前回の『キングスマン』のあらすじ紹介の続きになります。
不良だったエグジーがハリー/ガラハッドからのスカウトでキングスマンの候補生として奮闘していましたね。
果たしてエグジーは見事キングスマンの一員になることができるのでしょうか?
前回のあらすじはこちらから。ぜひご覧下さい!!
『キングスマン』完全ネタバレありであらすじ&感想!
まず、冒頭から本作『キングスマン』のヴィランが登場します。
場面は「エグジー」が登場する前に遡り、アルゼンチンの雪山の山頂にあるコテージへ。
そこにはアーノルド教授が拉致されており、そこへある人物が訪れます。
その人物は“キングスマン”のメンバーである「ランスロット」でした。
ランスロットはドアをノックすると、「砂糖を貸してもらえないかな?」と敵の意表を突き、部屋に侵入。あっという間にその場にいた者たちを倒していきます。
しかし、それもつかの間、義足のブレードを持つ女性にランスロットは体を真っ二つにされてしまいました。
たくさんの死体を隠すため、その女性は二階からシーツを運び、それぞれの死体をシーツで覆って隠します。
この女性はヴァレンタインの側近の「ガゼル」です。メディアなどでもヴァレンタインと常に行動をともにしており、ガゼルの脚は義足で、切れ味抜群です。
そしてガゼルはめちゃくちゃ強いんです!!
ガゼルが死体を全部見えないようにしてから、部屋の中に一人の男性が入ってきました。
その男は「リッチモンド・ヴァレンタイン」で、本作のヴィランです。
「ヴァレンタイン」を演じているのは、超名俳優のサミュエル・L・ジャクソンです。
サミュエル・L・ジャクソンは2011年には史上最高の興行収入を上げた俳優としてギネス記録を達成!
そして、2022年にはアカデミー名誉賞を受賞するという、まさに映画界のレジェンドです!!
サミュエル・L・ジャクソンについては、こちらで詳しく紹介していますので、ぜひご覧下さい!
後に恐ろしい計画を企てているのですが、ヴァレンタインは血が大の苦手で、血を一滴見ただけでも耐えられなくて吐いてしまう体質なんですね。
そして、ヴァレンタインがアーノルド教授を拉致したことは、ある恐ろしい計画を実現させるためだったのです。
このリッチモンド・ヴァレンタインはIT事業で成功した大富豪で、環境問題に関心を寄せているとメディアにも報じられている人物です。
ヴァレンタインの人気の高さから、ヴァレンタインのIT富豪の半生を描いた映画はヒットを飛ばし、映画賞の本命とされるほどなんです。
まさにカリスマ的な存在がリッチモンド・ヴァレンタインなんですね〜。
しかし、この頃から著名人が行方不明になるという不穏な事件が続いていきます。
これにも実は、ヴァレンタインが関与していたのです。
そして、ヴァレンタインはある人物に、アルゼンチンでアーノルド教授を救出しに来て、ガゼルに真っ二つにされた人物を聞き出します。
そして、ヴァレンタインは自身の思いや計画をそこにいる人物に打ち明けます。
「知っての通り、私が金に困ることはない。どこかの島に隠居しても会社が金を生む。地球救済事業はやりたいから始めたんだ。巨額を投じた研究や政界への説得をやめたのは、いくら努力しても地球を救えないからだ。そこでやっと気がついた。金は問題を解決できない。政治家という名のバカどもは、再選されることしか考えていない。そこで私は2年間本当の解決法を考えてきた。それを見つけたよ。世界をより良いものにしたいなら、これからする話に耳を傾けたほうがいい。」
その場所は、星条旗がはためくホワイトハウス。
ヴァレンタインの話を聞いていたのは、アメリカ大統領だと思われます。(後ろ姿はオバマ元大統領に似てる?)
