ケイレブランドリージョーンズ『ゲットアウト』『スリービルボード』『ニトラム』サイコパスな役がハマり役!リュックベッソン監督最新作『ドッグマン』白い肌で歌うドラッグクイーンのダークヒーローに?

SF映画

色白で透き通るような肌が特徴的なイケメン俳優、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ。

ケイレブランドリージョーンズは、また中性的な雰囲気を醸し出していて、どこか憂いを帯びた表情は少し病的な感じがして独特の色気のある俳優です。

ケイレブ・ランドリー・ジョーンズはそのような印象から英国人俳優のように思われることが多いのですが、実はアメリカのテキサス州(アメリカ南部、メキシコ国境に面している州)出身なんですね。

ケイレブランドリージョーンズの出身地がアメリカと知って私も意外だと思ってしまいました。

ケイレブランドリージョーンズの出演作は、これまで『ゲット・アウト』や『ニトラム』、『スリー・ビルボード』など狂気を秘めたサイコパスな役を演じることが多かったですが、リュック・ベッソン監督最新作『ドッグマン』では、ケイレブランドリージョーンズが演じてきたこれまでの集大成のような人物「ダグラス」を熱演しています。

今回は、今大注目の俳優ケイレブランドリージョーンズについて詳しくご紹介します。



ケイレブ・ランドリー・ジョーンズは俳優と歌手2足のわらじを履く多才な人物。

ケイレブランドリージョーンズは1989年12月7日生まれ、2024年現在34歳です。

ケイレブランドリージョーンズはアメリカ・テキサス州ダラス市のガーランドというところ出身になります。

ケイレブ・ランドリー・ジョーンズの名前のケイレブは「カレブ」や「キャレブ」とも表記されることもあるようです。

ケイレブランドリージョーンズは俳優としての活動だけではなく、実はミュージシャンでもあるんです!

ケイレブランドリージョーンズは、10代の頃に友人のロバートハドソンと一緒に、ロックバンド「ロバート・ジョーンズ(Robert Jones)」を結成しました。

ケイレブランドリージョーンズはこのバンドではボーカルとドラムを担当していました。



ちなみに「ロバート・ジョーンズ」はロックバンドの種類では、“サイケデリック・ロック”というものになり、このサイケデリック・ロックというのは…

サイケデリック・ロック(Psychedelic rock)は、1960年代後半に発生し流行したロック音楽の派生ジャンル。主に、LSDなどのドラッグによる幻覚を、ロックとして再現した音楽のことを指す。

実際「ロバート・ジョーンズ」の曲を聞いてみると、“ロック”はロックでも、激しいアップテンポな感じの曲調ではなく、ゆったりたゆたうような独特な音楽だなぁと感じました。

ケイレブ・ランドリー・ジョーンズはドラムだけではなく、ギター、ハーモニカ、ピアノの演奏もこなすマルチプレイヤーなんです。

ケイレブ・ランドリー・ジョーンズは演技だけではなく、アーティストとしてもこれだけたくさんの楽器を操れるなんて、とても多才な人物ですね!



ケイレブランドリージョーンズは、バンド活動としては3枚のアルバムを発表していましたが、ケイレブランドリージョーンズの俳優としての活動が軌道に乗り始めてからは、バンド活動は休止していたそうです。

しかし、ケイレブランドリージョーンズは2024年には新作をリリースする予定とのことです!

これまで俳優活動に軸足を置いていたケイレブ・ランドリー・ジョーンズがアーティストとして再活動するんですね。前作とは、また一皮むけたケイレブ・ランドリー・ジョーンズのアーティストとしての活動もこれから要注目ですね!



ケイレブランドリージョーンズは若い頃の演技『ノーカントリー』そして『ラスト・エクソシズム』で早くも絶賛され頭角を現す!

