『ジョンウィック』誓印とは?わかりやすく分析!

アクション映画

R15指定の激しい戦闘シーンにスピード感のあるストーリー展開。

キアヌ・リーブスの魅力をふんだんに感じることができる映画は、なんといっても『ジョンウィック』シリーズですよね〜!

この映画の始まりは、引退した伝説の殺し屋ジョン・ウィックが最愛の妻の形見であった愛犬を殺され、その復讐のためにまた殺しの世界に戻るという内容になります。

復讐を終えたジョンウィックは、再び足を洗って、元の平穏な暮らしに戻る予定でしたが、ある人物からの依頼を受け、どうしてもその依頼を引き受けなければならなかったのです。

なぜなら、その相手とは「誓印」を交わした相手だったからなのです。

今回は、映画『ジョンウィック』に出てくる「誓印」について、詳しくご紹介します。



『ジョンウィック』の「誓印(せいいん)」とは?

本作に出てくる「誓印」とは…

相互の交換条件を血の捺印をもって契約として交わしたメダル状の証。契約者は誓印の持ち主の依頼を一度だけ受けなければいけない義務があり、拒否したり、持ち主を殺害した場合は規約違反となる。

「誓印」の存在は絶対的なものであることが、よくわかりますね!

この「誓印」は“主席連合”という組織によって守られている掟になります。

“主席連合”についてはこちらで詳しく紹介しています。ぜひご覧下さい!

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そして、この「誓印」という掟を破ってしまった者は、主席連合から追放され、コンチネンタル(表向きは「コンチネンタル・ホテル」という形で運営されていますが、武器や情報調達や事後処理など殺し屋達のために様々なサービスを提供している総合施設)のサービスを一切受けられなくなります。

さらに追放者は主席連合の暗殺リストに加えられることによって、全ての殺し屋から命を狙われてしまうのです。

「誓印」は必ず守らなければならないもの、絶対に拒否できないものということがよくわかりますね。

そして、「誓印」の契約をした相手との依頼が遂行した場合には、コンチネンタルが管理する台帳に「誓印」の効力がなくなったことが記されます。

「誓印」の片側だけに血印があるのは未履行、両側に血印があるのは、もう「誓印」の効力は終わったものということですね。

『ジョンウィック・チャプター2』で、サンティーノ・ダントニオがジョンウィックに依頼した任務遂行したことでサンティーノ・ダントニオは片側に血印が押されている「誓印」に自分の血印を押して「誓印」の契約を完了しています。

ジョンウィックのいる裏社会では殺しは当たり前。しかしそこにルールを課すことで本能だけで動く動物ではなく、人間らしく尊厳をもてるように裏社会独自の規律を作っているんですね。



ジョンウィックが「誓印」を渡した相手サンティーノ・ダントニオ

裏社会では暗黙の了解であり、自身の生命に替えても絶対に遵守しなければならない「誓印」。

この「誓印」をジョンウィックが交わした相手は今のところ2人いると明かされています。

1人は「ジョンウィック:チャプター2」でジョンウィックに姉殺しを依頼したサンティーノ・ダントニオ。

サンティーノ・ダントニオは、イタリアが本拠地の巨大マフィア組織「カモッラ」のナンバー2の地位にいる人物です。

ジョンウィックは過去にサンティーノ・ダントニオに借りを作っており、誓印を介して行われています。

この「誓印」は血の押印で契約をしていて、所有者の依頼は必ず受けるのがこの裏の世界のルールであり、掟なのです。

ということは、サンティーノ・ダントニオは「ジョンウィック」を自由に使える券を持っているということなんですね!

そしてその“ジョンウィックを自由に使える券”をサンティーノ・ダントニオは使って、自身の組織「カモッラ」のトップである姉殺しを依頼します。

「誓印」を持って依頼されたことは絶対に守らないといけないルールにジョンウィックは反した結果、ジョンウィックの大切な家をダントニオに破壊され、復讐心が芽生えてしまったダントニオに対してもジョンウィックは「誓印」の名のもとに依頼を引受ざるを得なかったのです。



ジョンウィックが「誓印」をもらった相手 ソフィア

そしてジョンウィックが「誓印」をもらった相手であるソフィアは、現在はコンチネンタル・ホテル・モロッコの支配人ですが、元殺し屋の女性です。

過去にソフィアの娘が関わった事件において、ジョンウィックと血の誓印を結んだことで自分の娘を助けてもらった経験があります。

ジョンウィックがソフィアに会う前、ジョンウィックは掟を破ってしまったため、全世界の殺し屋から命を狙われ、息つく暇もなく絶えず警戒しなければならず、この現状を打破するためジョンウィックはモロッコのカサブランカへと足を運びます。

そこには、かつてジョンウィックに「誓印」を渡していた相手ソフィアがいるからでした。

久しぶりの再会を果たしたジョンウィックとソフィアでしたが、ソフィアはジョンウィックにめがけて発砲します。

「誓印を渡していた相手を殺してはならない」とジョンウィックは言います。

それが「誓印」の掟だからですね。

また「誓印」に“有効期限”はなく、“引退”という文字もありません。

借りた相手は貸した相手が要求すれば、その貸しは「誓印」の名のもとに必ず行わなければならない。

ジョンウィックはこの「誓印」を使って、ソフィアに助けを求めました。

ソフィアは今はコンチネンタル・ホテル・モロッコの支配人という立場であり、殺し屋稼業からは足を洗ったと断りますが、ジョンウィックはある人物に会わせることが「誓印」の借りを返すことと言い、ソフィアはジョンウィックに従います。

「誓印」を持ち出されたら、決して断ってはいけないということがこのシーンでもよくわかりますね。

ソフィアはベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノアという犬種の犬を2匹飼っています。

この犬達がめちゃくちゃ強い!

ジョンとソフィアと一緒に犬たちも戦いに参戦します。「ドッグ・フー」の誕生です!!

『ジョンウィック』シリーズの犬についてはこちらで詳しく紹介しています。どうぞご覧ください!

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今回は、『ジョンウィック』に出てくる「誓印」についてご紹介しました。

映画『ジョンウィック』は登場人物の多さもさることながら、独自の掟や暗黙のルール的なものも多くあり、壮大な世界観で描かれていますね。

一度見て気づかなかったところも、再度観ると新たな発見があったりして、見返すことでより映画の内容がわかるようになっていく。

ひと粒で何度も美味しい映画『ジョンウィック』。

主演のキアヌ・リーブスは、「映画が成功する限り、続編を作り続ける」 と名言していますね!

近い将来、ぜひ続編が見れますように…

 

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました(*^_^*)❤



 

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