『ジョンウィック』大阪の日本人「アキラ」はリナ・サワヤマ!イギリス在住のアーティスト、『ジョンウィック4』で俳優デビューを飾る!

アクション映画

映画『ジョンウィック』シリーズ最新作『ジョンウィック:コンセクエンス』。

全世界から追われる伝説の殺し屋「ジョンウィック」は助けを求めて、旧友である「シマヅ・コウジ」がいる日本の大阪のコンチネンタルホテルに辿り着きます。

そこにはコンチネンタルホテル大阪の支配人である日本人の「シマズコウジ」とその娘「アキラ」がいました。

その日本人の「アキラ」を演じたのは、リナ・サワヤマです。

私は『ジョンウィック:コンセクエンス』を見て、「アキラ」の存在感とキレのあるアクションシーンに釘付けになってしまいました。

「アキラ」に扮したリナ・サワヤマとはどんな人物なのか、今回はリナ・サワヤマについて詳しくご紹介します。



『ジョンウィック:コンセクエンス』で大阪の日本人「アキラ」役はリナ・サワヤマ!日本生まれのイギリス在住のアーティスト。

リナ・サワヤマは、1990年8月16日生まれの2024年現在33歳です。

リナ・サワヤマは、新潟県で生まれてその後東京に移りました。

そして、リナ・サワヤマが4歳の時に、リナ・サワヤマの父の仕事の都合でロンドンへ移住します。

リナ・サワヤマは、日本人なのに外国人のように感じてしまうのは、物心付く前からロンドンで暮らしていたことから、語学だけではなく文化や風習などもイギリス人として育ってきたことが大きいんでしょうね。

リナ・サワヤマはノース・ロンドンの日本人学校に通い、その後はケンブリッジ大学へ進学、政治学と心理学の学士を取得します。

ケンブリッジ大学といえば、世界的にも超有名なトップレベルの名門校ですね!

ケンブリッジ大学はハーバード大学、オックスフォード大学と並んで、世界的に常にトップレベルの優秀な大学として知られていますね。



そんなケンブリッジ大学へ進学したリナ・サワヤマの頭脳明晰な人物であったんですね〜。

リナ・サワヤマがケンブリッジ大学へ進学したのはあることが発端になったようです。

それは両親の離婚でした。

リナ・サワヤマが13歳の頃に、両親が離婚することになり、リナ・サワヤマは母親と一緒にロンドンに残りました。

リナ・サワヤマは両親と離れて暮らすことになってさぞかし寂しい思いをしたでしょうね。

そしてリナ・サワヤマが最高峰のケンブリッジ大学で心理学・政治学を専攻していた理由は、自分の中ではどうしても理解できなかった両親の離婚を理解しようと人間について深く学びたかったからなんです。



そして、母親は遠い外国であるロンドンでシングルマザーとしてリナ・サワヤマを育ててきました。

シングルマザーで、外国で子育てするというのは、想像しただけでも苦労しそうなのが目に浮かびます。

それでも、母とリナ・サワヤマはロンドンに残って頑張ってきたことで、母はインテリアデザイナーに、娘のリナ・サワヤマは歌が好きでシンガーソングライターを目指し、現在では世界が注目するアーティストになるという夢を叶えました。

これまでには、移民である母と娘には“アジア人”というレッテルが貼られ、露骨な差別を受けてきた経験があったんだとか。

特に、リナ・サワヤマのケンブリッジ大学在学中は裕福で保守的な白人学生達から人種差別的な言動を受けるようになってしまいます。

リナ・サワヤマはカウンセリングやセラピーに通わないといけないくらい落ち込みはひどかったのですが、そんなリナ・サワヤマを救ったものがありました。



それは、LGBTQコミュニティでした。

☆LGBTQとは…

Lesbian(レズビアン=女性同性愛者)、Gay(ゲイ=男性同性愛者)、Bisexual(バイセクシャル=両性愛者)、Transgender(トランスジェンダー=心と体の性が異なる人)、Queer/Questioning(クィアまたはクエスチョニング=性的指向・性自認が定まらない人)の頭文字をとった略語で、いわゆる性的少数者(セクシュアルマイノリティ)の総称

