決戦‼️
    8. 『ヴェノム:ザ・ラストダンス』ネタバレありあらすじ解説⑧ヴェノムと離れてしまったエディは、二人の約束の地ニューヨークへ。自由の女神を見つめるエディはヴェノムを忘れないと誓う。

『ヴェノム:ザ・ラストダンス』は『ヴェノム』シリーズ最新作!あらすじ&ネタバレ感想をわかりやすく解説!

これまでの『ヴェノム』シリーズは過去に2作品あります。

1作目は2018年公開『ヴェノム』、2作目は2021年公開『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』になります。

「ヴェノム」とは一体何か?また前作の『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』については、こちらで詳しく紹介しています。ぜひご覧ください!

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そして、ヴェノムシリーズ史上最大のスケールで描かれている3作目の『ヴェノム:ザ・ラストダンス』本作は一体どんなストーリーなんでしょうか?



『ヴェノム:ザ・ラストダンス』ネタバレありあらすじ解説①シンビオート創造主である暗黒の邪神「ヌル」が最大の敵!?

『ヴェノム:ザ・ラストダンス』始まりは、はるか彼方の宇宙にある惑星クリンターから。そこには、シンビオートの創造主である暗黒の邪神「ヌル」の姿がありました。

「ヌル」は宇宙で最も邪悪な神であり、暗闇世界の支配者なので別名“黒の王”とも呼ばれています。

そのシンビオートの神である黒の王「ヌル」は太古の昔、シンビオートの反乱によって惑星クリンターで囚われの身となっていたのです。

 

『ヴェノム:ザ・ラストダンス』ネタバレありあらすじ解説②黒の王ヌルは「コーデックス」を求めてヴェノムを狙う‼️シンビオートハンター「ゼノファージ」がヴェノムを追い詰める‼️

黒の王「ヌル」は幽閉されている惑星クリンターから脱出するためには“コーデックス”が必要でした。

ヌルの目的は、“コーデックス”を手に入れてここを脱出し、自分を幽閉したシンビオートに復讐すること、さらに世界を征服することを企んでいました。

“コーデックス”とは、エディとヴェノムが完全に一体化し、エディの外見がヴェノムの完全体の姿になったときに現れるものになります。
“コーデックス”はシンビオートが宿った生命体が一度死んで、シンビオートによって蘇生された時に生成されるものです。
エディは1作目の『ヴェノム』でライオットと戦った際に一度死んでしまいますが、ヴェノムがエディを蘇えらせたためコーデックスが生成されていたのです。
この“コーデックス”を探して、黒の王「ヌル」は宇宙に向けてシンビオートハンターの「ゼノファージ」を放ちます。
「ゼノファージ」とは、シンビオートハンターになります。
シンビオートがドラゴンになったような見た目をしていて(ヴェノムより格段にグロテスク)シンビオートの天敵と呼べる存在の生物になります。
また「ゼノファージ」はシンビオートだけでなく、人間も捕食する巨大モンスターなんですね。
本当に見た目が恐ろしい、それがシンビオートハンター「ゼノファージ」です。
その恐ろしい「ゼノファージ」が“コーデックス”=エディとヴェノムを捜索しにエディとヴェノムがいるメキシコへやって来るのです。



『ヴェノム:ザ・ラストダンス』ネタバレありあらすじ解説③エディとヴェノムはお尋ね者としてメキシコへ。コーデックスを探しにゼノファージの魔の手が迫る!!

