ディズニー作品のなかでも、実写化された作品で大ヒットした映画『アラジン』。
この作品は、実写版でも元のアニメーションの良さを崩すようなところはなく、ディズニーアニメが好きな方でも楽しんで見ることができる作品です!
主要キャストがオリジナルのアニメのキャラクターによく似ていると感じるところが多く、見続けていくと、まるで魔法の絨毯に乗って誘われるように自然と『アラジン』の世界に入っていってしまいます。
また楽曲も素晴らしく、中でも「ホール・ニュー・ワールド」はアニメーション版でアカデミー歌曲賞を受賞しました!
今回は、『アラジン』(実写版)で大注目のメナマスードと『アラジン』のキャストなどについて詳しくご紹介します!
メナマスード『アラジン』でダンスがキレキレでスゴすぎる!気になるプロフィールと『アラジン』キャスト紹介!
実写版『アラジン』とは…
実写版『アラジン』(原題: Aladdin)は2019年公開のアメリカのミュージカル・ファンタジー映画になります。
1992年に制作されたディズニーの長編アニメーション『アラジン』の実写リメイクされた作品が本作『アラジン』です。
アニメーションを実写化されたものの中でも、本作『アラジン』はアニメーションの世界観を損ねることなく、アニメの『アラジン』を見たことがある人もない人も関わらず、純粋に『アラジン』の映画の世界に没頭できるんです!
実写版『アラジン』キャスト紹介!
『アラジン』に登場する主なキャストは以下の通りです。
アラジン :メナ・マスード (中村倫也)
ジーニー :ウィル・スミス (山寺宏一)
ジャスミン :ナオミ・スコット (木下晴香)
ジャファー :マーワン・ケンザリ(北村一輝)
サルタン :ナヴィド・ネガーバン(菅生隆之)
ダリア :ナシム・ペドラド (沢城みゆき)
アンダース王子:ビリー・マグヌッセン(平川大輔)
ハキーム :ヌーマン・アチャル(宮内敦士)
メナマスードはダンスがキレッキレ!プロフィール紹介!
主人公の「アラジン」を演じるのは、メナマスード。カナダ出身の俳優です。
メナマスードは1991年9月17日生まれの2024年現在33歳です。
メナマスードはカナダが出身地でカナダ国籍を持っていますが、両親はともにエジプト人でエジプトの首都カイロで生まれました。
メナマスードには2人の姉がいて、メナマスードが3歳の頃、一家はカナダへ移住します。
メナマスードは物心つく前には、カナダへ移住しましたが、後にメナマスードが俳優として大成功を収める映画『アラジン』の舞台になる国の一つのエジプトにメナマスードのルーツがあったんですね。
メナマスードは映画『アラジン』でも身体能力の高さを存分に披露していますが、メナマスードのすごいのはそれだけでなく、学業においてもかなり優れていたそう。
メナマスードの得意科目は科学で、高校在学中に大学の講義を受講できるというアドバンスト・プレイスメントに参加できるほどの成績優秀だったんです。
メナマスードは文武両道な学生時代を送っていたんですね!スゴイ(^o^)!
メナマスードは幼い頃から俳優として活躍したいという夢がありました。
しかし、メナマスードが俳優としての活躍を阻むもの、それは自分のルーツであるエジプト系カナダ人であることでした。
なぜエジプト系カナダ人であるメナマスードが俳優になる夢を諦めなければならなかったというと…
なぜなら欧米圏では、2001年9月11日に起きた同時多発テロ事件以降、イスラム教徒に対するマイナスのイメージが定着し、イスラム教徒が多い中東系の人々が差別や排斥の対象として見られるようになってしまったから。
これはハリウッドでも起きていて、中東系の俳優には良い役が少なく、あっても“テロリスト”のようなネガティブなステレオタイプであることが多い。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディ・マーキュリーを演じアカデミー主演男優賞を演じたラミ・マレックも、両親ともエジプト人であるため、同様の悩みを抱えていたそう。
メナマスードはイスラム圏であるエジプトにルーツがあったことで、周囲から自分の夢である俳優業につくことを長年反対されてきたんですね。
自分の夢を応援してもらえないなんて、メナマスードはかなり辛かったでしょうね。
しかし、メナマスードは自分の夢=俳優になることを諦めませんでした。
まずメナマスードは自分の得意科目である科学を生かしてカナダでトップであり世界的にも名門校として知られているトロント大学に入学します。
日本で例えるなら東京大学!メナマスードはしっかり学業で成功を収めて、その後に自分の夢を叶えるためにライアンソン大学へ入学し、芸術プログラムを卒業しました。
そして、メナマスードは2011年から俳優業をスタートさせ、2017年にはメナマスードの今後の人生を変えてしまう作品である『アラジン』のオーディションに参加するのです。
メナマスードの「アラジン」はまさにアニメのアラジンと瓜二つ!
