『キングスマンファーストエージェント』総まとめ!早わかりで解説!ネタバレありのあらすじ紹介!

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始まりも、超過激 世界大戦を止めろ!超過激なファースト・ミッション始動!!表の顔は、高貴なる英国紳士。裏の顔は、世界最強のスパイ組織“キングスマン”。国家に属さないこの秘密結社の最初の任務は、世界大戦を終わらせることだった…!

“キングスマン”は、表向きは高級テーラーのスーツに身を包んだジェントルマンな英国紳士ですが、裏の顔はどこの国家にも属さず、世界平和のために日夜人知れず諜報活動を行う秘密結社のエージェントなんです。

しかし、この“キングスマン”の歴史は?“キングスマン”は一体、誰が、いつ、どんな目的で“キングスマン”を作ったのでしょうか?

『キングスマンファーストエージェント』は秘密結社“キングスマン”が始まる前の物語になります。

『キングスマンファーストエージェント』では、“キングスマン”の誕生秘話が描かれているのですが、この時代背景は実際の史実にあった歴史上の実話に、“キングスマン”を絡ませてクロスオーバーしている作品になります。

歴史上の人物が『キングスマンファーストエージェント』で登場します。

これまでの『キングスマン』、『キングスマンゴールデンサークル』の現代を舞台にしたものよりも『キングスマンファーストエージェント』は時代劇として描かれているので、これまでの『キングスマン』の2作とは一風変わった、とても重厚な歴史的超大作となっています。

今回は、『キングスマンファーストエージェント』の総まとめで、わかりやすく『キングスマンファーストエージェント』を解説していきます。



『キングスマンファーストエージェント』総まとめ!解説をどこよりもわかりやすく紹介!!

『キングスマンファーストエージェント』物語は1902年の南アフリカから始まります。

英国の元軍人であった貴族のオーランドオックスフォード公は、世界の戦地に救援物資を届ける赤十字活動を行っていました。

そして、南アフリカの戦地にある英国軍基地に赤十字活動で訪れます。

そこには、妻のエミリーと幼い息子のコンラッド、執事のショーラも同行していました。

その基地が敵に攻撃され、その場に居合わせた妻エミリーは敵からの凶弾によって帰らぬ人となってしまいました。

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その出来事から12年後、1914年に舞台は移ります。

幼かったオーランドオックスフォード公の息子コンラッドは大きく成長し、早く父オーランドオックスフォード公から自立したいと考えていました。

成長したコンラッドに見合うスーツを新調するためにロンドンのサヴィルロウにある高級テーラー“キングスマン”へ。

“キングスマン”ではキッチナー将軍がオーランドオックスフォード公を待っていました。

イギリス軍のキッチナー将軍は、フランツ・フェルディナント大公の身の危険を感じ取っており、フランツ・フェルディナント大公の護衛をオーランドオックスフォード公に依頼します。

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ある断崖絶壁の山頂に建つ小屋の中では、秘密の会議が開かれています。

『キングスマンファーストエージェント』の黒幕である「闇の狂団」。

リーダーは「羊飼い」と呼ばれる謎の男。

その羊飼いは声とシルエットだけが映し出されていますが、素顔はわかりません。

その会議には、ロシアの怪僧「ラスプーチン」、セルビア人テロリストの「ガヴリロ・プリンツィプ」、ダンサーであり女スパイの「マタ・ハリ」、ドイツの偽預言者「エリック・ヤン・ハヌッセン」他が集まっていました。

その会議では、リーダーの羊飼いからそこにいるメンバーに指輪が贈られます。



その指輪は羊飼い率いる「闇の狂団」メンバーの証であり、その指輪にはそれぞれの人物にそれぞれ違う動物のマークが描かれています。

しかしその指輪はただの指輪ではなく、羊飼いから与えられた任務に失敗したときには、その責任を負わなければならず、自決するための青酸カリが内蔵されています。

そして羊飼いは「闇の狂団」メンバーのセルビア人テロリスト「プリンツィプ」にオーストリア=ハンガリー帝国の皇位継承者である「フランツ・フェルディナント大公」暗殺を指示します。

オーランドオックスフォード公とコンラッドはキッチナー将軍の依頼を受けフランツ・フェルディナント大公の護衛につきます。

そしてプリンツィプが起こしたテロからフランツ・フェルディナント大公を一時は護ることに成功しますが、再び訪れたテロリストのプリンツィプからはオーランドオックスフォード公とコンラッドはフランツ・フェルディナント大公を護ることができず、結局フランツ・フェルディナント大公は射殺されてしまいます。

こちらでさらに詳しく解説しています。ぜひご覧ください!

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「闇の狂団」のリーダー羊飼いの真の目的は、三国の君主(イギリス、ドイツ、ロシア)はいとこ同士の間柄なんですが、その3人を仲違いさせ、世界を巻き込む戦争を仕掛け、さらにイギリスを破壊させるためのものでした。

このエピソードはさらにこちらで詳しく紹介しています。

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イギリスのオーランドオックスフォード公は、執事のポリー・ワトキンズに国家権力に頼らない独自の情報網を作ること(各国の要人の使用人を介して秘密裏に情報を得る)を命じます。

その独自の情報網から得た情報で、ロシアの怪僧ラスプーチンの存在がさらなる戦争の大元になることを知り、それを防ぐために、オーランドオックスフォード公と息子のコンラッド、執事のショーラ、ポリー・ワトキンズはロシア宮殿に潜入します。

オーランドオックスフォード公とコンラッド、そしてショーラはラスプーチンと闘いますが、死闘を繰り広げた末、ラスプーチンは敗れます。

ラスプーチンの戦闘スタイルはコサックダンスを取り入れたとてもユニークなもので、ラスプーチンとオーランドオックスフォード公の戦闘シーンは必見です!