余談ですが、この後ろ姿はオバマ元大統領なのか?と感じている人はたくさんいるようで、これに対して、マシュー・ボーン監督はこのように語っています。
「はっきりさせておきたいんですが、あれはオバマではありません。オバマを攻撃しようとするものではないです。これは全政治家に向けたものです。ヴァレンタインが権力を持っていたことを分かってもらう一番簡単な方法がホワイトハウスを登場させることでした。オバマのことを思い出させる誰かが必要だったんです。」
アメリカ大統領の象徴的な人物をマシュー・ボーン監督はオマージュとして使ったということだったんですね〜。
それにしても、アメリカ大統領に商談するくらいヴァレンタインがすごい大物だったということはこのシーンでもよくわかりますね。
“キングスマン”メンバーは仲間が亡くなると、皆(アーサー、ガラハッド以外は別の場所にいてメガネを装着したらその場にいるように見える)が集まり故人を偲んで献杯をします。
最後に献杯をしたのは17年前のリーアンウィンが亡くなったときでした。
ランスロットはアーサーも認める真のキングスマンでした。
そんなランスロットは、生前、生物兵器を開発中の組織を追っていました。2012年にウガンダ、2013年にチェチェンで、凶暴化した人々が虐殺するという悲惨な出来事がありました。
しかし、化学兵器などの使用は行われていません。
ランスロットはこれらの事件に関与しているある組織について追っており、その組織がアルゼンチンで誰かを拉致していたことを知って、単独で乗り込んだということだったのです。
ランスロットが最後に残したメッセージが、“被害者はアーノルド教授”というものでした。
アーノルド教授とは、天候変化の災害を予測して、地球の自己治癒という“ガイア理論”を提唱した人物だったのです。
ハリーはアーノルド教授に直接会うため、大学へ趣きランスロットが死亡した経緯を聞きます。
しかし、ハリー/ガラハッドは身内が殺されたことで感情的になり、ハリーはアーノルド教授に強く当たります。
耳を掴まれた教授が叫びだし、なんとハリー/ガラハッドの目の前で頭が爆発してしまいました!
部屋に入ってきた護衛から逃げるため、ハリー/ガラハッドはスパイガジェットの1つ、ライター型の手榴弾を置いて逃走します。
上手く逃げおおせたハリー/ガラハッドでしたが、顔面にたくさん爆発物を浴びてしまったため、すぐに意識不明の状態になってしまいます。
実は、アーノルド教授はヴァレンタインに拉致された際、首元に“チップ”を埋め込まれていました。
このチップが今回爆発してしまったのです。
アーノルド教授のチップが爆発したことは、すぐにヴァレンタインに知られます。
そして、ハリー/ガラハッドがアーノルド教授に言った言葉「私の同僚が死んだ」ということを聞いて、自分を追っている謎の組織について正体を探ります。
“キングスマン”は国家に属さない謎の諜報機関なので、正体を知られることはないんですね。
ヴァレンタインもKGB、MI6、モサド、北京とありとあらゆるところを調べても、ランスロットの素性はわからないままでした。
そして、ヴァレンタインはある計画をさらに進めていきます。
ヴァレンタインは自分の計画の支援者を募るため、自宅に各国の要人などを招き入れていました。
ヴァレンタインのカリスマ的魅力に賛同する人もいれば、その計画は狂っていると怒りをあらわにする人物も。
そして、自分の計画に反対するものは、捕えて監禁してしまいます。
著名人の疾走はヴァレンタインの計画を反対した人物たちだったのですね。
スカンジナビア王家のティルデ王女は、計画に反対したので捕えられてしまいましたが、スウェーデンの首相は計画に賛同し、アーノルド教授と同じように首に(耳の根本から首にかけてのあたり)チップを埋め込まれてしまいます。
アーノルド教授の爆発物を浴びてしまったハリー/ガラハッドはずっと意識不明状態でしたが、ほどなく意識が回復します。
そして、ハリー/ガラハッドはエグジーを呼びます。
エグジーはパグのJBと一緒に現れました。
エグジーのパグはJB と名付けられましたが、JBはスパイ映画の主人公のジェームズ・ボンドやジェイソン・ボーンではなく『24』の“ジャック・バウワー”の頭文字だったのです!
