今は名俳優として数多くの大作映画など出演し続けているトム・ハーディ。
実は、トムハーディは若い頃はかなりやんちゃな、荒れていた時期もあったそうなんです!
またトム・ハーディは好きなことには、とことんのめり込むタイプのようで、映画出演がきっかけでトム・ハーディはブラジリアン柔術を始めて、それを極めてトム・ハーディはなんと柔術の大会で優勝した経験もあるんです!!
今回は、『ヴェノム』シリーズでも有名なトム・ハーディについて詳しくご紹介します。
トムハーディは筋肉とはかけ離れた細身の美男子だったが、若い頃はアルコール&コカインに依存していた少年だった!
トム・ハーディは1977年9月15日生まれの2024年現在46歳です。
イングランド ロンドン生まれのイギリス出身の俳優です。
トム・ハーディはコメディ作家の父と画家の母のもとに一人っ子として生まれました。
トム・ハーディは裕福な家庭環境のもとで暮らしていましたが、若い頃のトムハーディ自身は今の自分の恵まれた環境に恥ずかしさを覚えていたようで、あえて素行を乱すような行為をしていたようなんです。
そしてトム・ハーディは驚くことに、なんと13歳からアルコールとコカインを始め、すぐにかなりの中毒を患っていたそうなんです!!
中学1年生の年齢でアルコールとドラッグの中毒者だったなんて、一体トム・ハーディに何が起きていたんでしょうか?
トム・ハーディは15歳からはタトゥーも入れだし、トム・ハーディの外見はすっかり不良に仕上がっていました。
若い頃はこんな調子だったトム・ハーディは、かなりの問題児であったことから、トム・ハーディはこれまでいた学校を退学になります。
それからトム・ハーディは学校を転々としますが、トム・ハーディは演劇に興味があったことからドラマセンターロンドンで演劇を学びます。
このドラマセンターロンドンは2022年の卒業生をもって閉校となっています。
この学校の卒業生の中には、『007』のピアース・ブロスナンや、『キングスマン』のコリンファースなどそうそうたる人物を多数輩出しています。
コリン・ファースについてはこちらで詳しく紹介しています。ぜひご覧下さい!
トムハーディーは筋肉よりもアルコールとドラッグにハマりすぎて危険な状態に?
トム・ハーディは2001年『ブラックホーク・ダウン』でハリウッドデビューを果たします。(このときはトム・ハーディではなく“トーマス・ハーディ”の名前でクレジットされています)
しかし、トム・ハーディは、10代の頃から続けていたアルコールとドラッグの習慣はやめることはありませんでした。
トム・ハーディがハリウッドデビュー作のヒットしたことで、映画『ネメシス/S.T.X』にトム・ハーディの出演が決まります。
こちらの作品は、世界的に人気のあるスタートトレックシリーズの映画になります。
このトム・ハーディが出演した映画『ネメシス/S.T.X』は人気が出ず、興行は大失敗に終わってしまいました。
これがきっかけで、トム・ハーディは更にアルコールに溺れていってしまいます。
この頃のトム・ハーディのことを映画共演したパトリック・スチュワートは、トム・ハーディについてこのように語っています。
「ロンドンから来た、変な、孤独な若者でした」「トムは私たち共演者の誰とも、社会的なレベルで交わろうとしませんでした。『おはようございます』も言わなければ、『お疲れ様です』も言わない。現場で出番がない時は、トレーラーでガールフレンドでずっと過ごしていましたね。こちらに敵意があるというわけでは決してないのだけれど……彼と信頼関係を築くのはなかなか難しかったです。」
このようにアルコールとドラッグの深みにハマっていってしまったトム・ハーディはますます抜け出せなくなり、いよいよ危険な状態に陥ってしまいます。
ある日、トム・ハーディは路上で自分の嘔吐物と血にまみれて目が覚め、これ以上進むと危険であるととうとう気づくことができました。
その後、トム・ハーディは更生施設へ入所し、2003年にトム・ハーディはアルコールとドラッグを克服することができました。
ギリギリのところでトム・ハーディは踏みとどまることができたんですね!
トム・ハーディの筋肉は役作りのため?
