従来のアクション映画のイメージをぶち壊し、型破りなアクションシーンが満載の映画『ジョンウィック』。
『ジョンウィック』の手に汗握る迫力満点のアクションシーンに観るものは『ジョンウィック』の世界に自然と引きずり込まれてしまいます。
アクション映画好きなら、誰もがトリコになってしまう、それが『ジョンウィック』ですね!
戦闘シーンがあまりにも激しすぎるため、この『ジョンウィック』はシリーズ通してR指定映画となっています。
この大人気映画『ジョンウィック』はシリーズ化されており、現在までに4作品公開されています。
今回は『ジョンウィック』シリーズの見る順番やそれぞれの作品について詳しくご紹介します。
『ジョンウィック』順番はどうなっているの?
映画『ジョンウィック』は2014年に初めて劇場公開されました。
2017年に続編『ジョンウィック:チャプター2』、2019年には3作目の『ジョンウィック:パラベラム』、2023年の最新作4作目『ジョンウィック:コンセクエンス』と現在まで4作品が公開されています。
『ジョン・ウィック』シリーズの主演は全て、キアヌ・リーブスが「ジョンウィック」を演じています。
監督はチャド・スタエルスキが務めています。
キアヌ・リーブスとチャド・スタエルスキは以前にもタッグを組んでおり、それはキアヌ・リーブスの代表作となり、大ヒットした作品『マトリックス』でチャド・スタエルスキはキアヌ・リーブスのスタントマンだったんです!
このときからチャド・スタエルスキ監督とキアヌ・リーブスの間に信頼関係が芽生えたんですね。
俳優とスタントマンは映画製作の上で、いうなれば“光と影”の関係ですよね。
その時は一心同体といっても過言ではないと思います。
『マトリックス』は『ジョンウィック』と同じくシリーズ化されているので、キアヌ・リーブスとチャド・スタエルスキの二人は長い時間“光と影”のように一緒にいることで、お互いの信頼関係を積み重ねていったんでしょうね。
『マトリックス』もマーシャルアーツを用いた戦闘シーンが多いので、『ジョンウィック』はその『マトリックス』のアクションシーンをベースにさらに激しく、よりリアルに戦闘シーンがバージョンアップされているように感じます。
そして、チャド・スタエルスキ監督は、スタントマンからハリウッド大作での第二班監督として実績を積み、本作『ジョンウィック』で映画監督デビューを果たしました。
スタントマン出身のチャド・スタエルスキ監督は、『ジョンウィック』でなによりこだわったのはアクションシーンですね!
『ジョンウィック』の戦闘シーンには、格闘技に銃やナイフ、カーアクションに犬まで戦うそのアクションシーンのバリエーション豊かな組み合わせの格闘スタイルが斬新です!!
また『ジョンウィック』のアクションシーンが余計なカット割りがなく、長い時間しっかり見せてくれるので、とても見応えたっぷりで、ジョンウィックワールドに思わず引き込まれてしまうんですね〜。
「ジョンウィック」ことキアヌ・リーブスはチャド・スタエルスキ監督について…
「もう17、18年くらいのつきあいで、心から信頼している。チャドたちは千葉真一さん、三船敏郎さん、黒澤明監督など、日本の映画の影響を多分に受けている。日本こそ、アクション映画の発祥地だから」
キアヌ・リーブスがこう語るほど、チャド・スタエルスキ監督の日本愛は強く、『ジョンウィック:パラベラム』、『ジョンウィック:コンセクエンス』では、日本をオマージュしたシーンが所狭しとでてきますよ〜。
4作目の『ジョンウィック:コンセクエンス』では、とうとう舞台が日本の大阪になります。
実際の大阪とは違う…(笑)
そして、「大阪コンチネンタル・ホテル」の支配人で、ジョンウィックの旧友である「シマヅ・コウジ」役を日本代表ハリウッド俳優の真田広之が演じています。
真田広之についてはこちらで詳しく紹介しています。ぜひ、ご覧ください!
