『スラムドッグス』犬は本物?犬種は?子供はダメ?下品が満載!どんな映画かわかりやすく解説!

コメディ映画

とってもキュートな犬たちが言葉を話し、大活躍する映画『スラムドッグス』。

出てくるワンちゃんが本当に可愛くて、面白くて、たくさんの犬種が出てくるので犬好きにはたまらない映画なのですが…

実際見てみると、『スラムドッグス』この映画は、かなり汚いものや下品なもののオンパレードな映画でした!(笑)

『スラムドッグス』は犬好きなための人の映画であっても、それは決して子供向けの映画ではありません。

今回は、ワンちゃんが大活躍のお下品映画『スラムドッグス』について詳しくご紹介します。



『スラムドッグス』は『テッド』のスタジオが製作!感想は気まずい、子供はダメ!犬がたくさん出てくる面白い復讐もののロードムービー!

この『スラムドッグス』の映画は、2023年公開のアメリカ映画になります。

PG12指定なんですね〜。

そして『スラムドッグス』は世界一ダメなテディベアの『テッド』のスタジオが製作しています。

『テッド』もかなりお下品な映画だと思いますが、『スラムドッグス』も『テッド』に勝るとも劣らない下品さがある映画になっています。

『スラムドッグス』を手がけたプロデューサーは『スパイダーマン:スパイダーバース』、『LEGO(R)ムービー』シリーズ、『コカイン・ベア』のフィル・ロード&クリストファー・ミラーです。

『コカインベア』もかなりの衝撃作でした!

しかも、原作は実話であるということでさらに驚きです!

『コカイン・ベア』については、こちらで詳しく紹介しています。ぜひご覧下さい!

『コカインベア』実話の事件?あらすじと感想。コメディよりも怖くてグロいホラー映画(スプラッタ要素強め)!!
“事実は小説よりも奇なり”…実際に起こる出来事は、フィクションで構成される小説よりも、はるかに複雑で波瀾(はらん)に富んでいることをいう。英国の詩人バイロンの「ドン・ジュアン」にある言葉。この言葉が示すように、実際にはにわかには信じがたいよ...



従来のハートフルな動物映画とは『スラムドッグス』は一線を画す作品になるので、お子様と一緒に観ることは全くお勧めできないです。

随所に張り巡らされている下品でお下劣なシーンに最初はかなり驚かされてしまうこと間違いありません!

映画『スラムドッグス』の原題は『Strays』で(strayの)意味は“迷子の動物”、“野良の動物”なんですね。

この『スラムドッグス』という映画は、離れ離れになった飼い主の元へ犬がいろんな試練を乗り越え、ついに飼い主にたどり着くといったような感動的なハートフルコメディではありません(笑)

飼い主に捨てられた犬レジーが、飼い主に復讐を果たすため新たにできた仲間を引き連れて飼い主の元へ行ってみんなで飼い主に復讐する様子を描いたコメディ映画になります。



犬が飼い主に復讐する??

犬は飼い主のことは大好きなはずなのに、そんな飼い主に復讐しに戻ってくるなんて、飼い主はよっぽど犬にひどい扱いをしていたんだということが想像できてしまいますね。

私はこの『スラムドッグス』の魅力は下品さ以上に出てくる犬達が想像以上に可愛いところだと思います。

こんな可愛くて愛らしい犬がひどい目に遭っているのが、私は一飼い主として、主人公の犬の飼い主に天誅を!と思いながら、映画『スラムドッグス』を観賞していました。

果たして主人公の“レジー”にひどい扱いをしていた飼い主にレジーや仲間たちは復讐をすることができるのでしょうか?



『スラムドッグス』犬は本物?撮影は“ドッグファースト”オマージュもあり、喋る犬は『ベイブ』がお手本?