エディとヴェノムは前作のカーネイジとの戦いの後メキシコにいました。そして、二人はひょんなことからマルチバースの世界に足を踏み入れていました。

再び元の世界へ戻ってきたエディとヴェノムは、以前いたサンフランシスコには帰りたくても帰ることはできませんでした。

なぜならエディとヴェノムは、カーネイジとの戦いに巻き込まれ命を落としたマリガン刑事の殺害に関与しているとの容疑をかけられており、エディは指名手配されていたからです。

そして、エディとヴェノムは、サンフランシスコには戻らずにエディが行きたい場所であるニューヨークに行くことを決め、メキシコからニューヨークに向けて出発します。
メキシコにいる間、ヴェノムが“食事”した時(ここでの食事は悪者の頭部)に、地球に飛来していたゼノファージがヴェノムの存在に気づきます。
エディが見えている状態だとゼノファージには感知されないのですが、ヴェノムの姿を一部だけでなく完全に表している時にはゼノファージはヴェノムの存在に気づきます。
さらにゼノファージはヴェノムが完全体で姿を表している時に、ヴェノムの体内に“コーデックス”の存在していることに気づきます。
こうしてヴェノムにゼノファージからの魔の手が迫るのですが、ヴェノムとエディを追いかけているのはゼノファージだけではありませんでした。



『ヴェノム:ザ・ラストダンス』ネタバレありあらすじ解説④エディとヴェノムはゼノファージと特殊部隊に命を狙われる‼️風変わりなマーティン一家とラスベガスへ

エディとヴェノムはニューヨークに向けて飛んでいる飛行機にいました。正しくは、飛行機の外。エディが飛行機にくっついて飛行機と一緒に飛んでいたのです(笑)

エディは『ミッション・インポッシブル』のトム・クルーズばりに奮闘しますが、耐えきれずヴェノムが完全体になった時に、突如ゼノファージが現れ、ヴェノムを攻撃します。戦いは飛んでいる飛行機の上の空中戦でした。

ヴェノムがゼノファージの攻撃をかわし逃げている途中で、今度はエディとヴェノムは特殊部隊からの攻撃を受けました。

この特殊部隊はエイリアン(シンビオート)の研究をしているエリア51の秘密基地にいる軍人でした。

特殊部隊は、その隊長であるストリックランド隊長の指揮でヴェノムは捕獲して基地へ持ち帰り、エディはその場で殺害するというミッションを行おうとしていました。

そこにゼノファージが追いつき、エディ/ヴェノムと特殊部隊とゼノファージの三つ巴の戦いへと発展してしまうのです。

この時、エディと分離してしまったヴェノムはエディを追いかけながら川を下る途中で出くわす様々なものに乗り移っていきます。

魚になったり、カエルになったり、ヴェノムは馬にもなったり瞬時に生き物に乗り移る驚くべき能力があるんですね〜。

映画のエンドロールで、ヴェノムが憑依した生き物もたくさん紹介されるのでお楽しみに♪

エディとヴェノムは危機から逃れ、歩いていた先に一風変わった家族がいました。

その家族はマーティン一家。マーティン一家はエリア51付近でエイリアンを見たいと車で旅をしていました。

エディはニューヨークに向かう予定でしたが、マーティン一家がラスベガスまでなら乗せることができると申し出、マーティン一家の旅にエディも加わることになりました。



『ヴェノム:ザ・ラストダンス』ネタバレありあらすじ解説⑤エリア51の秘密基地はシンビオートがいっぱい!マリガン刑事は生きていた?そこでシンビオートの恐ろしい秘密が明かされる!

エディとヴェノムを襲った特殊部隊はエリア51の秘密基地の軍人でストリックランド隊長が編成した極秘チームでした。

エリア51というのは地球上で捕獲したエイリアンやシンビオートを研究している軍事施設です。

そこには、数々のシンビオートが研究されており、前作『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』でカーネイジに殺された「マリガン刑事」の姿もありました。

マリガン刑事はシンビオートによって生きながらえていたのです。

そこでマリガン刑事に寄生しているシンビオートが驚きの事実を語ります。

それは…悪の王ヌルがシンビオートの手によって幽閉されているが、もしヌルがコーデックスを手に入れたらヌルは自由の身となり、世界に大いなる破滅をもたらすことになるということ。

さらにマリガン刑事に寄生しているシンビオートがこう告げます。

ヌルが手に入れようとしているエディとヴェノムが持っているコーデックスを消滅させるには、エディかヴェノムのどちらかが死ぬしかないということを。



『ヴェノム:ザ・ラストダンス』ネタバレありあらすじ解説⑥エディとヴェノムは友人チェンと再会!ヴェノムのダンスが止まらない!