こちらで「ラスプーチン」については、詳しく紹介しています。ぜひご覧ください!

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時同じくして、キッチナー将軍が乗っていたハンプシャー(イギリス海軍の装甲巡洋艦)が魚雷(水中を自走する葉巻型の兵器)を発射され沈没し、他にも不穏な出来事が立て続けに起こります。

オーランドオックスフォード公の息子のコンラッドは、イギリスのために自分も貢献したいと強い愛国心を持っており、第一次世界大戦への軍に加わることを強く希望しています。

しかし、父親であるオーランドオックスフォード公は、自分自身も元軍人で、国家の欺瞞や人々の殺戮に嫌気がさして退役した過去があり、また妻エミリーから死に際に言われた「あの子に戦争を見せないで」という言葉が忘れられず、コンラッドが志願兵となることを認めていませんでした。

しかし、コンラッドの強い志は変わらず、コンラッドは父オーランドオックスフォード公の反対を振り切って英国軍に入隊します。



そして、コンラッドはドイツ軍との戦闘の最前線に繰り出されます。

ほどなくしてコンラッドは、英国軍の上官から帰還を命じられます。

しかしコンラッドは戦闘の最前線に残ることを決め、下士官の「アーチーリード」と入れ替わります。

コンラッドでは、戦場の現場で勇敢に、また重要な任務を果たし陣地に帰ってきますが、名前を「アーチーリード」と名乗ったために、本物のアーチーリードを知る上官からドイツ軍のスパイであると勘違いされ、弁解している途中で射殺されてしまうのです。

この戦場で大活躍した「コンラッド」については、こちらで詳しく紹介しています。ぜひご覧ください!

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「アーチーリード」を演じたアーロン・テイラー=ジョンソンについてはこちらで紹介しています。

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オーランドオックスフォード公は、妻エミリーに引き続き、息子のコンラッドにも先立たれてしまいました。

悲嘆にくれたオーランドオックスフォード公は、酒に溺れる日々を過ごしていました。

しかし、「闇の狂団」が水面下で動き続けている現在、悲嘆にくれている状態から英国心を貫き無惨にも散ってしまったコンラッドの意志を汲み取って、オーランドオックスフォード公は奮起し、“キングスマン”のスーツに身を包みます。

そして、オーランドオックスフォード公は執事のポリーに命じて、世界中の秘密裏に集められた諜報ネットワークを駆使し、ポリーはドイツ軍の暗号を読み解きます。

オーランドオックスフォード公は、アメリカ領事館に出向き、アメリカにドイツの陰謀を伝えます。

しかし、「闇の教団」はアメリカへも手を伸ばしていました。



「闇の狂団」メンバーの「マタ・ハリ」はアメリカの「ウィルソン大統領」にハニートラップを仕掛けており、その淫行フィルムが盗撮されてしまい弱みを握られていることから、アメリカのウィルソン大統領は事態をどうすることもできず身動きの取れない状態でした。

そのアメリカのウィルソン大統領の盗撮フィルムがある手がかりとして、オーランドオックスフォード公は断崖絶壁にあるカシミヤヤギがいるところにヒントが有ると突き止めます。

そして、その断崖絶壁の山頂にある小屋「闇の狂団」のアジトへオーランドオックスフォード、ショーラ、ポリーが乗り込みます。

山頂へは、オーランドオックスフォード公とショーラが。

ポリーは麓で見事な銃の腕前を見せます。

そして、オーランドオックスフォード公とショーラの目の前に姿を現した黒幕の羊飼いは◯◯◯◯でした。

〇〇〇〇はキッチナー将軍の副官の「モートン」だったのです!!



オーランドオックスフォード公は羊飼いことモートンと激しい死闘を繰り広げます。

ようやくオーランドオックスフォード公は羊飼いとの死闘に決着をつけます。

「闇の狂団」はリーダーを失いました。

しばらくしてオーランドオックスフォード公は、サヴィルロウ11番地にある高級テーラー“キングスマン”へ赴きます。

そこには、オーランドオックスフォード公、英国王ジョージ、ポリー、ショーラ、アーチーリード、アメリカ領事館大使が集結しました。

このメンバーが初代キングスマンメンバーです。

キングスマンメンバーは、“コードネーム”を使用してお互いを呼び合います。

キングスマンの「コードネーム」についてはこちらで詳しく紹介しています。

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それが秘密結社“キングスマン/Kingsman”の誕生になります。



「闇の狂団」を率いる羊飼いはいなくなってしまいましたが、実はリーダーの羊飼い亡き後も「闇の狂団」は存続していたのです。

「闇の狂団」のメンバーの一人、ドイツ皇帝カイザーの側近として潜入していたニセ預言者「エリック・ヤン・ハヌッセン」は、第一次世界大戦を経て世界の混乱を引き続き長引かせるために、左の「レーニン」に対して右の存在としてドイツのある人物を連れてくるのです…

キングスマンの闘いは始まったばかりです。

 

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました(*^^*)❤



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