リナ・サワヤマは、セクシュアルマイノリティであるLGBTQコミュニティの人達からの優しさに触れて、そのコミュニティの中でお互いの個性や多様性を認めて、それを尊重し合う雰囲気の中で過ごしていくうちに、リナ・サワヤマの心は平穏を取り戻すことができました。



リナ・サワヤマは自身の経験から、リナ・サワヤマは差別で苦しんでいる人達の代弁者として…

『世の中の人々がつまらない差別から解放され、皆が平等に扱われる世の中を目指す』

このように、自身のアーティスト活動でもLGBTQの差別解放を発信し、強い信念を持っているリナ・サワヤマ。

自身の度重なる差別や偏見にもめげずにあがき続け這い上がって、夢を、成功を掴み取ったリナ・サワヤマの姿に感動します!!



『ジョンウィック:コンセクエンス』大阪の日本人「アキラ」役はジョンウィック監督とキアヌ・リーブスからのラブコールで決めた!?

リナ・サワヤマが最新作『ジョンウィック:コンセクエンス』で「アキラ」役に抜擢されたのは、実は、ジョンウィックシリーズの監督チャド・スタエルスキーがGoogleでリナ・サワヤマのMVを見たのがきっかけだったんですね〜。

映画『ジョンウィック』シリーズはキアヌ・リーブス出演の激しいアクションが繰り広げられる作品で、最新作を含め4作品公開されています。

ジョンウィックについては、こちらで詳しく紹介しています。ぜひご覧下さい!

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チャド・スタエルスキー監督がリナ・サワヤマのMVを見てインスピレーションを感じたことで、それを「ジョンウィック」ことキアヌ・リーブスと共有するために、チャド・スタエルスキー監督とキアヌリーブスはリナ・サワヤマのMVを一緒に見たそうなんです。

リナ・サワヤマの「XS」(テレビショッピングでロボット販売員に扮したリナ・サワヤマ)と「Bad Friend」(バーで酔っ払って最後隣にいた人と喧嘩して倒してしまうスーツを着た男に扮したリナ・サワヤマ)2つのMVを見たチャド・スタエルスキー監督とキアヌ・リーブスは、リナ・サワヤマが演技も(アクションシーンに伴う)スタントもできる人だと確信をもったそうなんです。



チャド・スタエルスキ監督はリナ・サワヤマについて…

「彼女について、そのときは何も知らなかったのです。ただ、(YouTubeに映るリナの)ウィッグがとってもクールだった…。私たちは、アキラというにキャラクターにふさわしいのは誰か?と探し求めていたときだったのです。なかなか回答が得られず、底なし沼にはまっているところだったわけです。で、私たちはそれを観て、『お、なんてすばらしいんだ! 彼女はポップスターだ。しかも、かなりクール…。彼女は踊れるから、格闘が得意に違いない』と思いました」

こうして、リナ・サワヤマのMVが『ジョンウィック4』の「アキラ」役のオーディションのパフォーマンス代わりとなり、リナ・サワヤマが「アキラ」役に白羽の矢が立ったそうです。

チャド・スタエルスキ監督は、早速リナ・サワヤマの元へ電話して「アキラ」役をオファーしました。



リナ・サワヤマはいきなりチャド・スタエルスキ監督から電話がかかっていた事にかなり驚いたようですが、リナ・サワヤマは以前から、「映画に出演したい」という願望はあったようなんです。

スケジュール的にもちょうど撮影期間は空いていたということだったので、リナ・サワヤマは、自身に訪れた“映画初出演は、『ジョンウィック4』の「アキラ」役”という最高のチャンスを掴み取りました。

リナ・サワヤマはその後、5週間に及ぶ格闘のためのトレーニングと更に5週間撮影を行いました。

約3ヶ月近く、ハードなアクションをリナ・サワヤマはこなしていたのですね〜。

リナ・サワヤマはアーティスト活動とは全く違う映画の世界で苦労したことも多かったのだとか。



映画『ジョンウィック』は激しいアクションが魅力の映画なので、出演している俳優の演技も激しいアクションシーンが伴います。

リナ・サワヤマはトレーニング当初、背中の神経を痛めてしまったんだとか。

痛みを乗り越えて、トレーニング撮影に臨んだリナ・サワヤマのプロ意識はさすがですね!