ケイレブランドリージョーンズは17歳の時に『ノーカントリー』(原題: No Country for Old Men)でスクリーンデビューします。ケイレブ・ランドリー・ジョーンズはこの時はまだ小さな役でした。

この『ノーカントリー』という映画は、コーエン兄弟が監督、製作したスリラー映画になります。

この『ノーカントリー』は過激な描写が多いためR指定の作品になりますが、映画そのものは評価が高く、第80回アカデミー賞で8部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、助演男優賞、脚色賞の計4冠を受賞する快挙を成し遂げました。



その3年後ケイレブ・ランドリー・ジョーンズは20歳の時、2010年公開の映画『ラスト・エクソシズム』(原題: The Last Exorcism)で、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズは自分と同じ名前の「ケイレブ」役を演じます。

ケイレブ・ランドリー・ジョーンズが演じた「ケイレブ」というのは、悪魔に憑依された少女の兄なんですが、このケイレブ・ランドリー・ジョーンズの演技が「ニューヨーク・タイムズ」紙で…

「見ている者の心を乱す演技をする俳優」

このようにケイレブ・ランドリー・ジョーンズの演技が絶賛されました。

『ラスト・エクソシズム』はホラー映画で、“モキュメンタリー”という手法で撮影された作品になります。



モキュメンタリーというのは…

モキュメンタリー( mockumentary)は、映画やテレビ番組のジャンルの1つで、フィクションを、ドキュメンタリー映像のように見せかけて演出する表現手法。虚構の物語を、あくまでも事実を伝えるドキュメンタリーとして構成する映像手法。

ホラー映画がモキュメンタリー手法で撮影されることによって、現実にそれが起こっていることだと、より信憑性が増していくように感じられますね。

ホラー映画であり、モキュメンタリーの手法で撮られた作品であり、またケイレブ・ランドリー・ジョーンズが、見ている者の心をかき乱してしまうような相当すごい演技をしたという、三拍子揃った『ラスト・エクソシズム』は、本当に怖い怖ーーい映画であることがよくわかりますね!!



この『ラスト・エクソシズム』のヒットがケイレブ・ランドリー・ジョーンズの俳優人生のターニング・ポイントになります。

「これが僕の人生を変えた」

ケイレブ・ランドリー・ジョーンズは、しっかりと将来の進むべき道を見つけたことで、俳優として自分自身のキャリアを磨くため、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズは生活基盤を映画の都であるロサンゼルスへ移します。



ケイレブランドリージョーンズの演技はすごい!『X-MEN』他にもいろんな役を演じれるカメレオン俳優!代表作『ゲット・アウト』『スリー・ビルボード』『アンチヴァイラル』などサイコパスな役がハマり役!

ケイレブ・ランドリー・ジョーンズは、翌年の2011年アメコミ映画『X-MEN:ファーストジェネレーション』で「ショーン・キャシディ/バンシー」役に大抜擢されます。

『X-MEN』といったら、全世界で大人気のマーベルコミックの実写化された映画ですね!

ミュータントという特殊なパワーを持ったスーパーヒーローチームが活躍します。



この夏公開される『デッドプール&ウルヴァリン』のウルヴァリンも『X-MEN』に登場しています。

『デッドプール&ウルヴァリン』についてはこちらで詳しく紹介しています。ぜひご覧ください!

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ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ扮する「バンシー」はミュータントで口から高振動波(ソニック・スクリーム)を出すんです!

この「バンシー」役でケイレブ・ランドリー・ジョーンズはこれを見た観客にケイレブ・ランドリー・ジョーンズの名前が知られるようになりました。



『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』の監督はマシュー・ボーン監督になります。

マシュー・ボーン監督作品で大ヒットした作品は『キングスマン』です!

“キングスマン”とは、高級スーツに身を包む英国紳士が、裏では世界平和のために秘密裏に諜報活動を行うスパイなんですね〜。

『キングスマン』についてはこちらで詳しく紹介しています!ぜひご覧ください!

