ここ最近、日本では外国映画ファンの間で英国男優ブームが起こっていますね。
007のダニエル・クレイグやロード・オブ・ザ・リングのオーランド・ブルーム、スパイダーマンのトムホランドなどなど。名前を挙げるとキリがないくらいたくさん有名なイギリス人俳優が活躍していますね。
英国紳士のイメージ、品格のある“ジェントルマン”なスタイルが日本の女性のみならず、世界中のファンを魅了し続けています。
その英国男優の中でも、最も英国紳士らしい人物こそ、コリンファースでしょう!
アカデミー賞受賞経験もあり、ベテラン俳優でもあるコリンファース。
今回は映画『キングスマン』で、再び熱い注目を集めている、かっこいい“イケオジ”コリン・ファースについて詳しくご紹介します。
『キングスマン』でコリンファースのかっこいい姿が見れる『高慢と偏見』のキャラはあの映画『ブリジット・ジョーンズの日記』のモデルに!?
まずはコリンファースについて…
コリン・(アンドリュー)・ファースは1960年9月10日生まれの2024年現在63歳です。
まさに“イケオジ”!!年齢が気にならないくらいコリンファースはダンディーでカッコいいですね~
コリンファースはイギリス出身(イングランド ハンプシャー州)で現在はイギリスとイタリアの国籍も取得しています。
そして、なんとコリンファースは大英帝国勲章を2011年に授与されています!
コリンファースの身長は187センチとかなりの高身長ですね!
だからコリンファースのスーツ姿も様になるんですね〜。
コリンファースは父母は教職についており、祖父母は宣教師をしていました。
コリンファースは生後すぐにナイジェリアに移り、4歳になってからイギリスへ帰国しました。
コリンファースは幼少の頃から演劇に興味を持ち、ロンドン芸術大学で演技を学びました。
そして、コリンファースは舞台『アナザー・カントリー』に出演し、それがきっかけで映画の同作にもキャスティングされて、映画デビューを果たします。
コリンファースの名が一躍知られるようになったのは、1995年にテレビ放映されたジェーン・オースティン原作の『高慢と偏見』の「マーク・ダーシー」役が大ヒットとなったのです。
コリンファースは英国スターの座に躍り出ました。
『高慢と偏見』のドラマが大ファンであるヘレン・フィールディングは、コリン・ファース扮するダーシー氏をモデルに『ブリジット・ジョーンズの日記』の「マーク・ダーシー」のキャラクターを作り上げたんだとか!
『ブリジット・ジョーンズの日記』は作者の推しをモデルにして作られた映画だったんですね〜(笑)
『ブリジット・ジョーンズの日記』についてはこちらで詳しく紹介しています。ぜひご覧下さい!
『ブリジット・ジョーンズの日記』映画最新作では、もしかしたら「マーク・ダーシー」が不在になるかもと噂されています。
それについてはこちらで詳しく紹介しています。どうぞご覧ください!
コリンファースは映画化された『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズ3作にも出演して、マーク・ダーシー役を演じています。
名前も同じ「ダーシー」…作者ヘレン・フィールディングの強い「ダーシー」愛を感じてしまいますね。
この映画『ブリジット・ジョーンズの日記』で私はコリンファースのことを知って大好きになりました!
コリンファース演じる「マーク」にめちゃくちゃ愛されている「ブリジット」が羨ましかったです〜!
個人的には、ヒュー・グラント演じる「ダニエル」と、コリンファース演じる「マーク」がガチ喧嘩しているところが面白すぎて、何度もDVDを見返してしまうくらい好きです(笑)
『キングスマン』のコリンファースはかっこいいだけじゃない!映画で様々な役を魅力的に演じるカメレオン俳優!アカデミー賞受賞も!!
その後コリンファースは、『真珠の耳飾りの少女』や『ラブ・アクチュアリー』、『マンマ・ミーア』など歴史ものやコメディ、ラブストーリー、社会派ドラマ等数多くの映画に出演していきます。
コリン・ファースが2009年に出演した『シングル・マン』ではヴェネチア国際映画祭男優賞獲得したほか、多くの映画賞に輝き、コリン・ファースはアカデミー賞主演男優賞に初めてノミネートされました。
そして翌年の2010年、コリンファースは吃音障害に悩み、それを克服していくジョージ6世を演じた『英国王のスピーチ』で見事アカデミー賞主演男優賞を受賞しました!
アカデミー賞だけではなく数々の賞の受賞してきたコリンファース。
コリン・ファースは演技派俳優としての地位を確固たるものにしました。
『キングスマン』コリンファースはかっこいい英国紳士にふさわしいジェントルマンなエージェント!?
演技派俳優として、確固たる地位に着いているコリンファースですが、そんなコリンファースの今までの英国紳士らしいイメージを残しつつ、更にコリンファースの新たな魅力に気付かされた映画といえば、やっぱりこの映画『キングスマン』でしょう。
監督は『キック・アス』や最新映画『アーガイル』の奇才マシュー・ボーン監督です。
『キングスマン』はマーク・ミラーとデイヴ・ギボンズによるコミック『キングスマン:ザ・シークレット・サービス』です。
キングスマンとは…
ロンドンにある高級スーツ店キングスマン。その実体は、どの国にも属さない最強スパイ集団のアジトだった。そんな中、チームの一員が殺害されて新人をスカウトすることになったエリートスパイの男は、元エージェントの父を持つ街の不良少年に声をかける。
ロンドンのサヴィル・ロウにある高級テーラー“キングスマン”を隠れ蓑にした、どこの国にも属さない世界最強のスパイ機関「キングスマン」。
コリンファースが演じるのは、この最強スパイ集団「キングスマン」のエリートスパイ役である「ハリー・ハート」という人物です。
そしてこのコリン・ファース主演の『キングスマン』は2014年に世界的なヒットを記録したイギリス映画になります。
「イギリス」「スパイ」とくれば、当然思い浮かぶのは007のジェームズ・ボンドですね!