実写映画『アラジン』のアラジン役のオーディションには2000人もの候補者が集まりました!
しかし、「アラジン」役にピッタリハマる人物がなかなか現れなかったことから、キャスティングは難航を極めていた時、メナマスードに白羽の矢が立ち見事「アラジン」役に抜擢されたのです!
メナマスードはアニメーションの「アラジン」に瓜二つ!!
メナマスードを劇中で初めて見た時に、アニメーションの「アラジン」がそのまま出てきたかと思うくらい、「アラジン」の雰囲気にそっくりで驚いてしまいました!
メナマスードの「アラジン」が街中を 自由自在に駆け回っているシーンがありますが、とても躍動感があって見ている方も楽しくて、アニメーションに全く引けを取りません!
それにメナマスードの「アラジン」に注目すべきなのは、歌だけでなく、「アラジン」のダンスシーンも見どころのひとつです!
特に、ジーニーに操られているというていで、メナマスードの「アラジン」は、ジャスミンと一緒にダンスをするシーンがありますが、最初「アラジン」は操られている感じで、ぎこちないダンスから始まりますが、後半にかけてどんどん動きも激しくなり、最後はメナマスードの「アラジン」の独壇場となってしまいます。
メナマスードの「アラジン」のキレッキレのダンスにとても驚かされました( ゚д゚)!
また「フレンド・ライク・ミー」という曲で、ウィル・スミス演じる「ジーニー」と一緒にメナマスードの「アラジン」踊るシーンも2人のダンスがかっこよくて、俳優でもあり、ラッパーでもあるウィル・スミスが歌うところもアニメーションとは違って、ヒップホップなビートがとても斬新で、すごすぎです( ゚д゚)!
とにかく、メナマスード&ウィル・スミスのダンスシーンは迫力満点で目が離せません!!
そんなダンスがとても上手なメナマスードですが、実は『アラジン』に出演するまでは、今までのキャリアの中で、本格的な歌やダンスを教わったことがなかったらしいのですが、『アラジン』のオーディション中に初めてレッスンを受け、猛特訓の末、なんと、一週間で歌とダンスを習得したそうなんです!
たった一週間で完璧なまでの仕上がり!メナマスードの才能は映画の「アラジン」と同じで、磨けば光るダイヤの原石だったんですね!
そして、「アラジン」は追いかけられるシーンがよくでてきます。
なかでも壁から壁へと飛び移ったり、建物や障害物を乗り越えたりする“パルクール”をするシーンが多いですが、それもなんとスタントマンなしでメナマスード本人がしているそうなんです!
メナマスードの厳しい状況の撮影にもスタントをつけずに自ら行っている姿はとても前向きで、自分の出てくるところはすべて自分で演じきるんだ!というメナマスードの役に対する強い思いを感じさせられますね。
私は、壁に背中をくっつけて、くるくる回りながら降りるシーンが好きなんですが、それもメナマスード本人がしています。
メナマスードはきっと撮影中はあざだらけになっていたでしょうね(^_^;)
メナマスードは謙虚な性格の持ち主で、「アラジン」役に抜擢されたことも本当に心から喜んで、選ばれたことに感謝を表していたそうです。
メナマスードは今まで苦労を経験してきましたが、素直に喜び、感謝を表現できるということは、映画の「アラジン」と同じで、きっときれいな心の持ち主なんでしょうね〜。
だからこそ「アラジン」に選ばれたんだと納得です!努力家で優れた才能を持ち「アラジン」のように、磨けば光るダイヤの原石であるメナマスード。
他の映画でもメナマスードを是非見てみたい!これからのメナマスードの活躍に期待しています(^^)
メナマスードのアラジンのダンス以外でも見どころいっぱい!『アラジン』実写で新しいミューズの誕生!?ジャスミン(ナオミスコット)が歌「スピーチレス」で心の声をすべて解き放つ!
