ジョンウィック犬2匹目犬種はピットブル!選んだ理由と名前は?ビーグルのデイジーがかわいそう。ドッグ・フーも映画の見所!

アクション映画

大人気アクション映画『ジョンウィック』シリーズの幕開けは、ジョンウィックの愛する妻の残した形見の愛犬が殺されてしまったことからジョンウィックの壮大な復讐劇として始まりました。

映画『ジョンウィック』では、ジョンウィックの癒やしにもなり、共に敵を倒す良きパートナーにもなる犬はとても存在感が大きいですね。

今回は、毎回『ジョンウィック』でジョンウィックだけでなく、観客の癒やしの存在にもなるジョンウィックに出演する犬について詳しくご紹介します。



『ジョンウィック』シリーズについて…

映画『ジョンウィック』シリーズは2014年に公開された『ジョンウィック』、2017年『ジョンウィック:チャプター2』、2019年『ジョンウィック:パラベラム』そして2023年『ジョンウィック:コンセクエンス』とこれまでに4作品映画化されています。

『ジョンウィック』はシリーズの回数を重ねるにつれて、ジョンウィックのアクションシーンもより過激に進化していきます。

ジョンウィックシリーズについては、こちらで詳しく紹介しています。どうぞご覧ください!

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ジョンウィック1匹目の犬:デイジー(ビーグル)。かわいそうな結末になる?

伝説の殺し屋から足を洗い、愛する妻と幸せな時間を過ごしていたジョンウィック。

しかし、ジョンウィックの幸せは長くは続きませんでした。

ジョンウィックの妻は病に侵されてしまい、この世を去ってしまいました。

愛する妻を失い、途方に暮れ落ち込むジョンウィックの元に愛らしい犬がやってきました。

それは、死期が迫っていることを悟った妻ヘレンが、自分がいなくなって落ち込んでいるジョンウィックにこの犬がジョンウィックの生きる希望になって欲しいとヘレンがジョンウィックに用意していたプレゼントだったのです。



最愛の妻を亡くしたジョンにとってこの犬「デイジー」はヘレンであり、唯一の家族であり、かけがえのないものだったんですね。

ヘレン自身は病に侵され帰らぬ人となってしまいましたが、デイジーはジョンウィックのそばにいてくれました。

そんなデイジーを突然殺されたジョンウィックの怒り、憎しみは計り知れません。

そして、復讐の鬼へと変わり、伝説の殺し屋が更に憎しみを倍増させて殺した相手に迫ります。

そこからジョンウィックの新たな伝説が始まったんですね。

このジョンウィックの「デイジー」は、「アンディ」という名前で、約生後8週くらいのときに撮影されたそうですよ。

犬種はビーグルで、あの“スヌーピー”のモデルになったワンちゃんですね〜。



ビーグルはウサギ狩りで活躍したハウンドの子孫だそうです。嗅覚が非常に優れていることから、検疫探知犬として空港で活躍している犬でもあるんですね。

ビーグルは協調性が高く、素直で穏やかな性格の持ち主で、好奇心旺盛で遊ぶのが大好きなんだそう。

このような犬なら、ジョンウィックと上手くやっていけるとヘレンは思ってデイジーを選んだんでしょうか?

ヘレンからのメッセージを読んで、こらえきれなくなって泣いてしまったジョンウィック。

大柄なジョンウィックが犬の顔がよく見えるように大事そうに抱えていたシーンがとても印象的でした。

ジョンウィックと一緒に寝たり、車で出かけたりとずっとそばにいてくれたデイジー。本当にかわいい❤

それなのに、デイジーは突然の悲劇に襲われてしまいます。

かわいそうな結末に涙が溢れてしまいました。

ジョンウィックのデイジーは以前「アンディ」という名がつけられていたそうなんですが、映画出演後は「ウィック」と改名されたんだとか。



デイジーこと「ウィック」はもともとは、キム・クラフスキー&アニマル・アクターズ・インターナショナルという施設で訓練されていた犬で、『ジョン・ウィック』出演後は施設の代表者キムの友人の家族に譲渡されて、ウィックは新しい家族からとても愛されて暮らしているようですよ。

『ジョンウィック』の映画では、デイジーが悲惨な死を遂げてしまい見ている側も辛く、とてもかわいそうでしたが、実生活ではウィックは、家族に愛され健やかに人生、犬生を謳歌しているようで本当に良かったですね。

デイジーを殺され復讐の鬼となってしまったジョンウィック。

復讐をやりとげ、全てが終わったジョンウィックは2匹目の犬と運命的な出会いをします。



ジョンウィック2匹目の犬:犬種ピットブル、名前は?選んだ理由は?