この『スラムドッグス』の犬達は、人間のように言葉を喋ります。

仕草なんかも、犬本来がするものから、そこからかけ離れたものまでとても表現力豊かで、犬好きにはたまらないですね〜。

なかでも、『スラムドッグス』の主人公の「レジー」、そして仲間の犬たちとのチームワークの良さは目を見張るものがあります。

『スラムドッグス』では過去作をオマージュにしたシーンも出てきます。

Beatlesの「Abbey Road」のように横断歩道を歩いたり、『Stand by Me』のように線路を1列で歩く犬たち…歩くシーンは過去に見たことある〜って思ってしまいます。

あとはオマージュではありませんが、犬たちは並んでおしっこしたり、最後は一緒に飼い主と戦ったりと、『スラムドッグス』の犬たちのチームワーク、チームプレーは抜群です!



こんなに多芸な『スラムドッグス』の犬たちは果たして、本物なんでしょうか?

映画『スラムドッグス』のジョシュ・グリーンバウム監督は…

「今あなたが観たものの95%は本物の犬ですよ。それが私にとっては本当に重要なことだったんです」「明らかに、犬が危険にさらされる場合は、『フルCGにしよう』となりましたが、私にとっては、始まりで本物の犬を見ていると感じて欲しかったのです」

「ゾウを映画に入れるなら『それ結構いいね』ってなるでしょう。なぜなら私は、1年に5分ほど、子供達を動物園に連れて行った時しかゾウの近くにいませんから。でも犬の場合、私は犬を知っているのです。私達は皆、犬のことは分かっています」

 「私達は彼らや彼らの行動、仕草と共に暮らしていますから、彼らを出来るだけリアルに感じられるようにしたかったんです。リアルに感じれば感じるほど面白くなりますよね」

映画『スラムドッグス』のジョシュ・グリーンバウム監督は、リアリティにこだわって、本作『スラムドッグス』を製作したんですね!



犬たちの演技は、危険なシーンを除くほとんどが“本物の犬”がでています。

そして、その撮影に大きく貢献したのが、実写版『わんわん物語』『僕のワンダフル・ライフ』などこれまでに多くの作品で犬の演技指導・アドバイザーを務めてきたマーク・フォーブスでした。

マーク・フォーブスは犬たちが自然で、さらに犬たちの面白い仕草を撮影できるように犬たちをリードしました。

また『スラムドッグス』の撮影は、人間よりも“ドッグファースト”で行われたようで、犬たちにとって快適な環境でのびのびと演技ができるように、遊び中心で楽しく行われたようですよ〜。

『スラムドッグス』の撮影現場、ぜひとも見たかったです!!

また“ドッグファースト”で撮影の際に大切にされた犬たちは何匹かは、撮影後スタッフに引き取られたそう。

ジョシュ・グリーンバウム監督も、幼少期の“レジー”を演じた子犬を実際に引き取り、名前もそのまま“レジー”と名付けたんだとか。



“レジー”ホントに可愛いですよね〜。

あの瞳で見つめられたら、本当に連れて帰りたくなりますよね〜。

テニスボールを加えながら歩いているのもかわいい〜!

“レジー”は小型犬で小さいので、抱っこもしやすくて、どこにでも連れて行きたくなりそうですね。

きっとジョシュ・グリーンバウム監督の家では“レジー”を巡って、日夜争奪戦が行われていそうですね!



“レジー”以外にもマーク・フォーブストレーナーの神業で、犬たちが自然にまた可愛らしい犬本来の姿を見せてくれたとしても、本作『スラムドッグス』は決定的に普通の犬とは違うところがあります。

それは、『スラムドッグス』に出演している犬は喋るということ。それも普通の人間と同じく会話するということ。

しかし、実際の犬は喋りません。

この問題を解決するのは、テクノロジーの力がありました。

『スラムドッグス』の犬が喋るところは、1995年の映画『ベイブ』を参考にしてVFX(「Visual Effects」の略称で、「視覚効果」という意味。撮影した映像に、後から編集技術によって様々な非現実の演出や効果を入れることや、その映像自体のこと)を使って、犬たちの話し方や顔の表情を自然なもののように見せるようにしたんだとか。

いまから『ベイブ』は30年も昔の作品だったんですね〜。

子ブタの「ベイブ」が可愛いかったですよね〜!

