『コカインベア』実話の事件?あらすじと感想。コメディよりも怖くてグロいホラー映画(スプラッタ要素強め)!!

コメディ映画

“事実は小説よりも奇なり”…

実際に起こる出来事は、フィクションで構成される小説よりも、はるかに複雑で波瀾(はらん)に富んでいることをいう。英国の詩人バイロンの「ドン・ジュアン」にある言葉。

この言葉が示すように、実際にはにわかには信じがたいようなことが、本当に起こった出来事だったというのも稀にあるようですね。

そのような出来事は映画化されていることも多いですよね〜。

今回は、野生のクマが、なんとコカインをキメてハイになっていたという、まさに“事実は小説よりも奇なり”な実際に起った事件を映画化した『コカイン・ベアー』について詳しくご紹介します。




『コカイン・ベアー』は実話だった!?

私が『コカインベア』を見るきっかけになったのは『コカインベア』の予告編を見てなんですが、『コカインベア』は実話をモチーフにした作品であり、コカインキメてハイになっているクマさんがどんな風に行動するのかがとても興味が湧き『コカインベア』を観賞することにしました。

監督は女優でもあるエリザベス・バンクスが務めます。

『コカイン・ベアー』予告編では、クマさんの動きがコミカルなところもあり、『コカイン・ベアー』はコメディ映画かと思って見ていたら、いざ蓋を開けてみると…

映画『コカインベア』はガッツリ、ホラー映画でした!!

ちなみに、『コカイン・ベアー』はコメディ・スリラー映画に分類されるようです。

ホラー映画とスリラー映画の定義ははっきりしていないそうですが、

「描かれている対象が何であるか」で分類する方法です。 ホラーは超自然的・非人間的なものが対象として描かれているのに対し、スリラーやサスペンスは犯罪者や殺人犯など人間が対象として描かれている場合が多いのが一般的です。

このような分類からすると、『コカイン・ベアー』は対象となっているのは“クマ”なので、超自然的なものではないので、『コカイン・ベアー』は厳密に言うとホラー映画ではありませんが…『コカイン・ベアー』は映画並のグロさはあると思います。スプラッター映画としても『コカインベア』は当てはまると思います。



私が度肝を抜かれたのは、コカインキメてハイになったクマさんが、レンジャー小屋に来たときは、ドアの前で座っていてなんかかわいいなぁと思ったのも束の間、そこからさらなる惨劇が繰り広げられるんですが、もう何がなんだかわからないくらいグロさ満載の怖すぎるシーンで、最後コカインキメてハイになったクマさんの身体能力の高さに唖然としました。

『コカイン・ベアー』はコメディ要素ももちろんあるんですが、それ以上に、想定外なグロい描写が多かったので、とてもびっくりしました!!Σ(゚∀゚ノ)ノ

これから『コカイン・ベアー』をご覧になる方は、『コカインベア』はシンプルなコメディ映画と思って観ると大誤算なので、『コカイン・ベアー』を観る時は少し心の準備をしてから観ることをオススメいたします!(笑)

『コカイン・ベアー』の映画は実際に起きた事件が元になっているんですね〜。



『コカインベア』のプロデューサーを務めるのは、フィル・ロード&クリストファー・ミラーです。

両プロデューサーは『コカイン・ベア』だけでなく、今度は犬を主役にした映画『スラムドッグス』でもプロデューサーに名を連ねています。

『スラムドッグス』は犬たちが主人公のコメディ映画ですが、ただ単に面白おかしいだけでなく、かなり下品なところが多いです。

『スラムドッグス』に出てくる犬たちは本当に可愛くて、犬好きにはたまりません!ぜひ、食事中は避けて頂いてご覧くださいね!

『スラムドッグス』については、こちらで詳しく紹介しています。ぜひご覧下さい!

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実際の事件は、1985年アメリカ・ジョージア州(南東部にある州)で麻薬密売業者が飛行機から投げ捨てた大量のコカインを、その土地にいた体重90キロのアメリカクロクマが大量にコカインを摂取して、やがて薬物の過剰摂取によって死亡したというものです。

『コカイン・ベアー』で展開されるコカインをキメてハイになったクロクマが人々をたくさん襲う展開はフィクションになりますが、人間が作り出したもので、またそれが原因で命を落とすことになってしまったコカイン摂取したクロクマもまた被害者なんでしょうね。


『コカイン・ベア』あらすじ・ネタバレなし紹介


『コカインベア』の舞台は、1985年の9月麻薬密輸人のアンドリューが、自分の飛行機からコカインを持ってパラシュートで落下しようとしますが、飛行機から降りる時に頭をぶつけて意識を失いそのまま落下してしまいます。

ここは『コカインベア』がコメディ映画らしく、とっても笑えるシーンですね。

飛行機から落下したアンドリューの死体はアメリカ・テネシー州・ノックスビルで発見されましたが、大量のコカインは見つかりませんでした。

大量のコカインは一体どこへ行ってしまったのでしょうか?