さらにこちらで真田広之が演じた「シマヅコウジ」について詳しくご紹介しています。どうぞ合わせてご覧ください♪♪
日本の描かれ方はさておき、アクション好きにはたまらない、キアヌ・リーブスのハードボイルドなジョンウィックに惚れ惚れしてしまいます!
1作目の『ジョンウィック』を見てしまったら、もうジョンウィックのトリコになること間違いなしです!
ぜひ、ジョンウィック沼にハマってみてくださいね〜。
『ジョンウィック』シリーズ順番のおさらい!物語は時系列で変わる?
『ジョン・ウィック』シリーズはこれまでに…
2014年『ジョンウィック』
2017年『ジョンウィック:チャプター2』
2019年『ジョンウィック:パラベラム』
2023年『ジョンウィック:コンセクエンス』と現在まで4作品が公開されています。
見る順番はずばり、公開順です!!
キアヌ・リーヴス演じる最強殺し屋の復讐劇『#ジョン・ウィック』シリーズ。格闘技×銃撃アクション”ガンフー”など、キアヌがほぼノースタントで挑み、新しいアクションが多数誕生した本作。続編を観る前に、ネトフリでもう一度チェック🏃♂️ pic.twitter.com/NX13jFpmL5
— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) October 10, 2023
1作目の『ジョンウィック』から繋がりが始まるので、1作目から順番に見ていった方が『ジョンウィック』の登場人物の繋がりや、物語の理解が深まると思います。
ただ単にアクションシーンを楽しむのなら順番を気にせず見てもいいのかもしれませんが、『ジョンウィック』の映画の魅力は型破りな戦闘シーン満載のアクションだけでなく、ジョンウィックが生きている世界=裏社会のルールや掟など、独自の世界観があるのも映画の魅力になるので、それに関しても順番に見ていったほうがわかりやすいですね。
また、順番通りに時系列が進んでいくので、公開順に見ていくことをおすすめします!
『ジョンウィック』順番 1作目『ジョンウィック』
引退した伝説の殺し屋「ジョンウィック」。
この「ジョンウィック」の新たな伝説の幕開けとなるのが、1作目の『ジョンウィック』です。
キャッチコピーは…
「見惚れるほどの、復讐。」
そうなんです。『ジョンウィック』は復讐劇なんですね。
ジョンウィックは元は伝説の殺し屋で、“ブギーマン”や“ババヤガ”の異名をもち、裏社会からも恐れられていた人物だったんです。
ジョンウィックは愛する妻のために殺し屋稼業から足を洗い、引退後は愛する妻と幸せな時間を過ごしていました。
しかし、ジョンウィックの妻のヘレンは病に侵されてしまい、帰らぬ人となってしまいました。
絶望に立たされたジョンウィックの元へ、愛する妻ヘレンからの贈り物が届きます。
ヘレンは死期の間際にジョンウィックへ、メッセージとプレゼントを用意していたのです。
ジョンウィックに“生きる希望をもってほしい”と、ヘレンが好きだったデイジーの花の絵が描いてある首輪をつけた愛らしいビーグルの子犬がジョンウィックを見つめていました。
愛する妻に先立たれ、絶望の淵にいたジョンウィックにさした一筋の光が子犬の「デイジー」でした。
ジョンウィックにはシリーズ通して、出てくる犬にも要注目です!!
ジョンウィックの犬についてはこちらで詳しく紹介しています。ぜひご覧下さい!
ジョンウィックの心の傷が少しづつ塞がりかけていた時に、さらなる悲劇がおこります。
ジョンウィックの生きる希望、それを殺され、ジョンウィックの大切な車を盗んだ不良たちは、
“ブギーマン”を眠りから起こしてしまいました。
ここから、ジョンウィックの復讐が始まります。
ジョンウィックが静かな怒りを内に秘めて、殺した犯人を辿り着くまで、ただひたすら目の前の敵を着実に倒していく。
犯人視点で見たら、ジョンウィックはまさに“死神”!