『アラジン』のヒロインであるジャスミンは、アグラバー王国の王女ですが、王女であるがゆえに規則に縛られ窮屈な思いをしている毎日を過ごしています。
今いる宮殿での生活から外の世界へ飛び出して自分の人生を自由に生きたいと、また決められた結婚ではなく本当に愛した人とする結婚に憧れ、夢見る女性です。
そのヒロインの「ジャスミン」を演じるのは、ナオミ・スコット 。イギリス出身の女優であり、歌手としても活躍中です。
『アラジン』実写版はミュージカル映画で、劇中では歌うシーンがたくさん出てきます。もちろん「ジャスミン」も歌いますが、そこではナオミ・スコットの美しく他を圧倒するような力強い歌声を披露します。
「アラジン」と「ジャスミン」のデュエット曲「ホール・ニュー・ワールド」は「アラジン」と「ジャスミン」が魔法のじゅうたんに乗って夜空を飛びながら歌います。
「アラジン」の優しい歌声と「ジャスミン」が外の世界に飛び出して、興奮し感動しているさまを伸びやかな歌声で見事に表現しています。
窮屈な宮殿生活から外へ飛びたつことをずっと夢見てきた「ジャスミン」。
そんな彼女に手を差し伸べ、「ジャスミン」がずっと夢に描いていた景色を見せてくれた「アラジン」のことを、「ジャスミン」は好きになってしまうに決まってますよね〜。
この時に歌う歌が「ホール・ニュー・ワールド」で、アニメーション版ではアカデミー賞を受賞した素晴らしい楽曲です。
二人の歌声が合わさって、さらに曲を盛り上げてくれます。
ここでも「ジャスミン」役のナオミ・スコットの歌声に驚かされますが、アニメーション版ではなかった実写版オリジナルの新しい楽曲「スピーチレス〜心の声」を迫真の演技と歌声で、他を圧倒する迫力で見事に歌い上げています!
ジャファーに国を乗っ取られ、口を塞がれたジャスミンは、再び「スピーチレス (Speechless)」を歌い始める。「身を弁え、美しく見せろ、意見を述べるな」と女性が差別を受けてきた時代を「今終わる なぜなら私は負けないから」と歌い、「声をあげよう」「決して黙りはしない」と叫ぶ。ナオミ・スコットが迫真の歌唱と演技を見せる実写版『アラジン』のハイライトのひとつだ。
今までプリンセスとして自由に行動することは許されず、宮殿に閉じ込められ、抑え込まれた強い思いを、自らの手で解放し、自由を求めて、心の声をすべて解き放つさまを表現した歌で、ナオミ・スコットが力強く歌い上げるシーンは、本当に感動モノです!この楽曲を聞いた人からは大絶賛の嵐です!私も鳥肌がたちました!
映画ではこの「ジャスミン」が歌うシーンも外せない見どころの一つですね!
メナマスードのアラジンのキレキレのダンスの生みの親?『アラジン』実写のキャストで、最大の注目は「ジーニー」役!キャストは誰?魔法は一体どうなってるの?
この『アラジン』実写版で一番肝心なキャストと言ったらなんといっても、「ジーニー」役でしょう!
圧倒的な存在感があり、またこの『アラジン』の映画の質を高める意味でも、重要なエンターテイナーにしかできない役、それを演じるのは“ハリウッド最強のエンターテイナー”ウィル・スミスです!
アニメーション版で「ジーニー」の存在感がとても大きいので、それを実写版でウィル・スミスがどう演じるのか、「ジーニー」はウィル・スミスによってどう変わるのか、とても楽しみでした。
「ジーニー」が出てくる瞬間はドキドキ(笑)「ジーニー」が出てくると、そこに映っているのは、ウィル・スミスではなく、ランプの魔神ジーニーそのものでした!