ベイブが「バーラムユー…」と呪文をかけてゆっくりと羊たちを従わせるところが、牧羊犬に怯えながら逃げている羊たちよりほっこりしていて、見ていて癒やされました。

俊足の牧羊犬のボーダーコリーの「レックス」と「フライ」も本当にかっこよかったです。

『スラムドッグス』の犬たちは、トレーナーの神業とVFXのテクノロジーを掛け合わせてできた、最先端の犬の俳優になりました。



『スラムドッグス』犬種は?キャストのレジー、ダグ、マギー、ハンターにナレーション犬はどんな犬?

映画『スラムドッグス』では、たくさんの犬、それぞれ違った犬種の犬が出てきます。

この4匹がメインキャラクターになります。

ウィル・フェレル/Will Ferrell(レジー:ボーダーテリア、ダグの元飼い犬)

ジェイミー・フォックス/Jamie Foxx(バグ:レジーを助ける野良犬のボストンテリア)

イスラ・フィッシャー/Isla Fisher(マギー:オーストラリアン・シェパード、ダグの仲間)

ランドール・パーク/Randall Park(ハンター:グレートデーン、ダグの仲間)

 

ジョシュ・ギャッド/Josh Gad(ガス:ラブラドール・レトリバー、都会の捨て犬)

ジミー・タトロ/Jimmy Tatro(フィン:ロットワイラー、ガスの仲間)

 

グレタ・リー/Greta Lee(ベラ:ポメラニアン、ジェナの飼い犬)

ハーヴェイ・ギレン/Harvey Guillén(シットステイン:チワワ、ジェナの飼い犬)

ジェイミー・デメトリウ/Jamie Demetriou(チェスター:魔法のフェンスから出られないブルドッグ)

フィル・モリス/Phil Morris(バブシー:公園の口の悪い捨て犬、ハンターのライバル)

ロブ・リグル/Rob Riggle(ロルフ:ジャーマン・シェパード、警察犬)

ジャック・デ・サンス/Jack De Sanz(マンチカン:ブラッドハウンド、警察犬)

ダビッド・ハーマン/David Herman(アンダーバイト:パウンド・ドッグ、ナレーション犬)



他にも、保護施設の中にセント・バーナードやウエルッシュコーギー・ペンブローク、ビーグルなどなど、たくさんの犬が出てきます!

この中でお好きな犬はいましたか?

私は保護施設の脱出を計るために、犬たちが協力して一斉に“フン”を出して、それぞれの“成果”の前でお行儀よくお座りしてる場面に笑いが止まりませんでした。

“ドヤ顔”の犬たち…(笑)

また、魔法のフェンスから出られないブルドッグや、あと一番の謎のままで終わった“ナレーション犬”!

ナレーション犬は飼い主の恐ろしい秘密を知っている唯一の存在なんですね〜。

どんな秘密かは、ぜひ『スラムドッグス』をご覧になって探してくださいね。



そして、『スラムドッグス』のレジーと同じ犬種のボーダーコリーが主人公の命を救った救世主となった映画『ドッグマン』では、スラムドッグスと同じくらいかそれ以上のたくさんの犬種の犬達が登場します!

『ドッグマン』は巨匠リュック・ベッソン監督最新作でAmazonプライム・ビデオで絶賛配信中です!

『ドッグマン』の主人公「ダグラス」は、『スラムドッグス』の「レジー」の飼い主とは大違いで、犬をこよなく愛している人物なんです。

『ドッグマン』の映画の魅力は、たくさんのワンちゃんが登場するだけではなく犬たちの飼い主である主人公「ダグラス」を演じたケイレブ・ランドリー・ジョーンズの圧巻の演技にも注目です!!

 

映画『ドッグマン』については、こちらで詳しく紹介しています。ぜひご覧下さい!

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今回は、『スラムドッグス』について、詳しくご紹介しました。

 

『スラムドッグス』を見て思ったことは、縁あって、自分の元へやってきてくれたかわいいワンコには、惜しみない愛情を注ぐべき貴重な存在なんだと、悪い飼い主「ダグ」を反面教師に、さらに愛犬を可愛がることを心に誓いました。

 

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました(*^_^*)❤



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