JBの名前の由来を尋ねたアーサー同様、私もそっちか〜と思いました。
エグジーはJBの訓練は順調で、候補生としての成績もいいので、ハリーの目に狂いはなかったということですね。
そこへ、マーリンがやってきて、アーノルド教授の爆発について調べた結果を教えられます。
爆発の原因は首に埋め込まれたチップであり、ハリー/ガラハッドはメガネを掛けているのですが、そのメガネはカメラにもなっていて、そのカメラに反応して起動し、結果爆発したということなんです。
すごい高性能なチップですね。
ハリー/ガラハッドは任務中はメガネをかけていますが、それはただのメガネではなく、カメラにもなり、またあらゆる情報を集めることのできるキングスマン(スパイ)専用メガネなんですね〜。
またこのチップのIPアドレスがヴァレンタインの会社であるという情報を掴みます。
ちょうどその日、ヴァレンタインは、メディアに向けてある製品発表をします。
それは、フリーSIMカードの発表でした。
あらゆる人々に無料のSIMカードを配布するというもの。どんな携帯やパソコンでも使えて、ヴァレンタイン社の通信ネットワークを無料で使用できるという。しかも永久に。
こんな夢のような話あるんでしょうか?
そして、誰もが魅力に感じ手に入れたくなる、このSIMカードこそ、ヴァレンタインの考える恐ろしい計画を実行するための手段だったのです。
この製品発表の時のビデオから、ヴァレンタインの助手の首元にチップ埋め込みの形跡が見れたことで、ハリー/ガラハッドはヴァレンタインに直接探りを入れるため会いに行きます。
ハリー/ガラハッドは“Mr.デヴィーア”という人物に化けてヴァレンタイン邸を訪れます。
変装はせず、タキシード姿のガラハッドです。
ヴァレンタインはデヴィーアのために予定された晩餐会を中止し、2人だけになるようにしました。
ヴァレンタインはデヴィーアとマクドナルドの夕食を共にしました。
まさか、運ばれてきた夕食がマクドナルドなんて…。全く似合ってなかったです(笑)
ハリー/ガラハッドはヴァレンタインについて探りを入れますが、とくに収穫はなかったものの、実は、逆にヴァレンタインから調べられていたのは、ハリー/ガラハッドの方だったのです。
ヴァレンタインはハリー/ガラハッドにワインの中に追跡ジェルを入れていました。
その追跡ジェルは、対象者の動きを24時間追跡できるというもの。
キングスマンのガジェットだけでなく、ヴァレンタイン側もすごい高性能なものがいろいろあるんですね〜。
追跡ジェル…製品化されたら大変なことになりそうですねΣ(゚∀゚ノ)ノ
ハリー/ガラハッドがヴァレンタイン邸で調達できた情報は“サウスグレード教会”に関する資料のみでした。
サウスグレード教会アメリカのケンタッキー州にある教会で、この教会は人種差別的集団であることからFBIが監視しています。
このサウスグレード教会で大量虐殺という信じられないことが起こるのはもう少し後になってからです。
そして、その中心人物にハリー/ガラハッドがなっていることも、この時にはハリー/ガラハッドは知る由もありませんでした。
キングスマン候補生として奮闘しているエグジー、ロキシー、チャーリーの三人は次の課題へ。
それは、眠りから覚めたら、なんと線路にくくりつけられていて、電車が来ると脅されたとしても“キングスマン”の組織の秘密を厳守できるかを問われたものでした。
エグジーとロキシーは最後の最後までキングスマンについて話すことはありませんでしたが、チャーリーはすぐにキングスマンの組織について話してしまったことで脱落します。
ランスロットの席は残された2人に絞られました。
こんな極限でも、固く口を閉ざさないといけないくらい“キングスマン”という組織のことは決して口外してはいけないんですね。
そしてマーリンはエグジーに「君の父親もここまで来た」と言います。
エグジーはこの先、自分の父親を超えられるのでしょうか?