見た感想は「あっ、青い!」。
そうなんです!アニメーション版と同じで、ウィル・スミス「ジーニー」も青いんです!そしてのっけからどんどん出てくる魔法の数々。
アニメーション版と同じ様に色々と魔法を見せてくれました。
実はあの魔法の数々もそうなんですが、あの、全身が青い「ジーニー」は100%すべてCGなんだそうです!!
魔法はもちろんCGだと思っていましたが、まさか青い「ジーニー」もすべてCGだったとは驚きですね!
「ジーニー」を見て更に驚きだったのは、あのムキムキのマッチョな筋肉だったんですが、、、
あの筋肉もCGだそうですよ〜。残念〜。
実際は、中年体型でお腹もぽっちゃり出ているんだとか。
自虐ネタかのようにインスタでその姿を上げていたこともあったようですよ。
コメントに“人生最悪の体型”と名付けて(笑)そしてそれには約685万件の“いいね”を集めたそうです。
そんなウィル・スミスですが、映画の役によっては、きっちりその役にハマるように体型もしっかりと管理するそうです。
映画『スーサイド・スクワット』の撮影時には、何ヶ月間も過酷な訓練を行い、その時は腹筋が8つ!に割れて、ムキムキのマッチョな体型に変化したそうなんです!
まさに役になりきる、役者の鏡ですね!
ウィル・スミスにとって、今回の「ジーニー」役は、ぴったりでまさにハマり役という感じがしました。
これまでにたくさんの映画に出ていて、色んな役柄をオールマイティにこなしているウィル・スミスの芸の幅を更に広げることになったのは間違いないですよね〜。
メナマスードのアラジンは誰の声?日本語の歌にも注目!
『アラジン』実写版の日本語吹替のキャストは、アラジン役に中村倫也さん、ジャスミン役に木下晴香さん、ジーニー役に山寺宏一さん、そしてなんとジャファー役に北村一輝さんが抜擢されました。
山寺宏一さんはアニメーション版でも「ジーニー」の声を務めており、またウィル・スミスの出ている映画の吹替をされた経験もあるそうです。
私もアニメーション版と今回と両方見ましたが、同じ「ジーニー」の役でも、今回のウィル・スミス「ジーニー」にはワイルド感があって、アニメーション版との違いを感じました。
さすがレジェンド声優の山寺宏一さんですね!
個人的には「アラジン」の王子の衣装を決める“一流デザイナー”になりきってるところが吹替版で一番好きです!
“山ちゃんジーニー”に圧巻です!ぜひご覧ください!
そして、今回の吹替版の顕著なところは中村倫也さんと北村一輝さんという日本を代表する俳優の方々の起用があると思います。
お二人とも、数々の映画やドラマに出られており、どうしても名前を聞くとその方のイメージが先に出てしまい、はたしてこの役に合うのか?と考えさせられてしまいました。
でも、実際吹替版で見てみると、中村倫也さんの声は「アラジン」のメナマスードの声と似ていると感じるところも多く、アラジンの持つイメージ“きれいな心の持ち主”にぴったりだと感じました。
「ジャスミン」役の木下晴香さんと一緒に歌う場面では、木下晴香さんはミュージカル俳優で歌手ということもあり、ナオミ・スコットと同じく圧倒的な歌唱力の持ち主ですが、中村倫也さんの歌声も優しく包み込むような感じで、二人のデュエット曲はとても素敵でした❤
歌以外の場面でも、さすが俳優さんだけあって、お芝居を演じるようにしっかりと役になりきっていました。
結論として、『アラジン』実写版はそのままで見るだけでは、本当にもったいない!
吹替版と両方見るべき作品だと強く感じました!
実際の俳優さんの生の声、歌声そして吹替版の声、歌声、両方聞いて初めて『アラジン』という映画の醍醐味を知ることができる!まさに奥深い作品だと思います!!
アラジン実写版の続編が楽しみなところですが、まだ企画の段階とのこと。
近い将来続編が公開されることを期待しています!!
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました(*^_^*)❤
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