鬼才マシュー・ボーン監督の名前が一躍有名になった映画『キングスマン』。
スパイ映画の常識をブッ飛ばす、キレッキレのノンストップ・スパイアクション!『キングスマン』
『キングスマン』は過去に3作品公開されています。ただ、タイトルにナンバリングされているわけではないので、観る順番がちょっと迷ってしまいそうですよね。
今回は、映画『キングスマン』を見る順番や、時系列がどうなっているのか、キャストは誰かなど『キングスマン』のキホンのキを簡単にご紹介します。
まだ『キングスマン』を見たことのない人は『キングスマン』がどういう映画かを、ざっくり知ることができ、『キングスマン』を見た方には、この映画がどういう映画だったかを順番に振り返る復習にもなるので、どうぞご覧ください(^^)
『キングスマン』順番は?最初はどの順番から観る?
映画『キングスマン』は、マーク・ミラーとデイブ・ギボンズによるコミック『キングスマン:ザ・シークレット・サービス』が原作となっています。
『キングスマン』3部作ともマシュー・ボーン監督が手掛けています。
まず1作目の『キングスマン』(2015年公開)
続いて2作目『キングスマン:ゴールデンサークル』(2018年公開)
そして3作目『キングスマン:ファーストエージェント』(2021年公開)
以上の3作が現在まで公開された『キングスマン』の順番になります。
そして、観る順番は、ずばり公開された順になります!
まずは1作目の『キングスマン』を観ることで、キングスマンという存在を知り、キングスマンの訓練候補生だった主人公“エグジー”が、映画の終盤大活躍します。
映画『キングスマン』とは…
ロンドンにある高級スーツ店キングスマン。その実体は、どの国にも属さない最強スパイ集団のアジトだった。そんな中、チームの一員が殺害されて新人をスカウトすることになったエリートスパイの男は、元エージェントの父を持つ街の不良少年に声をかける。
ここから壮大な『キングスマン』の物語は始まるんですね〜。
『キングスマン』のあらすじについて、詳しくはこちらから。ネタバレありです!!
『キングスマン:ゴールデンサークル』は『キングスマン』の1年後を舞台に、1作目から大きく成長した“エグジー”の活躍を観ることができます。
3作目の『キングスマン:ファーストエージェント』は2作目の続編ではなく、キングスマンの誕生秘話を描いている作品になります。キングスマンの前日譚になるんですね。
『キングスマン』では様々な名言がありますが、それについてもこの『キングスマン:ファーストエージェント』を観ることで、「あー、そういうことだったんだ!」とわかることもいろいろとありますよ〜。
『キングスマンファースト・エージェント』から『キングスマン』への繋がりや名言については、こちらで更に詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください!
『キングスマン』順番は時系列の順番ではない?
時系列でみると、キングスマン誕生秘話を描かれている『キングスマン:ファーストエージェント』が順番では一番古いです。
時は1914年 第一次世界大戦前の時代が舞台になっています。
1作目、2作目と順番通りに『キングスマン』を観てきたのなら、キングスマンゆかりのものなどが出てきてそれを3作目とリンクすることができますね。
Sharp wits, sharp knives, and sharp suits. See #TheKingsMan only in theaters December 22. Tickets now on sale: https://t.co/n12WWyNZsM pic.twitter.com/WsmbBbWn32
— The King’s Man (@KingsmanMovie) December 8, 2021
ですが、正直この3作目『キングスマンファースト・エージェント』はこれまで『キングスマン』を観たことのない人でも、この『キングスマン:ファーストエージェント』は誰もが知る歴史の上に成り立っていることもあり、世界の動向の陰に隠された出来事をキングスマンと絡ませることによって、より真実味が強く描かれていると感じることができるので、一度も『キングスマン』を見たことのない方でも、この『キングスマン:ファーストエージェント』は見応え抜群です!
『キングスマン:ファースト・エージェント』では、第一次世界大戦前が舞台になりその時の歴史上の人物もたくさん登場してくるので、世界史の勉強にもなりますよ〜(笑)
主役の「オーランド・オックスフォード公」(レイフファインズ)のアクションシーンや演技も素晴らしいのと、息子の「コンラッド」(ハリス・ディキンソン)が戦場の第一線で戦っている戦闘シーンは迫力満点でした!!
「オックスフォード公」演じるレイフ・ファインズはほとんどのアクションシーンも自分で演じたということで、本当にすごいですよね!!
「オックスフォード公」の最後の決闘のシーンとかアクションシーンが満載なので、見ごたえたっぷりです!
「オックスフォード公」演じるレイフファインズについてはこちらで詳しく紹介しています。ぜひご覧ください!
息子の「コンラッド」演じるハリスディキンソンはこちらでどうぞご覧ください!
また、最凶のヴィラン、怪僧「ラスプーチン」との戦闘シーンはコサックダンスを舞いながら、戦うんです!!
まさにモハメド・アリのように「蝶のように舞い、蜂のように刺す」という感じで、「ラスプーチン」扮するリス・エヴァンスのアクションシーンがすごすぎます!
「ラスプーチン」がずっとくるくる回っていて、度肝を抜かれてしまいました(笑)
オックスフォード公と息子のコンラッドが「ラスプーチン」に翻弄されながらも力を合わせて戦います。ファイティングシーンは必見です!!
実は、この怪僧「ラスプーチン」は実在の人物だったんです!
この「ラスプーチン」については、こちらで詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください!
『キングスマン』順番でキャストは変わる?