エディとヴェノムはラスベガスまでヒッチハイクで拾ってくれたマーティン一家と一緒でした。

マーティンはエイリアンに魅了されている一風変わった男で、彼の家族を連れてエイリアンに遭遇するのを夢見てエリア51まで車を走らせていました。

マーティン一家はラスベガスに到着後、エディと別れ際、靴を無くしたエディにサンダルとお金を少し渡してくれました。

マーティン一家はとても情に熱い家族でした。そしてビーガンでした。

マーティンの息子の「リーフ」は家族でエイリアンを見に行く旅についていっていますが、本当は自分はエイリアンが怖いから会いたくないと本音をエディに漏らします。

両親が楽しんでいる旅に水を差さないよう、リーフは自分の気持ちを隠していたんですね。とても優しい子ですね〜。

エディはリーフを安心させるために、エイリアンはいないと言います。

そして、リーフは親から禁止されているチョコレートを隠し持っていて、それをこっそりエディにあげました。

ちなみにチョコレートはヴェノムの大好物です。



★豆知識★

シンビオートの大好物は人間の脳です。それは脳にある神経伝達物資フェネルチルアミンが好物だから。しかしこの物質はチョコレートからも抽出できる。 なのでヴェノムはチョコレートが大好きなんです。

そしてラスベガスでエディはドレスコードに合わせてタキシードを新調し(強引な手法で)、ラスベガスのカジノへいざ出陣!

エディはマーティンからもらったなけなしのお金を一気にヴェノムモードでスロットですってしまいました。

落胆の色が隠せないエディ。その時、聞き覚えのある声が歓声をあげます。

その声の持ち主はエディとヴェノムの良き理解者であり友人の「チェン」でした。

サンフランシスコでコンビニ店を営んでいるチェンはたまたまラスベガスへ来ていたそうで、カジノで大当たりし、ホテルのペントハウスを借りていました。

ビギナーズラックがなかったエディと違って、チェンはギャンブル運を持っていたようですね。

そして再会を喜んでエディはヴェノムになり、チェンと一緒にダンスを楽しみました。





『ヴェノム:ザ・ラストダンス』ネタバレありあらすじ解説⑦エディとヴェノムが囚われの身に!ゼノファージとシンビオートの運命をかけた最終決戦‼️

ヴェノムがチェンと踊っているときはヴェノムの完全体の姿になっており、それによってゼノファージがヴェノムのありかを突き止めヴェノムに襲いかかってきました。

ゼノファージのヴェノム感知能力と移動スピードの速さに驚きです!

しかし、襲いかかってきたのはゼノファージだけではありませんでした。

エディとヴェノムをメキシコからずっと監視してきた特殊部隊も再び現れ、今度はエディとヴェノムは特殊部隊に囚われてしまいました。

エディが目覚めると、ヴェノムは自分の中にはいませんでした。

エディの前に死んだとされたマリガン刑事がいて、彼はエディにコーデックスを守るように警告してきます。ヌルを閉じ込めておかねばならないと。

そして、特殊部隊のストリックランド隊長がエディを殺害しにやってきます。

その時、研究員の「クリスマス」に寄生したヴェノムが姿を現します。

さらにゼノファージが現れ、研究所は大混乱に陥ります。



ゼノファージに対抗すべく、研究所にいるシンビオートは開放され、次々に研究員などに憑依してゼノファージと戦いますが、ゼノファージはシンビオートハンターですが、シンビオートだけでなく、人間も食す恐ろしいモンスターで、辺りは地獄絵図と化してしまいます。