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その翌年ケイレブ・ランドリー・ジョーンズは2012年公開『アンチヴァイラル』で初の主演を務めます。

『アンチヴァイラル』では、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズは、主人公であるクリニックの注射技師「シド」役を演じました。

この『アンチヴァイラル』という作品は、近未来を舞台にしたSFスリラー映画で、有名人が感染したウイルスを採取して、なんと彼らの熱狂的ファンに注射するマニア向け医療サービスが行われているのが前提になっているんですね〜。

近未来ではどんなものでも商売になってしまうのが可能なんでしょうか?

自分の大好きなセレブと同じ病気になりたい!って普通では考えられないですが、カルト的に好きな熱狂的なファンだったら、そのセレブと同じ苦しみも味わいたいということなんでしょうか?



ケイレブ・ランドリー・ジョーンズはこの『アンチヴァイラル』出演を切望していたようで…

「こんなSF作品なんて、他に見たことがなかったんだ。セレブリティーを崇拝する風潮をアイデアに取り入れるなんて。それに、一人の男が負のスパイラルに陥って、どんどんハマっていくというキャラクターにとても惹かれた。この役は僕じゃないとできないって…。だから、ロスから監督(ブランドン・クローネンバーグ)の住むトロントに飛んで…。もう、『出してほしい!』って。監督に嫌われないように、自分のことをアピールしたんだ(笑)」

脚本を読んで、どうしてもやりたくなってすぐに監督に会いに行って自ら売り込みに行くというケイレブ・ランドリー・ジョーンズの行動力もすごいですね~!



作品に出演する度に、自身の演技のスゴさを観客に知られるようになったケイレブ・ランドリー・ジョーンズ。

2017年には『ゲット・アウト』、『スリー・ビルボード』両作品に出演し、さらにケイレブ・ランドリー・ジョーンズの知名度を上げました。



ケイレブ・ランドリー・ジョーンズは全世界を震撼させたポート・アーサー事件の映画『ニトラム』で圧倒的な演技を見せる!

ケイレブ・ランドリー・ジョーンズは、実際に起った史上最悪の事件を元に初映画化された作品『ニトラム』(2021年公開)で、主人公「マーティン・ブライアント/ニトラム」をケイレブ・ランドリー・ジョーンズが演じました。

本作品『ニトラム』でケイレブ・ランドリー・ジョーンズは第74回カンヌ国際映画祭主演男優賞受賞、第54回シッチェス・カタロニア国際映画祭監督賞と主演男優賞を受賞し、第11回オーストラリアアカデミー賞監督賞と主演男優賞を含む最多8部門受賞するという快挙を成し遂げました。

どの映画祭でもケイレブ・ランドリー・ジョーンズが主演男優賞を受賞していますね!!すごいです!



クレイブランドリージョーンズの圧倒的な演技 ーThe Guardian

とてつもなく不穏、恐ろしいまでのリアリティ、凄まじい傑作 ーVARIETY

ケイレブ・ランドリー・ジョーンズの演技は、メディアからの評価もとても高いです!

それだけ、この『ニトラム』でもケイレブ・ランドリー・ジョーンズの演技は観客の心をグッと鷲掴みにするような凄まじい演技を成し得たということですね!!



この『ニトラム』のベースになったのは、全世界を震撼させたオーストラリア・タスマニア島のポート・アーサーで発生した無差別銃乱射事件である“ポートアーサー事件”のことになります。

“ポート・アーサー事件”というのは、1996年4月28日(日曜日)の午後1時半頃に発生した、50人(死者35人、負傷者15人)の民間人が犠牲になった史上最悪の大量殺人事件になります。

そして、このポート・アーサー事件の犯人はマーティン・ブライアントという人物でした。



マーティンがなぜ「ニトラム」なのかと言うと…

「ニトラム」というのは、犯人の名前“マーティン・ブライアント”の“Martin”を逆さに読んだもの(Nitram)で、小さい頃に同級生に蔑称として呼ばれていた。

ニトラム(nitram)とは「シラミ野郎」という意味があるそうです。

明らかに悪意がありますね。



このポート・アーサー事件の実行犯、マーティンブライアンがなぜこんな凶行にでてしまったのか。

この映画『ニトラム』は実行犯の青年の事件までの行動を描いている作品になります。

「ニトラム」を演じるに当たって、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズはどのように考えていたんでしょうか?