同じ頃、ジョージア州にある、チャッタフーチー・オコニー国立森林公園では、アメリカグマがコカインを食べて非常に攻撃的になり、ハイキング中の男女に襲いかかるという事件が発生します!

実は、麻薬密輸人アンドリューは、自分がパラシュートで落下する前からコカインの入った赤いボストンバッグを何個も飛行機から投げ捨てていたので、コカインの入ったバッグは広範囲に渡って、落下していたんだと思われます。

大量のコカインが行方不明になってしまい焦るギャングのボス「シド」は、麻薬密輸人アンドリューのヘマにより行方不明になったコカインを取り戻すよう、手下の「ダヴィード」とシドの息子「エディ」に命令します。

ダヴィードとエディはアメリカグマが現れたというチャッタフーチー・オコニー国立森林公園へ向かいます。



一方、看護師の「サリ」の娘「ディーディー」と友達の「ヘンリー」はチャタフーチー山へ行きます。

そこには“秘密の滝”があって、本当ならディーディーは母親のサリと行く予定でしたが、サリの仕事の都合で延期することになってしまい、ディーディーはどうしても行きたくなって、友達のヘンリーと学校をサボって出かけて行ってしまいます。

しかし、このディーディーの行動がたくさんの人を巻き添えにしてしまうことになるなんて、ディーディーには知る由もありませんでした。

そして、ここからはコカインをキメてハイになったクマが大暴れし、『コカインベア』がホラー映画(スプラッタ要素強めな感じ)へと変化していきます。

『コカインベア』は実際の事件をモチーフにされていて、事件として報道されたのは麻薬密輸人が落とした大量のコカインを食べたクマが薬物過剰摂取により死亡したというもので、『コカインベア』で繰り広げているような展開はフィクションということですが、報道されていないだけで、もしかしたら実際に『コカイン・ベアー』に勝るような出来事が起こっていたかもしれませんよね〜。



『コカイン・ベアー』見た感想は、コメディよりも怖くてグロいホラー映画(スプラッタ要素強め)

私が『コカイン・ベアー』を映画を見ようと思ったのは、コカインキメてハイになったクマがどんなコミカルな感じになるんだろうと、コメディ好きな私はこの『コカインベア』を見たのですが…

『コカイン・ベアー』はコメディ要素は前半に少しと中盤に少しあるくらいで、あとは怖いシーンが多く、また『コカインベアー』にはグロい部分もたくさん出てきます!

野生のクマはただでさえ凶暴なのに、コカインキメてハイになったらより凶暴になってしまったようなんです!

肉食動物だから、狩猟本能がコカイン摂取したことで、より強く、より激しく、より凶暴になってしまったんですね〜。



“動くものは獲物である”

一般にホラー映画は、夜や暗い建物の中で、標的になってしまった人物を物陰や闇の中から神出鬼没に出てきて襲うものなどが多いと思うのですが、この『コカイン・ベアー』は舞台はチャッタフーチー・オコニー国立森林公園で森の中なんですね。

森のクマさんなんです。

コカインキメてハイになってしまった、森のクマさん。

また、『コカイン・ベアー』の終盤以外は日中なので、白昼堂々森の中で惨劇が繰り広げられるのです!

大自然豊かな緑いっぱいの森を背景に、たくさんの血しぶきが飛ぶ、緑と赤のコントラストがより生々しく、リアルで、とってもグロいです!!

また、スプラッタ要素も強めなので、手や足が飛び、内蔵も飛び出てなんかもう生々しくグロいです!!

『コカインベア』は野生のクマがコカインをキメてハイになり、手当たり次第に人を襲う恐るべき陸上の殺戮兵器と化してしまいましたが、所変わって海の上に作られた施設アクアティカでは、野生のアオザメが遺伝子操作されたことによって、通常のアオザメより倍くらい体長が大きくなり、さらに高度な知能を持つ殺戮兵器に変化を遂げてしまいました。

この映画『ディープブルー』では、遺伝子操作されたアオザメが殺戮兵器となり、人々に知能を使うことで狡猾にまた容赦なく獰猛に襲いかかります。

『コカインベア』に負けず劣らず、『ディープ・ブルー』も手や足や身体をガブリと喰らいつかれてかなりグロい映画となっています。

『ディープ・ブルー』については、こちらで詳しく紹介しています。ぜひ、ご覧ください!

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私自身は、怖いのは苦手なので、『コカイン・ベアー』を見ている時は、木の上で襲われてる人のときからずっと顔を手で隠して(指の隙間から)こっそり見てました(笑)

コカイン摂取したクマの木登りのスピードはめちゃくちゃ早いんです!!

クマなのに猿並みに速いんですよ!!

『コカイン・ベアー』はコメディ要素もありますが、基本はスプラッタ要素強めのホラー映画だと思って見てもらえるといいと思います。

私のように怖いものが苦手な方は、観る時は心の準備をしてからご鑑賞ください。



“事実は小説よりも奇なり”を代表する実話をモチーフにした作品『コカイン・ベアー』はAmazonプライム・ビデオ、U-NEXTで絶賛配信中です!

 

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました(*^_^*)❤



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