『週刊ヤングジャンプ』にて2006年9号より連載スタートした原泰久の漫画『キングダム』。
中華統一を果たした秦の始皇帝とそれを支えた武将李信、この二人の主人公を中心に度重なる困難や逆境を乗り越え、天下統一を目指す歴史スペクタクル漫画の『キングダム』は2024年5月現在72巻発行されています。
72巻？？巻数の多さだけでも、『キングダム』はかなりの超大作漫画であるということがわかります。
そして、この『キングダム』は…
第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞。『キングダム』累計部数は2023年11月17日の70巻発売をもって集英社青年誌初の1億部を突破。2020年12月に発売された60巻をもってシリーズ初の初版100万部を達成。
このように、『キングダム』はとんでもないくらいの快挙を成し遂げている漫画になります。
漫画『キングダム』の勢いは更に増しTVアニメでも第5シリーズ放映されており、そして満を持して『キングダム』は実写映画化されることになりました。
『キングダム』は秦国の孤児という低い身分の「信」と若き王「嬴政（えいせい）」の二人の少年が成長を遂げていく物語になります。
『キングダム』の主人公「信」の憧れの人物である秦国の大将軍“秦の怪鳥”こと「王騎」はとてつもなく強く偉大な人物なんです。
『キングダム』の漫画やアニメでは「王騎」は、相当大きい身体で描かれていますが、実写版映画では「王騎」を演じれるそんな大きい俳優なんているのかな〜と私はキャスティングに注目していました。
実写映画『キングダム』で「王騎」にキャスティングされたのは、大沢たかおでした。
大沢たかおというと、モデル経験のあるスラッとした細身の身体をイメージしていますが、映画『キングダム』を見た時、大沢たかおの今までのイメージがガラッと変わってしまいました。
肉体改造をしてパンプアップした大沢たかおの筋肉がとってもマッチョで、「王騎大将軍」へと変わっていたのです。
今回は、『キングダム』で「王騎」を身体だけでなく、独特な笑い方も見事に演じた大沢たかおについて、詳しくご紹介します。
大沢たかおは若い頃モデルから俳優・歌手に。元妻は広瀬香美。ジェットストリームやナレーションも務める。
大沢たかおは1968年3月11日生まれの2024年現在56歳です。
大沢たかおは56歳にはとても見えませんよね〜。若いです！
大沢たかおは東京生まれで3人兄弟の末っ子として生まれました。
大沢たかおは、歌手でもあるんですが、音楽は高校の時にバンドを組んでいてベースを担当していた経験があるそうです。
大沢たかおが歌手活動をしていたことがあったとは、私は知りませんでした。
大沢たかおの今は離婚した元妻は歌手の広瀬香美であることは有名ですね。
大沢たかおの魅力の“声”は歌うこと以外にもナレーターとして活躍しています。
大沢たかおの声は、数多くのドキュメンタリー番組のナレーションで聞くこともできますし、中でも深夜ラジオ番組“JET STREAM（ジェットストリーム）”では、大沢たかおは第五代機長として11年間ナレーションを務めました。
このラジオ番組“JET STREAM（ジェットストリーム）”ではパーソナリティの事を男性は“機長”と呼ぶそうです。ちなみに女性なら“キャビンアテンダント”だそうです。
しっとりと心地良い音楽にのせて、大沢たかお機長がゆっくり優しく語りかけるように話すこの番組“JET STREAM”は深夜のドライブや仕事のお供に聞いていた方も多いのではないでしょうか？
現在の“JET STREAM”の機長は福山雅治が務めています。
ファンには至福の時間ですね〜！
大沢たかおは、大学在学中にスカウトされ、モデルデビューします。
大沢たかおは若い頃からイケメンだったんですね！
大沢たかおは『MEN’S NON-NO』を始めとするファッション誌やパリコレクションでも活躍するようになります。
大沢たかおはモデル経験を経て、テレビCM に出演、やがて俳優デビューを果たします。
大沢たかおはテレビドラマ『君といた夏』や『若者のすべて』、『星の金貨』など人気ドラマに出演し、大沢たかおの名前がさらに知られるようになりました。
私は『星の金貨』のドラマが大好きでした！毎週楽しみに見ていた記憶があります。こんなに不幸が続くのかと、ハッピーエンドに終わってほしいと願っていました。
大沢たかおはその後も数々のテレビドラマで活躍してきましたが、2000年以降は活動の場をテレビドラマから映画へとシフトチェンジしていきます。
大沢たかおは英語が堪能。スティーブンセガールと共演！ハリウッドデビューを果たしていた!?