映画『ジョンウィック』の終盤で、ロシアンマフィアのボス「ヴィゴ」を倒したジョンウィック。

満身創痍の状態のジョンウィックは、近くにある施設に侵入します。

そこには、ゲージに犬がそれぞれ入れられており、おそらく犬の保護施設だと思われます。

そこで、ジョンウィックは動物用の薬品や器材で応急処置を行っていました。

その時小さな鳴き声が聞こえて、1匹の犬が目に留まったジョンウィックは、その犬をゲージから出して「もう大丈夫だ」と声をかけます。

そしてジョンウィックはその犬と一緒に歩きだし、夜の闇へと消えていきました。



このジョンウィックがしたことは、勝手にゲージから犬を出して連れ去ったことは普通なら犯罪行為ですよね。

しかし、飼い犬から捨てられこの施設に来ていた犬なら家族がいなくて孤独で、引き取り手が見つからなければそのままここで死を待つだけ。

愛犬デイジーを目の前で殺害されてしまったジョンウィックには、この犬が死んでしまうという残酷な事実を受け入れることができず、デイジーの分までこの犬には生きて欲しいと願い、ジョンウィックは2匹目の犬を家に連れて帰るためにゲージの扉を開いたのではないかと思うんですね。

このジョンウィックと一緒に歩いているジョンウィックの2匹目の犬の犬種はピットブルです。

ピットブルはアメリカン・ピット・ブル・テリアで称してピットブルと呼ばれています。

ひたむきさがあり、飼い主にとても忠実、任務への高い集中力のあるお利口な犬なんですね。



ジョンウィックの2匹目の犬はとってもお利口ですよね〜!

またピットブルは闘犬として有名ですね。

ピットブルの歴史は、1870年頃に闘犬用としてイギリスからきたスタッフォードシャー・ブル・テリアと現在は絶滅している闘犬用のブルドッグを交配してアメリカで生まれたそうです。

世界最強の闘犬で、ひたむきに、集中して任務をこなす…ジョンウィックが犬になったのがジョンウィックの2匹目の犬ピットブルだったんですね!

そんな世界最強の闘犬ピットブルが、『ジョンウィック』ではジョンウィックの2匹目の犬が飼い主のジョンウィックの膝の上に顔を乗せて寝ていたり、ジョンウィックの顔をこれでもかというくらい舐め回すシーンが、映画の中の癒やしポイントになっています〜(笑)



このジョンウィックの2匹目の犬ですが、驚くことにこの犬の名前はないんです!

何故なんでしょうか?それに対して、ジョンウィックことキアヌ・リーブスはこのように語っています…

あの犬は何て名前なのかって聞かれることもありますね。でも彼は「いい子だ」とか「犬」と言うだけで。犬は犬だから、名付けの必要はないんです。

ジョンウィックの2匹目の犬は犬だから、名付けの必要はないとは…

ジョンウィックは殺し屋の世界に戻ることで人としての感情は希薄になり人間味がなくなっていってしまったのでしょうか?



それに対して、ジョンウィックのキアヌ・リーブスは…

彼はずっと戦っていて、あの犬はジョンの人間性の象徴なんですよ。あの犬が、彼を(人間として)地に足付けさせている。劇中、ゼロとジョンが話すシーンがありますよね?そこに犬がやってきて、ジョンの顔を舐める。その時のジョンは、ウィンストンを殺さなくてはいけない状態でしょう。だからあのシーンのジョンは、愛情の余地などない、ただの殺し屋なんです。そこに犬が来て、顔を舐めるんですよ。ジョンは嫌そうにしているけど、犬は「人間でいて!自分を失わないで!」って訴えているんですよ。

そしてゼロが「俺とあんたは同類だ」と言うでしょ。「同じじゃない」、「同じさ」、「違うね」と問答する。そしてジョンが立ち上がると、ゼロが「俺たちは同じ殺しの達人」と言う。それを犬(=ジョン・ウィックの人間性)は座って聞いて、待っているんですよ。ゼロも待っている。

そこから、(人としての)ジョンと(殺し屋としての)ジョン・ウィックが移動する。彼は、ジョンになるのか、それともジョン・ウィックになるのか。まさにウィンストンのセリフですよ。「誰として死にたいのか」です。そして彼が選んだのは、ジョンです。だからウィンストンを殺さなかった。ウィンストンと共に戦うんだと。ウィンストンがジョンの闘志に火をつけてね。



あのジョンウィックの2匹目の犬の存在が、ジョンウィックの人間性を保つ役割をしていたんですね。



『ジョンウィック』に出てくる3番目の犬 撃たれた?!死んだ?生きてる?「ドッグ・フー」で大活躍!!

ジョンウィックの3作目『ジョンウィック:パラベラム』では、ジョンウィックの2匹目の犬ピットブル以外にも犬が登場します。

それは、ジョンウィックが誓印を渡した相手「ソフィア」の犬です。

ジョンウィックの誓印についてはこちらで詳しく紹介しています。ぜひご覧下さい!