この『キングスマン』はイギリスが舞台になっている007の古き良き英国らしさの残る世界観を余すところなく再現して、そして007には欠かせないユニークなガジェット(小道具、小物を意味する)を『キングスマン』の中でも様々な種類のものが取り入れられていることから、007をオマージュした作品であると言えますね。
コリンファースは…
「60年代に育つと、この手の物事を楽しむようになるんだ。スパイ映画のスタイルとキャラクター、そのルーツは60年代にある。それは私が愛してやまないものだ。ハリー・パーマーの映画『国際諜報局』、ジョン・スティードのテレビシリーズ『おしゃれ㊙️探偵』、初期の“007”。スーツに身を包み、如才なくクールで優秀で、さらにめちゃくちゃ冷静。彼を超えてゆくなら死を覚悟しなきゃいけない。これらは私が子供の頃、映画と恋に落ちた頃に愛していたものだよ。この手の映画に出ることを私は夢見ていたんだ」
コリンファースの映画への情熱は、まさにこのスパイ映画から作られたんでしょうね〜。
コリンファースは子供の頃からの憧れだったスパイ映画に、念願叶って出れたというわけですね!
『キングスマン』についてはこちらで詳しく紹介しています。ぜひご覧ください!
『キングスマン』でコリンファースはキレッキレのアクションシーンに初挑戦!!
コリンファースの夢だったスパイ映画に出演が決まり、スパイ映画にはかかせないアクションシーンの撮影がありました。
コリンファースが『キングスマン』の主役「ハリー・ハート」を演じることになったのは54歳です。
コリンファースがスパイ映画に必要不可欠なアクションの面においてあまり心配しなかったのは、もうひとりの主人公「エグジー」を演じる若手俳優タロンエガートンの存在があったからなんですね。
タロンエガートンについてはこちらで詳しく紹介しています。ぜひご覧くださいね。
この映画『キングスマン』はエリートスパイ「ハリー」が町のチンピラである「エグジー」を一流のスパイとして成長させる、スパイ版『マイ・フェア・レディ』で、コリンファースの役目は師匠=ヒギンズ教授なんですね。
だからコリンファースは、アクションシーンの多くは若手の弟子のタロンエガートンが担当するのだろうと思っていたそう。
しかし予想は大きく覆された…コリンファースの大誤算!!
度肝を抜かれたというほうが正しいのかも…
コリン・ファースの「ハリー・ハート」にも、アクションシーンがてんこ盛りだったのです!!
コリンファースは…
「私はずーっとジェームズ・ボンドのオファーが来るのを待っていたんだけど、声をかけてくれたのは(この作品の監督の)マシュー・ヴォーンだった。いいコンビネーションだと思ってくれたんだろうね。彼は人々が考えることを予測してひっくり返すのが好きなんだよ。そして私のところに来て、こう言ったんだ。『人々はあなたが“誰かのケツを蹴っ飛ばすタイプ”とは夢にも思わない。だからこそやってもらいたいんだ。ものすごいサプライズになると思うから』とね」
マシュー・ボーン監督の想定外な願望が現実のものとなり、意外な“ザ・英国紳士”コリンファースのアクションシーンが誕生したということですね!!
アクションシーンのために、コリンファースは1日3時間、6カ月トレーニングに励み、コリン・ファースのトレーナーには、ジャッキー・チェンのトレーナーなど、その道の一流の人たちについたそう。
コリンファースは、本当に自分でやれるんだろうかと怖くなったみたいでしたが、『キングスマン』の映画の名シーンのパブでの長い“バーファイト”のアクション・シーンはコリン・ファースはスタントなしでやり遂げました!
コリン・ファースは、実は撮影直前まで、どんなものになるのかも知らされなくて、おまけにコリン・ファースは準備にたった2週間しかもらえなかったんだとか。
それでも、見事にアクションシーンをやり遂げるとは、コリンファースの俳優魂にあっぱれです!!
このシーンは『キングスマン』でも人気のシーンですね!
決め台詞、「Manners maketh man」(礼儀が人を作る)と言ってからの、悪者をブチかますシーンは、スピード感があって、またスパイのガジェット目白押しで、観ていて爽快感すら感じられます。
キングスマンの胸が踊る激アツのスパイガジェットについては、こちらでいろいろと詳しく紹介しています。ぜひご覧下さい!
1作目の『キングスマン』の最後のシーンでは「ハリー」の“弟子”である「エグジー」も全く同じセリフを決めてから、紳士らしく大暴れしそうな展開に(笑)
『キングスマン』のコリンファースはキレッキレのアクションシーン満載で、『ブリジット・ジョーンズの日記』で「ダニエル」とガチ喧嘩していた「マーク」とは比べ物にならないくらいの迫力あるアクションに目が離せません!
『キングスマン』は今後も続編が企画されているとのこと。
早くコリン・ファースの「ハリー」&「エグジー」コンビの活躍を見るのが待ち遠しくてたまりません!
コリンファースのアクションシーンのトレーニングはこれからも続いていきそうですね!
コリンファースの活躍をこれからも期待しています!!
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました(*^_^*)❤
コメント