リナ・サワヤマは…

「格闘シーンのトレーニングに際に何かを間違えたとしても、まあ、間違えたってことで済むんです。誰かがそれを撮影してTikTokに投稿でもすれば、それもアイコニックになるんですよね。でも、本番の撮影で何かを間違えたら、かわいそうなことに…本当にパンチされてしまうかもしれません。だから、危険な要素はたくさんあって…」

リナ・サワヤマは苦労の甲斐あって、最新作『ジョンウィック:コンセクエンス』では、抜群の存在感とキレのあるアクションシーンがとても印象的でした。

リナ・サワヤマの演技に引き込まれたのは、きっと私だけではないですよね!

しっかり『ジョンウィック』の「アキラ」として爪痕を残したリナ・サワヤマは今後は、女優としてスクリーンでリナ・サワヤマを観ることができる日も近いのかもしれませんね。



あと、『ジョンウィック:コンセクエンス』のエンディングで流れている「Eye For An Eye」という曲はリナ・サワヤマが歌っているんですね。

リナ・サワヤマは女優だけでなく、自身の楽曲提供するというアーティストであるということも『ジョンウィック:コンセクエンス』では知ることができますね。

さらにリナ・サワヤマはこのエンディング曲が終わり、タイトルロールが終わってからにも再登場します。

『ジョンウィック:コンセクエンス』は最後の最後までぜひご覧下さい!



『ジョンウィック4』でコンチネンタル大阪の支配人である日本人の「シマヅ」扮する真田広之は「アキラ」の本当の父親のようだった!?

キアヌ・リーブス主演『ジョン・ウィック:コンセクエンス』では、ニューヨーク、ベルリン、パリ、ヨルダンの砂漠、そして日本の大阪と、世界中を股にかけてジョンウィックが活躍します。

日本の大阪が舞台になっている場面では、真田広之扮する「シマヅ・コウジ」が支配人の大阪コンチネンタルホテルが登場します。

「シマヅ・コウジ」はジョンウィックの旧友であったんですね。

殺し屋の世界の絶対的存在“主席連合”を相手にジョンウィックは戦争が始まっているのですが、今の窮地を打破するためにジョンウィックは大阪へ、シマヅコウジを頼りにやってきます。

『ジョンウィック』の主席連合については、こちらで詳しく紹介しています。どうぞご覧ください!

ジョンウィック主席連合とは?メンバーは?首長は誰?わかりやすく分析!
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殺し屋たちの聖域であるコンチネンタルホテル大阪の支配人であるシマヅコウジには娘がいました。

その娘がリナ・サワヤマ演じる「アキラ」です。

アキラも父と同じくコンチネンタルホテル大阪でコンシェルジュとして働いています。

コンチネンタルホテル大阪は、実際の大阪とは結構かけ離れている部分も多いですね〜。

アキラの衣装は着物をアレンジしたようなスタイルで、父であるシマヅも本来のスーツとはまた違った和をイメージしたような衣装になっています。

父娘ならんで、会話しながら歩くシーンも多いですが、本当にこの父娘かっこよすぎです!!



アキラは父であるシマヅコウジをとても尊敬していて、現代の父娘というよりかは、時代劇ぽい感じような親子関係に近いように感じられますね〜。

本当にこの父娘はとっても“クール・ジャパン”代表にふさわしく感じます!