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このソフィアの犬は、ベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノアという犬種です。

ベルギー原産の大型犬になります。

ベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノアは、使命感が強く、とても賢く集中力もあるため、訓練が得意です。そのため警察犬や軍用犬、盲導犬としても活躍しています。
穏やかな性質で、家族を守ろうとする忠誠心が強く、特に子どもにやさしいことでも知られています。

飼い主のソフィアを守るため、犬たちが敵に立ち向かう姿はとても勇ましく、ソフィアの指令を的確に守り、とてもかしこい犬だなーと感じました。

犬が撃たれてしまうところは本当にかわいそうで。

ソフィアが大激怒して反撃に出る気持ちはとてもよくわかります!!



撃たれた犬は防弾ベストを着ていて、撃った弾がベストくっついていて、犬は気絶していただけのようでした。

犬は立ち上がってジョンとソフィアと一緒に戦います!

犬が生きてて本当に良かったです〜!

犬を撃った相手は犬に大事なところを噛まれてしまって、痛そうですが、自業自得ですね〜。

『ジョンウィック』ではジョンウィックの戦うスタイルが従来にはないユニークさが特徴的!

  • 銃とカンフーを融合させた“ガン・フー”、
  • 車とカンフーを掛け合わせた“カー・フー”、
  • ナイフとカンフーをミックスさせて“ナイ・フー”、
  • 犬が戦う新しいジャンル“ドッグ・フー”

こんなにも種類があるんですね!ガンアクションはもちろんのこと、ジョンウィックのカーアクションも凄まじい迫力です!

さらに3作目の『ジョンウィック・パラベラム』では、ドッグ・フーも加わって、アクションシーンがてんこ盛りです!!



この3作目の犬たちを扱う「ソフィア」を演じるハル・ベリーは、実際にハル・ベリーが犬たちにトレーナーのように指示をだして動けるように、数ヶ月にわたって、ファイト・シーンや銃のリハーサルの後に犬との訓練に励んでいたそうなんです。

3作目の「ドッグ・フー」を繰り出す最強の犬たちが活躍する『ジョンウィック・パラベラム』では犬たちとの信頼関係を築くことが、このハル・ベリー扮する「ソフィア」の役柄としては一番重要な部分なんでしょう。

ハル・ベリーがドッグトレイナーとしてのトレーニングを積み重ねて、ハルベリーのトレイナーとしてのスキルは…

「スクリーン上では犬たちが実際にハルに従っていた」ほどの向上をみせたとか。「(犬たちは)トレイナーの方は見ていなかったんです。とても面白かったですよ」。

とチャド・スタエルスキ監督は語っています。

3作目の『ジョンウィック・パラベラム』での、犬たちの戦いぶりも見どころの1つです。

ぜひ、3作目では「ドッグ・フー」の迫力を、ハル・ベリーの言う事をよく聞くお利口な犬たちを楽しんで『ジョンウィック』を見てくださいね。



『ジョンウィック』に出てくる4番目の犬 敵だったのが味方に?

4作目『ジョンウィック:コンセクエンス』でも犬の活躍、「ドッグ・フー」を見ることができるんですね!

ジョンウィックには、懸賞金がかかっており、ジョンウィックの高額の賞金を狙った殺し屋・Mr.ノーバディことトラッカー(追跡者)がジョンウィックの後を追っています。

トラッカーの横にはいつも愛犬がいて、このトラッカーの犬が超強いんですね。

ジョンウィックにとってはトラッカーは敵になるので、この犬にとってもジョンウィックは敵になるんですが、この犬のことをジョンウィックが助けたことで、ジョンウィックには敵意を抱かず、後にジョンウィックのピンチを助けてくれるようになります。



ジョンウィックの2匹目の犬は、ジョンウィック3作目『ジョンウィック:パラベラム』の終盤、ジョンウィックをホームレスの格好をした人物が、地下犯罪組織のトップ「バワリーキング」の元へ、倒れていたジョンウィックを運んでいる時に2匹目の犬は一緒について来てきました。

2匹目の犬は、きっとジョンウィックの側にいたいんですよね〜。

でも、これからジョンウィックの復讐の旅は世界を股にかけるので、ジョンウィックは2匹目の犬を一緒に連れてはいけなくなります。

そんな2匹目の犬をジョンウィックの代わりに側にいてくれているのはバワリーキングです。

2匹目の犬はジョンウィックから、あの時連れ出されなければすぐにも死んでいたのかもしれません。

2匹目の犬はジョンウィックとともに生き、ジョンウィックがいなくなってからはジョンウィックの信頼を寄せる人物が側にいてくれるようになったので、2匹目の犬は今は幸せに暮らしているんでしょうね。



犬だからこそ、忠義を果たす。

今回は、ジョンウィックの犬たちについてお伝えしてきました。

犬は人間の一番そばにいる動物で、主人の言う事を従順に聞き、それを守る特別な動物であると思います。

愛情を注いだら、それ以上の愛を返してくれる存在なのが、犬。

ジョンウィックでは、犬の賢さや、従順さ、勇敢さに改めて気付かされました。

次回作でも、ワンちゃんの登場はあるのでしょうか?

ジョンウィックが生きていて、次回作が続きますように…

 

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました(*^_^*)❤



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