大沢たかおは、実は海外志向が高く英語を話すことができるんです。
大沢たかおは、若い頃モデル活動をしていた時にパリコレクションに出演していたこともありますが、大沢たかおは俳優に転身してからも仕事やプライベートで数多くの国を訪れた経験があるそうです。
また、大沢たかおは仕事が一区切り着いたらよく休暇をとって海外旅行をしているのですが、旅行といっても長期滞在で数ヶ月行くそうです。
しかも一人で。
日本語が通じない海外で、普通の暮らしをしたいと言う大沢たかお。
このような状況下だと必然的に英語を話せないと生活するにも不便になるので、英語の上達も著しく早くなることは想像できますね。
こうして大沢たかおの英語力は身についていきました。
そして、2005年公開の『イントゥ・ザ・サン』で主演のスティーブン・セガールと共演し、大沢たかおはハリウッド映画デビューしました。
日本を代表するハリウッド俳優といえば、真田広之です！『ジョンウィック』での活躍はとてもかっこよかったですね〜！
真田広之については、こちらで詳しく紹介しています。ぜひご覧くださいね。
大沢たかおと同じ、もしくはそれを上回る英語が堪能な俳優といえば、真っ先に思い浮かべるのは鈴木亮平ですね！
『シティーハンター』の「冴羽獠」がハマり役な鈴木亮平は英検1級の持ち主で、大沢たかおと同じく旅行好きで世界遺産が好きになり、世界遺産検定1級も取得！テレビ番組の『世界遺産』のナビゲーターも務めています。
鈴木亮平については、こちらで詳しく紹介しています。ぜひ、ご覧ください！
大沢たかおはテレビドラマ『JIN-仁-』で賞レース総なめに！
その後も大沢たかおは映画に数多く出演します。
大沢たかおは映画を中心に活躍してきましたが、2009年にテレビドラマ『JIN-仁-』で8年ぶりにお茶の間に復活します。
テレビドラマ『JIN-仁-』とは…
幕末の江戸にタイムスリップした脳外科医・南方仁が苦難の末にペニシリンを製造するなどして、人々の命を救う姿を描いたヒューマンドラマ。
大沢たかおが出演したこの『JIN-仁-』は、大ヒットドラマになりました。
この大沢たかお主演の『JIN-仁-』はもともと続編予定はなかったそうですが、多くの続編を望む声に答える形で第二期も製作されました。
第二期の『JIN-仁-』はまだ放送前から世界80か国での放送が決定していたんですって！！
ほぼ全世界ですね！南米以外の80カ国だそうです！
本当に『JIN-仁-』は人気のドラマでしたね！とんでもない大人気ドラマです！！
しかし『JIN-仁-』は映画化はされないと明言しています。
最終的にこの『JIN-仁-』は高い評価を受けて、2011年2月現在で国内外で33の賞を受賞しました。
大沢たかおの『JIN-仁-』は賞レースを総なめにしました。
とんでもない大ヒット作になった大沢たかお主演のドラマ『JIN-仁-』。
今度は、大沢たかおは、とんでもない大ヒット漫画の実写映画『キングダム』に出演することになります。
大沢たかおの「王騎」はすごい！『キングダム』役作りで肉体改造した筋肉ムキムキな大将軍の腕組みに釘付け！
2019年公開の実写映画『キングダム』。大沢たかおは『キングダム』で主人公「信」の目指す憧れの大将軍「王騎」を演じます。
「信」役を演じるのは、若手実力派俳優の山﨑賢人です。
山﨑賢人については、こちらで詳しく紹介しています。ぜひ、ご覧ください！
この「王騎」という大将軍を演じるため、大沢たかおは自分の身体を「王騎」に近づけるため役作りで肉体改造をし、パンプアップした筋肉ムキムキなマッチョな身体へ大変身を遂げます！
大沢たかおの二の腕の太さにびっくりです〜！
大沢たかお扮する「王騎」将軍は、腕組みをするシーンが漫画でよく出てきますが、大沢たかおの鍛え上げられた二の腕がしっかり披露されていてとても印象的でした！
大沢たかおは『キングダム』の「王騎」将軍の役作りのため、1作目では15キロ増量、2作目の『キングダム2 遥かなる大地へ』ではさらにパンプアップして、20キロ以上の増量をしたんだそうですよ！！
20キロ以上筋肉が増えるなんて〜！見た目はすっかりマッチョな大沢たかおになってしまいましたね。
これだけ、短期間で肉体改造を成し得るなんて、大沢たかおは相当過酷なトレーニングをしていたんでしょうね。
大沢たかおは肉体改造はトレーニングにプラスして…
「今回この役をいただいて漫画の王騎は人間を超えたような存在だったので、さすがにこれは自分でも無理かなと思いましたが、すぐにトレーニングを始めて、プロテインも普通に飲むわけじゃなくてアイスクリーム、生クリーム、そこにシリアルを入れたものを１日３回飲んだりして、恐怖と隣り合わせになりながら20キロの増量をしました」
大沢たかおは恐怖と隣合わせでトレーニングと甘いもの摂取していたんですね！
大沢たかおの俳優魂にあっぱれです！
しかし、衣装担当の方泣かせだったようで…
大沢たかおの「王騎」将軍の衣装を製作し、上がってくるのが1ヶ月近くになるそうなんですが、その間も大沢たかおはトレーニングを続けているので、衣装が仕上がり試着するともう、その衣装より身体が大きくなってしまっていて、作り直すということが何度もあったようなんです。
第３作目の『キングダム 運命の炎』では、大沢たかおの衣装は４回も作り直すことになったんだとか。これには衣装代が４倍もかかってしまうので、どれだけ筋肉を大きくするか見越してから衣装を作ったようです。
衣装部の方、本当にお疲れさまでした（笑）
映画『キングダム』は何作ある？時系列は？最新作 『キングダム 大将軍の帰還』で大沢たかおの王騎は有終の美を飾る?!
映画『キングダム』は2024年公開作品を含めて4作品となります。
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- 2019年 『キングダム』
- 2022年 『キングダム2 遥かなる大地へ』
- 2023年 『キングダム 運命の炎』
- 2024年 『キングダム 大将軍の帰還』
『キングダム』は公開順が時系列通りになりますので、ぜひ公開順にご覧になることをお勧めします。
主人公「信」が武功を上げて、どんどん活躍していく姿に思わず応援したくなります！
大沢たかお扮する「王騎」将軍も作品を増すごとにパンプアップしてさらに大きくなって行く様子も感じられますね。
第4作目『キングダム 大将軍の帰還』は夏に劇場公開されました。
最新作『キングダム 大将軍の帰還』公開前にテレビでは『キングダム』の特番が放映されました！番組の内容はこちらでご確認ください♪♪
「王騎将軍」から今度は大沢たかおは一体どんな役で、私達を楽しませてくれるかこれからも大沢たかおの活躍に期待しています！
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました(*^^*)❤
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