アルコールとドラッグを克服したトム・ハーディ。
演劇への熱い思いを胸に、トムハーディは再び演技に没頭します。
トム・ハーディは映画以外でも舞台俳優としても活躍し、2004年には舞台『In Arabia, We’d All Be Kings』でのパフォーマンスが評価され、ローレンス・オリヴィエ賞(優れた演劇などに贈られる賞。イギリス版トニー賞)にノミネートされました。
それからはトム・ハーディは出演した作品がヒットしなかったとしても、アルコールやドラッグに手を出すことはありませんでした。
あまり作品に恵まれなかったトム・ハーディにようやくチャンスが巡ってきます。
2010年、今話題の映画『オッペンハイマー』のクリストファー・ノーラン監督作品『インセプション』にトム・ハーディは「イームス」役で出演。
この『インセプション』で一気にトム・ハーディの知名度を上げました。
2012年再びトム・ハーディはクリストファー・ノーラン監督の作品で『ダークナイト・ライジング』のヴィラン「ベイン」役で出演します。
トム・ハーディのヴィラン「ベイン」は抜群の存在感でした!
そして、同じ年に舞台『The Long Red Road』でトム・ハーディは主役を演じて、高い評価を得ました。
トム・ハーディはこの年映画と舞台での成功を称えられ、翌年にはトムハーディは英国アカデミー賞でライジング・スター賞を見事受賞しました。
トム・ハーディの演劇の才能が開花していきました。
トムハーディーの筋肉は役作りのため始めたブラジリアン柔術に夢中!アスリートとしても大活躍で金メダル獲得!!
2011年、トム・ハーディは映画『ウォーリアー』に出演します。
この『ウォーリアー』という映画は総合格闘技を題材にした映画で、トム・ハーディはこの作品をきっかけにブラジリアン柔術を習い始めました。
そして2022年9月には、イギリスの柔術大会でなんとトム・ハーディは優勝!金メダルを手にしたんです!!
トム・ハーディはオスカー像を獲得する前に、先に金メダリストになってしまったのです!!
対戦相手からは…
「トムは最強でしたよ。とにかく強くて驚きましたし、とても優れたファイターでした。私がいままで対戦した相手のなかで、もっともタフな選手です。『ヴェノム』で演じたキャラクター通りの人でしたね」
トムハーディが俳優だと忘れるくらいの、トム・ハーディの柔術の腕前はかなりのもののようです。
トムハーディの筋肉は柔術で肉体改造!『マッドマックス怒りのデスロード』や『ヴェノム』のトレーニングにも柔術は重要な役割が!
トム・ハーディは柔術に出合い、それに打ち込むことでみるみる肉体改造をし続けてきました。
アクション映画などにも出演するトムハーディのトレーニングに、柔術は重要な役割を担っています。
トムハーディは激しいアクションでも、柔術の心得があるからこそ落ち着いて挑むことができるんだと思います。
2015年公開の『マッドマックス怒りのデスロード』でも、トムハーディのアクションシーンに釘付けになりました!
寡黙な男「マックス」役を演じたトムハーディの存在感は、セリフこそ少ないですが、トムハーディのアクションシーンは本当にカッコよくて観る人を引き込んでしまいます!
トム・ハーディといえば、『ヴェノム』シリーズが有名ですね!
映画『ヴェノム』についてはこちらで詳しく紹介しています。ぜひご覧下さい!
シンビオートに取り憑かれた「エディ・ブロック/ヴェノム」ことトム・ハーディはめっちゃ強い!
元々は「ヴェノム」はスーパーヴィランですが、本作ではダークヒーローとして扱われています。
宿主となった「エディ」の言うことを素直に聞くところとか、かわいいところもある恐ろしいシンビオート「ヴェノム」。
トム・ハーディのバイクに乗ってのカーチェイスは、ハラハラドキドキしながら見応えたっぷりです!
『ヴェノム』シリーズはこれまで2018年の『ヴェノム』、2021年『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』、そして2024年アメリカで劇場公開予定の『ヴェノム3 The Last Dance(ジ・ラスト・ダンス)』とこれからも公開が控えています。
『ヴェノム』シリーズでは、トム・ハーディは出演だけでなく、製作や脚本なども手掛けているので、トム・ハーディにとって『ヴェノム』は我が子のように大切な作品であるということが感じ取れますね。
私個人的にトム・ハーディで好きな映画は、2012年の映画『Black & White/ブラック & ホワイト』です。
この作品は『チャーリーズ・エンジェル』のマックG監督作品でラブコメディにスパイ映画の要素たっぷりです。
トムハーディ扮する「タック」はCIA捜査官である同僚「フランクリン」(クリス・パイン)と一人の女性を巡って競い合うんですが、これまでシリアスな役やハードボイルなイメージが強かったトム・ハーディがコメディ映画で奮闘している様子が新鮮で、とても楽しい作品となっています。
新たなトム・ハーディの一面が見たい方はぜひ、ご覧になってくださいね!
映画のように若い頃は波乱万丈な人生を歩んできたトム・ハーディ。
これからは、トム・ハーディがどんな演技で私達を楽しませてくれるのか、トム・ハーディのこれからの活躍に期待が高まりますね!
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました(*^_^*)❤
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