どれだけ自分を守ってもらおうが全て意味のないことのようにジョンウィックにすぐに倒されてしまいます。
ジョンウィックは必ず“仕事を遂行”する。失敗はない。
ジョンウィックが誰からも恐れられている人物であるというのがよくわかります。
ジョンウィックに狙われたら最後、命はないのです。
『ジョンウィック』順番 2作目『ジョンウィック:チャプター2』
2作目の始まりは、ジョンウィックが1作目で盗まれた愛車を奪い返しに行くところから始まります。
ここでは、ジョンウィックのカーアクションを映画冒頭から大迫力で魅せてくれます!
車の運転しながら戦うスタイル“カー・フー”も見どころの1つですね!
2作目のキャッチコピーは…
「伝説の殺し屋VS世界中の殺し屋」
2作目からは、より裏社会の掟やルールなど、独自の世界観が顕著になってきます。
愛車を取り返したジョンウィックは、再び引退することを決意します。
復讐を成し遂げるために使用した“仕事道具”をまとめて地下に埋まっている箱の中へ入れて、その箱を閉め、その箱の上からコンクリートを流し込み平らに仕上げました。
その時、ドアのベルが鳴り来客を知らせます。
ジョンウィックの家へやってきたのは、サンティーノ・ダントニオでした。
サンティーノ・ダントニオはイタリア系犯罪組織カモッラの幹部です。
サンティーノ・ダントニオはジョンウィックにある依頼をしにジョンウィックの家へ訪れたのでした。
ジョンウィックが引退を撤回したからサンティーノ・ダントニオはジョンウィックに依頼することを決めてやってきたのです。
ジョンウィックはその依頼を断りますが、サンティーノ・ダントニオは「誓印」を出します。
ジョンウィックは以前サンティーノ・ダントニオに借りを作っており、それは血の「誓印」で結ばれた契約だったのです。
この「誓印」で契約したものは、誓印の持ち主の依頼は一度だけ受けなければいけない義務があるので、断ることはできないんです。
ジョンウィックの「誓印」についてはこちらで詳しく紹介しています。ぜひご覧下さい!
しかし、ジョンウィックはサンティーノ・ダントニオの依頼は受けることはできないと拒否し、サンティーノ・ダントニオは一旦ジョンウィックの家を後にします。
その後、ジョンウィックの家へ向けてバズーカ砲を放ち、ジョンウィックの家は全壊してしまいます。
愛する妻との思い出の残る家を破壊され、ジョンウィックは1作目同様、再び復讐に燃える男に変わりました。
『ジョンウィック』順番 3作目『ジョンウィック:パラベラム』
ジョンウィックは前作『ジョンウィック:チャプター2』で終盤での復讐をやり遂げた場所が、闇社会の掟に定められている聖域“コンチネンタル・ホテル”でしてしまったことから、ジョンウィックは追放処分を受けてしまいます。
またジョンウィックの復讐の相手はサンティーノ・ダントニオ。
イタリアマフィア「カモッラ」の幹部で主席連合のメンバーの一人でした。
この闇社会のルールや掟を定めているのは“主席連合”になります。
世界中の犯罪組織が集まった組織=主席連合になり、闇社会ではこの主席連合のルール、掟を守ることは絶対で、逆らうと闇社会では生きていけないんですね。
さらに、主席連合についてはこちらで詳しく紹介しています。どうぞご覧ください!
ジョンウィックはこの主席連合の定める掟を破ってしまったため、追放処分となり、またジョンウィックの首には懸賞金がかけられるようになります。
ジョンウィック3作目のキャッチコピーは…
「世界はお前を許さない」
お尋ね者になったジョンウィックは世界中の暗殺者から追われるようになります。
『ジョンウィック:パラベラム』の“パラベラム”とは「戦争の準備」という意味なんです。
そうです、本作『ジョンウィック:パラベラム』はジョンウィックと主席連合の対立から“戦争”に発展していく前段階を描いた作品になります。
ジョンウィックの戦闘シーンがシリーズを追うごとに更に過激により激しくなっていきます!!