「初めて脚本を読んだ時、こんな事を考えた。“脚本に虫眼鏡があったとしたら、その焦点はどこに当たっているのだろう”とね。物語の主題は家族だ。そこにヘレンや家族以外の人々が関わり、事件までの過程を描いていた。脚本を読んだ後、監督達に会ってこの映画について話をした時に思った。“この役に僕を推すなら、ぜひやってみよう”ってね。」



この『ニトラム』出演を経て、さらに狂気を含む役柄に磨きをかけたケイレブ・ランドリー・ジョーンズは、数多くの大ヒット作品を世に放った巨匠リュック・ベッソン監督最新作『ドッグマン』で、犬と共に生きた、第二の“ジョーカー”のような新しいダークヒーロー“ドッグマン”として変貌を遂げます。



ケイレブランドリージョーンズはリュック・ベッソン監督最新作『DOGMAN ドッグマン』で怪演!第二の“ジョーカー”?犬と共に生きたダークヒーローが誕生する!!

ケイレブ・ランドリー・ジョーンズの『DOGMAN ドッグマン』とは…

ある夜、警察に止められた一台のトラック。運転席には負傷し、女装をした男。荷台には十数匹の犬。“ドッグマン”と呼ばれるその男は、半生を語り始めた―。犬小屋で育てられ暴力が全てだった少年時代。トラウマを抱えながらも、犬たちに救われ成長していく中で恋をし、世間に馴染もうとするが、人に裏切られ、苦しめられ、深く傷ついていく。犬たちの愛に何度も助けられてきた男は、絶望的な人生を受け入れ、生きていくため、犬たちと共に犯罪に手を染めてしまう。

『DOGMAN ドッグマン』では、“ドッグマン”と呼ばれた男「ダグラス」をケイレブ・ランドリー・ジョーンズが怪演しました。



この『ドッグマン』では「ダグラス」が警察署の取調室が主な設定となり、担当の精神科医との面談でダグラスの幼少期からの描写があるのですが、それは想像以上にひどいものでした。

私は「ダグラス」が銃弾に倒れてしまった時、ダグラスの側へ行き「クゥーン」と鳴いてダグラスの横にピッタリ寄り添っている犬たちを見て、胸が詰まりそうになりました。

ダグラスは、犬を愛していました。犬たちからしたらダグラスは“家族”の一員。

またダグラスは子犬を命がけで守ってくれた人物でもありました。



そのダグラスが銃弾によって、倒されてしまったのです。

それも、ダグラスの実の父親の手によって。

ダグラスからしても、犬たちは家族であり、愛すべき存在なんですね。

人間を信じられなくなったダグラスにとって、犬たちは自分を愛してくれる唯一の家族でした。

そしてダグラスは犬たちと共に、生きるために犯罪に手を染めてゆくようになるのです。



『DOGMAN  ドッグマン』リュック・ベッソン監督は、「ダグラス」役を演じたケイレブ・ランドリー・ジョーンズについて…

「この役をケイレブ以上にうまく演じられる俳優はいないと思うな。彼はすごい俳優だし、キャスティングできてラッキーだった。初対面では二匹の犬がクンクン相手を嗅ぎ回るみたいな感じだったけど、すごくいいヤツで、仕事へのアプローチも格別だった。実人生では経験しないような設定だったから、5ヶ月間も車椅子で過ごして歌い方も学んでくれた。素晴らしかったよ。」

 

ケイレブ・ランドリー・ジョーンズは「ダグラス」を演じることで、ダグラスは脊髄を損傷したことにより両足が不自由で車椅子に乗っていることがほとんどですが、それに慣れるため、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズは実生活でも車椅子で多くの時間を過ごしていたんですね。

あと、車椅子姿とともに印象的なのは、喫煙シーンの多さなんですが、実生活でもケイレブ・ランドリー・ジョーンズはタバコを嗜むようです。

タバコの煙が昇っていくのを眺めながら、ダグラスは(ケイレブは)どんなことを思っていたのでしょうか?