3作目の『キングスマン:ファーストエージェント』はキングスマンの前日譚なので、ここに出てくる人物は、第1作目、2作目には出てこないです。
2作目は1作目の1年後の舞台設定になるので、主要メンバーはそのままに、新たに敵、味方ともに新しいキャストが加わります。
『キングスマン』キャスト
- ハリー・ハート/ガラハッド(コリン・ファース)
- アーサー(マイケル・ケイン)
- ゲイリー・“エグジー”・アンウィン(タロン・エガートン)
- マーリン(マーク・ストロング)
- ガゼル(ソフィア・ブテラ)
- リッチモンド・ヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソン)
- アーノルド教授(マーク・ハミル)
- ロキシー(ソフィー・クックソン)
- チャーリー(エドワード・ホルクロフト)
- ミシェル(サマンサ・ジャヌス)
- ディーン(ジェフ・ベル)
- スウェーデン首相(ビョルン・フローバルグ)
- スウェーデン王女(ハンナ・アルストロム)
- ランスロット(ジャック・ダベンポート)
『キングスマン:ゴールデンサークル』
- ハリー(コリン・ファース)
- ポピー(ジュリアン・ムーア)
- エグジー(タロン・エガートン)
- マーリン(マーク・ストロング)
- ジンジャー(ハル・ベリー)
- エルトン・ジョン(〈本人役〉エルトン・ジョン)
- テキーラ(チャニング・テイタム)
- シャンパン(ジェフ・ブリッジス)
- ロキシー(ソフィー・クックソン)
- ウイスキー(ペドロ・パスカル)
- チャーリー(エドワード・ホルクロフト)
『キングスマン・ファーストエージェント』
- オーランド・オックスフォード公(レイフ・ファインズ)
- コンラッド・オックスフォード(ハリス・ディキンソン)
- ショーラ(ジャイモン・フンスー)
- ポリー・ワトキンズ(ジェマ・アータートン)
- グリゴリー・ラスプーチン(リス・エバンス)
- イギリス国王ジョージ5世/ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世/ロシア皇帝ニコライ2世(トム・ホランダー)
- キッチナー伯爵(チャールズ・ダンス)
- モートン(マシュー・グード)
- エリック・ヤン・ハヌッセン(ダニエル・ブリュール)
- マタ・ハリ(バレリー・パフナー)
- ガブリロ・プリンツィプ(ジョエル・バズマン)
- フェリックス・ユスポフ(アーロン・ボドボス)
- アーチー・リード(アーロン・テイラー=ジョンソン)
- アレクサンドラ皇后(ブランカ・カティチ)
- ウッドロウ・ウィルソン(イアン・ケリー)
以上が『キングスマン』3作のキャストになります。
『キングスマン』の主人公はコリンファース扮するエリートスパイの「ハリー・ハート」です。
コリンファースについてはこちらで詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください!
1作目、2作目のキングスマンでは「ハリー」(コリンファース)と「エグジー」(タロンエガートン)の二人の活躍が主に描かれていますね〜。そして、どちらにも出演している「マーリン」(マークストロング)はキングスマンになくてはならない陰の立役者です。
マークストロングついてはこちらで詳しく紹介しています。どうぞご覧ください!
1作目のヴィランは「リッチモンド・ヴァレンタイン」(サミュエル・L・ジャクソン)で、表向きは世界が直面する環境問題を懸念している慈善家かつ大富豪。しかし裏では恐ろしい計画を企てているテロリストです。
サミュエル・L・ジャクソンについてはこちらで詳しくご紹介しています。ぜひご覧下さい!
このヴァレンタインの個人秘書兼右腕の女性が「ガゼル」(ソフィアブテラ)です。ガゼルの両脚にはブレード付きの義足がつけられています。とても強く、キングスマンにとって手強い相手になります。
『キングスマン』順番の2作目はヴァレンタインに匹敵するとんでもない悪役が出てきます。
その名は「ポピー」(ジュリアン・ムーア)。ゴールデンサークルという組織のリーダーです。ある恐ろしい目的を果たすことを画策しています。
また2作目はキングスマンが壊滅してしまい、同盟を結んでいるアメリカのスパイ組織“ステイツマン”と協力して悪に立ち向かいます。
2作目には「エグジー」(タロンエガートン)がその人に扮した映画『ロケットマン』の主役の人物“エルトンジョン”が本人役で登場しています!
「エルトンジョン」も『キングスマンゴールデンサークル』でキレッキレのアクションシーンを披露しています!
「エルトンジョン」のド派手な衣装にも注目ですよ〜!
タロンエガートンについてはこちらで詳しく紹介しています。ぜひご覧ください!
『キングスマン』順番でシリーズはどう繋がっていく?
キングスマンは前日譚の『キングスマン:ファーストエージェント』の映画の終盤、今のキングスマンの組織を作ったところから始まります。
発起人は、コードネーム:アーサーことオックスフォード公(レイフ・ファインズ)です。
このコードネームはアーサー王伝説に登場する円卓の騎士から取られています。
キングスマンのコードネームについてはこちらで詳しく紹介しています。ぜひご覧下さい!
キングスマンのエージェントのコードネームは「ガラハッド」、「マーリン」、「パーシヴァル」、「ランスロット」、「ベディヴィア」、そして「アーサー」です。
この初期に作られたコードネームは、1作目2作目も使用されていますね。
そして、2作目からの続きが次回作(現段階で撮影開始はまだ)に繋がり、ファーストエージェントの3作目の続きもその後を連想させる終わり方(公開後すぐ、同作の続編企画が存在している)だったので、今後は『キングスマン』は2つの時代を描いていくものになりそうです。
キングスマンの物語は縦にも横にも広がっていって、その渦はどんどん大きくなっています。
これからどんな風に『キングスマン』旋風を巻き起こすのか、『キングスマン』の今後にも目が離せません!!
また今後も『キングスマン』について情報発信をさせていただきたいと思います!
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました(*^_^*)❤
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