『ジョンウィック』順番 4作目『ジョンウィック:コンセクエンス』
最新作『ジョンウィック:コンセクエンス』では、前作『ジョンウィック:パラベラム』の最後でジョンウィックはひどい裏切りに遭い、重傷を負います。
同じく主席連合への憎しみを募らせる地下犯罪組織のリーダー「バワリー・キング」。
バワリーキングはジョンウィックを匿いながら、結託して主席連合へ復讐することを決めその準備をします。
ついに、ジョンウィックは主席連合の首長を探し出し、首長を抹殺します。
新しく主席連合の首長の座についたのは、フランスのグラモン侯爵です。
このグラモン侯爵は『IT/イット それが見えたら終わり』の「ペニーワイズ」を演じたビル・スカルスガルドです。
ビル・スカルスガルドについてはこちらで詳しく紹介しています。ぜひご覧下さい!
いよいよジョンウィックと主席連合の全面戦争の火蓋が切って落とされました!
今日(10/8)は…#ラグビーワールドカップ 2023🏉
日本vsアルゼンチン💥ꉂꉂ📣頑張れニッポン!
大ヒット上映中🔥#キアヌ・リーブス 主演
『ジョン・ウィック:コンセクエンス』#ジョン・ウィック も身体を張って死闘中💥ꉂꉂ📣頑張れジョン・ウィック!
なんと↓が今日のW杯で放映‼️🐶 pic.twitter.com/WX938zJYut
— 映画『ジョン・ウィック:コンセクエンス』 (@johnwickjp) October 8, 2023
『ジョンウィック:コンセクエンス』のキャッチコピーは…
「報いを受ける時がきた」
終盤でジョンウィックが呟いたこの言葉がこれまでのジョンウィックの生き様を物語っているように思えます。
『ジョンウィック:コンセクエンス』では、最凶の殺し屋がジョンウィックの命を狙いにジョンウィックの元へやってきます。
その殺し屋の名前は「ケイン」。
ジョンウィックとは旧友なのですが、最愛の娘を主席連合に人質に取られたことで、首長であるグラモン侯爵から命を受け、ジョンウィックを暗殺するためにジョンウィックの後を追います。
この「ケイン」は盲目で目が見えないのですが、そのハンディキャップを上回るほどの武術の持ち主であり、銃撃戦にも長けた最強の暗殺者です。
「ケイン」を演じるのは、香港の大スターであり、カンフーマスターでもあるドニーイェンが演じています。
ドニーイェンについては、こちらで詳しく紹介しています。ぜひご覧下さい!
さらにこの『ジョンウィック:コンセクエンス』で抜群の存在感を出していたのは、コンチネンタルホテル大阪の支配人で真田広之演じる「シマヅコウジ」の娘役の「アキラ」を演じたリナ・サワヤマでした。
リナ・サワヤマはイギリス在住の日本人であり、アーティストとして広く知られています。
リナ・サワヤマは今回の『ジョンウィック:コンセクエンス』で女優デビューを果たしました。
キレのあるリナ・サワヤマのアクションシーンに釘付けになります〜!
リナ・サワヤマについては、こちらで詳しく紹介しています。ぜひご覧下さい!
ケインとの決闘の後、満身創痍になり、階段で倒れ込んでしまったジョンウィック。
ジョンウィックは本当にこのまま息絶えてしまったのでしょうか?
“ブギーマン”は眠りについてしまったんでしょうか?
そして再び“ブギーマン”は目を覚ますのでしょうか?
続編を公開の予定は今のところないそうですが…
ジョンウィックが暴れまわる姿を再び見れる日を心待ちにしています!!
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました(*^_^*)❤
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