そんなダグラスの姿をじーっと見つめている犬たち。



本当に『DOGMAN ドッグマン』にはたくさんの犬が出てくるんです!

ドーベルマン、ベルジアンシェパード・マリノア、ピットブルといった大型犬もいれば、ジャック・ラッセル・テリアや、ボーダーコリー、ボーダー・テリアやサルーキなど犬種がいっぱい、まさに犬のワンダーランドです!

ダグラスが捨て犬を預かるシーンでは、オーストラリアン・ラブラドゥードルという犬種の犬をダグラスが優しく抱きかかえている姿がとても印象的でした。

『ドッグマン』では、他にもたくさんの犬が出てきます!!犬好きな方にはたまらない映画となっていますので、『ドッグマン』をぜひご覧くださいね!

 

『ドッグマン』については、こちらで詳しく紹介しています。ぜひご覧下さい!

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『ドッグマン』でダグラスが喫煙シーンが印象的だと述べましたが、同じくタバコを吸うシーンがとても印象に残っているのが『JOKER』です。

ホアキン・フェニックス主演の『JOKER』は、『BATMAN バットマン』に出てくる通りのジョーカーが描かれているのではありませんでした。

“悪のカリスマ”と呼ばれている「ジョーカー」ですが、このホアキン・フェニックスの『JOKER』は「アーサーフレック」という心の優しい一人の男が、信じていたものに裏切られ、全てに絶望したことによって「ジョーカー」へと変貌し、人々を悪行へ導く“悪のカリスマ”的存在に変わってしまった男の物語であり、「ジョーカー」の誕生譚になります。


『JOKER』については、こちらで詳しく紹介しています。どうぞご覧ください!

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「アーサーフレック」を演じた名俳優ホアキン・フェニックスをくわしく紹介しています。

前述したモキュメンタリー手法で撮影されたホラー映画『ラスト・エクソシズム』がケイレブ・ランドリー・ジョーンズのターニングポイントになったと述べましたが、ホアキン・フェニックスもモキュメンタリー手法で撮った映画『容疑者、ホアキン・フェニックス』では、俳優を辞めてラッパーになるといった破天荒ぶりを世間に見せつけていたホアキン・フェニックスですが、実はそれはこのモキュメンタリー撮影のためのお芝居だったというエピソードもあるんです。詳しくはこちらをご覧ください!

ホアキンフェニックス若い頃兄に名俳優になると予言された?子供時代の波乱万丈な人生から現在の栄光を手にするまで。
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「アーサーフレック」と「ダグラス」、二人には共通点がいくつかあります。

  • 幼少期の家庭環境が複雑で親に愛されていなかったこと。
  • ハンディキャップを背負っていること。
  • 愛しているものに裏切られたこと。
  • タバコを吸うこと。
  • 白塗りメイク(笑)

あと「アーサーフレック」、「ダグラス」共に、どちらも心の優しい男だったということです。



心優しい人物だからこそ、静かな怒りを人知れず溜め込んでいて、それが溢れ出してしまったらもう、心優しい人が恐ろしい悪魔へと魂が入れ変わってしまうのです。

“ジョーカー”になる前を描いた作品『JOKER』のように、この『ドッグマン』の主人公「ダグラス」がいかにしてダークヒーローである“ドッグマン”へと変貌したのか?悲しい男の人生が紐解かれた作品『ドッグマン』はとても見応えたっぷりな素晴らしい作品で何度も見たくなりました。

そして、総勢何匹のワンちゃんがいて、なんの犬種かももっと知りたいと思いました。



今回は、要チェックな俳優ケイレブ・ランドリー・ジョーンズについてご紹介しました。

これからもケイレブ・ランドリー・ジョーンズの活躍が楽しみですね♪♪

 

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました(*^^*)❤



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