その頃、ヴァレンタインは着々と計画実行を勧めていました。
SIMカードの電磁波を起動するのに、ガゼルはスイッチでいいと言いますが、ヴァレンタインは“これはとてつもなく危険な機械”として、生体認証(左手の掌紋)で起動させるようにします。
起動している時間は左手をパネルに置いているときだけというもの。
ヴァレンタインも自分の計画が、とんでもなく恐ろしいものであるということを、よくわかっているんですね。
間違って押したりしないように、自らがパネルに手をおいてるときにしか、恐ろしいものが作動しないようにと。
キングスマン候補生として奮闘してきたエグジーにとって、最大の試練が訪れます。
それは、自分の相棒であるパグのJBを撃つという命令。
候補生となったエグジーのそばにずっと一緒にいたJBは、もはやエグジーにとってかけがえのない家族と同じでした。
上官の命令は絶対で、必ず遂行しなければいけませんが、結局エグジーはJBを撃つことができず、そこで家に帰るように言われます。
その場にいたアーサーはエグジーができないだろうと思っていたと言います。
アーサーはエグジーの父親と同様に、エグジーもキングスマンになれないと、たかを括っていたんですね。
一方、ロキシーはエグジーができなかったことをなし得て、晴れて「ランスロット」を引き継いだのです。
家に帰ったエグジーは母に出迎えられますが、母の顔に痣があることを見つけ、義理父のディーンに会いに行きます。
しかし、その乗っていた車はキングスマンの施設から乗ってきたもので、その車はなんとタブレットで遠隔操作ができる最先端のもので、ハリーが操作し、エグジーを乗せたまま自動運転でハリーの自宅まで向かいます。
最終試練で、エグジーが犬を撃てずにいたことを責めるハリーでしたが、ここでエグジーに種明かしをします。
実は銃は実弾ではなく、空砲であったので撃たれても犬は死ぬことはないこと、また最初の課題で溺死したと思われた候補生は実は死んでいないこと。
ハリーはエグジーに“人を救うためには犠牲を出す覚悟が必要である”ということを悟しました。
真実を知って悔やむエグジーは、ハリーに謝罪しますが、ハリーは任務のためすぐに家を離れなければならず、ハリーはエグジーに帰ってから話そうと言います。
ヴァレンタインの考える計画のテストが教会であると聞き出したハリー/ガラハッドは、サウスグレード教会があるアメリカのケンタッキー州へ向かいます。
サウスグレード教会では、人種差別を掲げる牧師に信者が賛同し、異様な空気に包まれていました。
そしてハリー/ガラハッドもそこにいて、ヴァレンタインは教会から少し離れた民家でチャンスの時を、今か今かと待ちわびていました。
ハリー/ガラハッドが席を外そうと立ち上がると隣にいた女性に阻まれたので、その女性を逆なでするような教会の教えとは反する言葉を口にして歩き出します。
ちょうど、その時ヴァレンタインは装置を起動させ、教会内は携帯電話から鳴る異様な音がこだましました。
そしてハリー/ガラハッドは常軌を逸し、おもむろに銃を取り出すと、その女性に向けて発砲しました。
そこから、教会内にいた人々はみな凶暴化してしまい、場内は大乱闘となります。
ハリー/ガラハッドは冷静さを忘れ、キングスマンの巧みな戦闘技術で手当たり次第、人を抹殺していきます。
このコリン・ファースが演じるハリー/ガラハッドの教会での暴動シーンはあまりに過激すぎて、映画『キングスマン』がR指定の映画になっていることもうなずけますね。
ポップな音楽とは裏腹に中で行われているのは、大量虐殺なのです。
ヴァレンタインのSIMカードは信号が発生すると持っている人が凶暴化するというものでした。
しかし、SIMカードを持ってない人でも近くにいると影響されるということがこの“教会のテスト”ではっきりしました。
文字通り皆殺しにしてしまったハリー/ガラハッドは、やっと正気に戻ります。
信じられない面持ちで教会から出ると、そこにはヴァレンタインの姿がありました。
ハリー/ガラハッドは自分に何が起きたかをヴァレンタインに尋ねます。
ハリー/ガラハッドが自制を失い、自分の意志で全員を殺してしまったことに。
ここでヴァレンタインは答えます。
ハリー/ガラハッドに起きたのは、神経信号を用いて、攻撃本能を活性化させ、抑制本能を止めたというものでした。
(これの影響を受けないようにするには頭にチップを埋め込むことで解決するんですね。だから、ヴァレンタインは自分の支持者にはこれに巻き込まれないようにチップを埋め込んでいるのです。それと、このチップは超高温に発熱する機能も持っていて、もし裏切りがあったら爆発するようにもなっています)
その後、ヴァレンタインはハリー/ガラハッドの頭を撃ち抜きます。
ヴァレンタインは教会のテスト成功を確信したことで、全世界でSIMカード発信するパーティーを行うことを決めます。
エグジーはハリー/ガラハッドの様子を最初から見ており、ハリーが撃たれたことに大きなショックを受けていました。
やがて、エグジーはハリーのことを思い出しながら、“キングスマン”へやってきます。
“キングスマン”にいたアーサーに、エグジーはハリーに起きたこと、ヴァレンタインが企てていることを話しますが、アーサーはハリーが集めた証拠を捜査当局に渡して任務完了と伝えます。
アーサーはエグジーをガラハッドの席へ招き、ガラハッドのために献杯するよう持ちかけますが、エグジーは見つけてしまったのです。
アーサーの耳から首にかけて傷がありました。
そう、ヴァレンタインに賛同したものに埋め込まれるチップを入れた時の傷だったのです。
アーサーがヴァレンタイン側についてると気付いたエグジーはアーサーの目を盗んで、アーサーと自分のグラスを取り替えます。
さすがエグジー、手癖の悪さが自分を救うことになるなんて〜!