エディと別れてからマーティン一家はエリア51の施設内にこっそり忍び込んでいました。

エイリアンにあれほど会いたかったマーティン一家は目の前のシンビオートとゼノファージの戦いを目の当たりにして驚きを隠せません。

エディは戦いの渦中にマーティン一家がいることに気づきました。

エディはマーティン一家を危うい状況をから救出しようとします。

そして、エディはマーティンの息子のリーフに、エイリアンはいないと嘘をついたけど、本当はいること。そして君らを助けるとヴェノムと一緒にリーフに伝えます。

不安がっているリーフにエディの横からヴェノムが顔を出し、チョコレートのお礼を言います。

エディとヴェノムのおかげで、もうリーフはエイリアンが怖くなくなったでしょうね。

マーティン一家の危機を救い、ゼノファージに立ち向かうエディとヴェノムとシンビオートと達。

しかし、物理的に破壊しても再生されるゼノファージには太刀打ちすることが難しく、戦うシンビオートの数はどんどん少なくなってしまいます。

さらにダメ押しのように、ゼノファージがなんと次から次へと現れてしまうのです。



ゼノファージ一体だけでも苦戦していた中、さらに何体ものゼノファージが現れるなんて万事休す!もうこのまま、なすすべはないのでしょうか?

その時、ヴェノムが身体を変形させて、自分の中にゼノファージを取り込んで吸収します。まさに“タコ”のような見た目になったヴェノム。

そして、ゼノファージを消滅させるために、ヴェノム自身も“ハイパー酸溶解”というシャワーを浴びて消滅しようとします。

その消滅前にヴェノムは自らエディを切り離し、エディの上に扉で覆ってエディを守るようにしたヴェノム。

ゼノファージ=ヌルが欲しがっているコーデックスを消滅させるには、エディかヴェノムどちらかが死ななければならない。

ヴェノムはエディを守り、自ら死ぬことを選択したのです。

「お前のことを忘れない。俺のことも忘れないでくれ。今だけサヨナラ。」

こう言い残し、ヴェノムはエディの前から消滅してしまいました。



『ヴェノム:ザ・ラストダンス』ネタバレありあらすじ解説⑧ヴェノムと離れてしまったエディは、二人の約束の地ニューヨークへ。自由の女神を見つめるエディはヴェノムを忘れないと誓う。

エディが目覚めるとそこはベッドの上でした。

そして部屋には一人の男が、その男はアメリカ軍の将軍で、エディが今回のエリア51での危機を救った働きを評価し、サンフランシスコにいた時のこれまでの事件はなかったことになりました。ただし、その恩恵はエディがエリア51の事件を一切他言しないという条件付きでした。

エディはお咎め無しで自由の身になりました。

エディはその後、ヴェノムと約束した地ニューヨークへ。

ニューヨークの街を歩きながら、これまでヴェノムと過ごしてきた思い出を振り返ります。

“リーサルプロテクター”として、一緒に戦い、喧嘩し、笑い、ビーチで夕焼けを眺めながら語りと、エディはヴェノムとの想い出を噛み締めます。

エディ同じように、見ている側も涙が止まらないシーンでした…(T_T)

とうとうエディは、自由の女神像が見える場所にたどり着きます。

ヴェノムがどうしても見たかった自由の女神像。

二人で一緒に見ることはできなくなってしまいましたが、エディの心の中にはヴェノムとの想い出は永遠に、これからも生き続けるでしょう。

エディは最後にこう呟きます。 「君のことは忘れない。」



こうして『ヴェノム:ザ・ラストダンス』最後のエンドロールを迎えます。

しかし、このエンドロールは、とーーーっても長いです。

約16分だそうです。

しっかり、ヴェノムの映画の余韻に浸ることができるので、最後までお楽しみください。

またエンドロール後もエピソードがあります!次この後どうなっていくかの伏線になるのかも?

ヴェノムとゼノファージの戦闘スケールのど迫力とヴェノムのダンスの臨場感はぜひ劇場で体感してくださいね(笑)

 

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました(*^^*)❤



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