リナ・サワヤマは父「シマヅコウジ」を演じた真田広之についてこう語っています…

「真田さんは素晴らしい人で、もちろん最高の俳優でもあり。彼は自分が演技していない時ですら、私を指導してくれたし、私と一緒に練習もしてくれた。私と一緒に台本を毎日読んでくれた。『もしやりたかったらやるから言って』と言われて、本当にやったの。心が広くて、優しくて、一緒にロビーを歩くシーンがあるんだけど、それが私が一番好きなシーンだった。何度もリハーサルしたから。それで撮影が終わるごとに、『もう少しこうしたら』と言うようなことも教えてくれた。すごく楽しかった。彼がいなかったら、どうすればいいのか分からなかったと思う」

リナ・サワヤマにとって、初めての映画出演がハリウッド映画でしかも人気の超大作である『ジョンウィック』でした。



これまでリナ・サワヤマが経験したこともないようなことで、わからなくて困っているときに優しく手を差し伸べてくれたのが真田広之だったんですね。

同じ日本人であり、海外で活躍しているという共通点もありますね。

それにしても真田広之は自分の時間を捧げてリナ・サワヤマが撮影に臨みやすくなるために自ら演技指導や練習に付き合ってあげていたんですね。

真田広之については、また別の記事で詳しくご紹介しているのですが、真田広之がハリウッド映画に関わっていることについて、以前から、ハリウッド映画における日本の描かれ方に疑問を呈しており、誤った日本を正したいという強い信念を持っています。



また、日本人がハリウッド映画でも活躍できる人材であるということを、自らの存在をもって知らしているんですね。

真田広之はまさにハリウッド映画における日本人俳優のパイオニア的存在なんです。

また、自分の後に引き続いてほしいと思っているので、若手の指導も自ら進んで行っているんですね。

真田広之はもう、一俳優ではなく、俳優兼プロデューサーでもありますね。

真田広之については、さらにこちらもご覧くださいね!

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今回の『ジョンウィック』ではリナ・サワヤマは真田広之の存在感はさぞ大きいものになったでしょうね。

リナ・サワヤマ自身の父親は13歳のころに両親が離婚したことでリナ・サワヤマは父親とは別々に暮らしてきました。

リナ・サワヤマ演じた「アキラ」はずっと父親の「シマヅコウジ」の側にいたので、演技をしている間だけでも真田広之扮する「シマヅコウジ」の娘への愛情を感じることができたでしょうね。

そんなリナ・サワヤマ扮する「アキラ」の最愛の父である「シマヅコウジ」との別れは突然やってきました。



『ジョンウィック』大阪で殺された父の仇を「アキラ」は日本から離れた場所で「ケイン」を襲う!?

リナ・サワヤマ扮する「アキラ」の目の前で、最愛の父親である「シマヅコウジ」は殺されてしまいました。

父親を討った人物は「ジョンウィック」を始末しに来た男、盲目の最凶暗殺者である「ケイン」でした。

ケインもシマヅコウジと同じジョンウィックの旧友でしたが、ケインの娘が主席連合によって人質に取られたことで、ジョンウィック殺害の命令を拒否することができませんでした。

「ケイン」を演じたのは香港の大スター、カンフーマスターでもあるドニーイェンです。

ドニーイェンについては、こちらで詳しく紹介しています。ぜひご覧下さい!

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父であるシマヅが倒されたアキラは、その場でケインに向かっていきますが、ケインはそれを制止して立ち去ります。

しかし、最愛の父を殺され、復讐を誓ったアキラは好機を待ちます。

 

そして、そのチャンスは前述しましたが、『ジョンウィック:コンセクエンス』のエンドロール後にやってきました。

果たしてその後、アキラはケインに復讐を成し遂げることができたのか?

続きは次回作で描かれるのでしょうか?

『ジョンウィック』ケインのスピンオフ作品が製作決定したということなので、それで明らかにされるかも知れませんね〜。



今回は、新生代のミューズであり、『ジョンウィック:コンセクエンス』で女優デビューを果たしたリナ・サワヤマについてご紹介しました。

 

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました(*^_^*)❤



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