このグラスですが、アーサーはエグジーにこっそり毒をもっていました。
アーサーはヴァレンタインを支持していたのです。
アーサーはエグジーにもヴァレンタインの計画に賛同するよう呼びかけます。
アーサーはヴァレンタインのことを「将来“人類を救った男”と呼ばれるだろう。」このように話していました。
ヴァレンタインという男は優れたカリスマ性のある人物なんですね!アメリカ合衆国大統領に、各国の要人や、キングスマンのリーダーのアーサーまで支持にまわすなんて!
エグジーがアーサーの提案を断ると、アーサーは毒薬の起動スイッチを押しました。
そして、アーサーは自分が盛った毒で死んでしまいました。
“キングスマン”に残されたのは、エグジーとマーリンと、現ランスロットのロキシーです。
誰が裏切り者かわからない状態なので、この3人で戦うことを決めます。
マーリンは、敵の衛星を妨害して信号を一時的に止め、再開するまでに、メインシステムを完全に停止させることを計画として話します。
そして、ロキシーが敵の衛星をミサイルで破壊させるために上空高く飛んでいきます。
エグジーはアーサーになりすまして会場に潜入するように指示し、マーリンは機内で支持を出す係に。
SIMカードが起動されるV(ヴァレンタイン)デーが迫る中、エグジーはオーダースーツに身を包み、新生ガラハッドとしてヴァレンタインの計画阻止するために会場に乗り込みます。
ロキシーの任務は見事成功しますが、エグジーの前には以前のキングスマン候補生のチャーリーがいて、エグジーの素性が敵にバレてしまいます。
エグジーは、巧みに敵からの攻撃を避け、またヴァレンタインも計画をなんとか成し遂げようとします。
とうとうエグジーとマーリンは敵に囲まれてしまい、いよいよ逃げ場がなくなってしまいます。
その時、エグジーが機転を利かせ、首に埋め込まれたチップを起動できるかマーリンに言ったことでマーリンがチップの起爆に成功、エグジーとマーリンは難を逃れます。
しかし、ヴァレンタインの計画はそのまま続行され、全世界中で暴動が発生。
エグジーの前にはヴァレンタインの側近のガゼルが、ガゼルは相当強く、義足の切れ味抜群のブレードにエグジーはヴァレンタインの元へ行くことができませんでしたが、とうとうガゼルを倒し、ヴァレンタインの恐ろしい計画を終わらせることに成功します。
そして、エグジーは捕えられていたティルデ王女の部屋へシャンパン持参で駆けていきます。
世界の平和を救ったエグジー。エグジーが救わないといけない人はまだ残されていました。
それは、自分の母親で、DVを振るう義理父ディーンから救い出すためでした。
パブにいた、母親と義理父と子分たち。エグジーはすっかり英国紳士らしくスーツで決めていました。
エグジーはもう無職ではなく、表向きは高級テーラーの仕立て職人であり、世界の平和を守る秘密結社“キングスマン”の立派なエージェントなのです。
そんなエグジーに向かって、義理父は以前と変わらない態度で接しますが、子分たちは、エグジーが以前のハリーのように見えたようで、恐ろしいものを見るようにエグジーを見つめます。
そして、エグジーは言います。ハリーが発していたあの言葉を。
「Manners maketh man」(礼儀が人間を作るんだ)と。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました(*^_^*)❤
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