ジュラシックワールド 新種ハイブリッド恐竜「インドミナス・レックス」と「インドラプトル」を徹底分析!

金曜ロードショーでジュラシック・ワールド第三部作の放映が決定しました!!

第1作目『ジュラシック・ワールド』が5月17日(金)に。翌週には第2作目『ジュラシック・ワールド:炎の王国』が5月24日(金)に。そして完結編の第3作目『ジュラシック・ワールド:新たなる支配者』が5月31日(金)に放送されます!

3週連続見れるなんて、今月は恐竜月間ですね!

完結編『ジュラシック・ワールド:新たなる支配者』は地上波初放送となります!!

太古の昔の恐竜が現代に蘇り、人間との共存がテーマになった『ジュラシック・ワールド』。

この『ジュラシック・ワールド』では、図鑑や博物館でしか見たことのない恐竜たちが、生きて、動いて、確かにそこに恐竜が実在しているんですね!

主人公のオーウェン・グレイディが調教している小型肉食恐竜ヴェロキラプトルや、恐竜の王者ティラノサウルス・レックス、巨大な草食恐竜アパトサウルスや、尻尾が棍棒の様で、身体は鎧に包まれた恐竜アンキロサウルスなどなど、『ジュラシック・ワールド』では、『ジュラシック・パーク』同様、た~くさんの恐竜たちを観ることができるんです!

しかし、『ジュラシック・ワールド』が『ジュラシックパーク』と大きく異なるところがあります。

それは、『ジュラシックパーク』にはいなかった恐竜が『ジュラシック・ワールド』には存在するのです。

その恐竜とは、新種のハイブリッド恐竜なのです。

今回は、『ジュラシック・ワールド』の恐竜で新種のハイブリッド恐竜の「インドミナス・レックス」と「インドラプトル」について詳しくご紹介します。

 

『ジュラシックワールド』新種ハイブリッド恐竜「インドミナス・レックス」

1作目の『ジュラシック・ワールド』で、恐竜テーマパーク「ジュラシック・ワールド」の最大の見世物として展示される予定だった恐竜が新種「インドミナス・レックス」です。

インドミナス・レックスの“インドミナス”とは、ラテン語で「獰猛不屈・制御不能」を意味します。

この名前の通りに、この後インドミナス・レックスは獰猛不屈・制御不能として、「ジュラシック・ワールド」を地獄絵図と化してしまいます。

インドミナス・レックスはTレックスより巨体になるようデザインされていて、現時点では全長12mほどですが、完全に成長すると15m以上になると予想されています。

「ジュラシック・ワールド」の恐竜全てが恐竜を蘇らせるために遺伝子操作されて作られてきましたが、この恐竜インドミナス・レックスは、恐竜単体そのものではなく、新種である、ハイブリッド(異なるものを組み合わせたり、かけ合わせたりすること)で、いろいろな恐竜や原生動物のDNAを加えられて作られた恐竜なのです。

ハイブリッドした恐竜とは、一体どんな新種の恐竜が生まれるのでしょうか?

新種の恐竜インドミナス・レックスのDNA構造は、基礎ゲノム(DNA全ての遺伝情報のこと)Tレックス、それ以外は企業秘密でした。

インドミナスレックスのDNAを設計したヘンリー・ウー博士は、インドミナス・レックスが脱走したことで「ジュラシック・ワールド」の創設者サイモン・マスラニ社長からインドミナス・レックスについて追求され、インドミナス・レックスに使用したDNAについて話し始めます。

新種の恐竜インドミナス・レックスはTレックスのDNAをベースに、ヴェロキラプトル・アベリサウルス、カルノタウルス・マジュンガサウルス・ルゴプス・ギガノトサウルス・テリジノサウルスのDNAを加えていました。(『ジュラシック・ワールド』の劇中では恐竜のDNAはラプトルだけだと思われていました)

しかし、インドミナス・レックスは恐竜以外にも遺伝子を組みこまれていたのです。

新種の恐竜インドミナス・レックスには、原生生物の“イカ”と“アマガエル”の遺伝子を組み込まれていました。

しかし、このイカとアマガエルのDNAを組み込んだことが新種の恐竜インドミナス・レックスがただの恐竜ではなく“殺戮兵器”であり“怪物”へと進化を遂げる一役買うことになってしまったのです。

新種の恐竜インドミナス・レックスのDNA設計者のヘンリー・ウー博士はサイモン・マスラニ社長から、「デカいやつを作るように、恐ろしいやつ、そして誰もがアッと驚くようなやつを作るように」こう指示されたことから、インドミナス・レックスがその期待値に合うものになるためにDNAに恐竜以外のイカとアマガエルのDNAを組み込んだのです。

インドミナス・レックスの成長速度を早めるために、イカのDNAを加えたことで、体色を変える色素体があるイカの遺伝子によって、インドミナス・レックスの身体はカメレオンのように擬態化しました。

そして、インドミナス・レックスにアマガエルのDNAを加えたことで、赤外線の発散を調節する特性があるアマガエルの遺伝子によって、体からの赤外線放射を抑制して、熱を感知する赤外線センサーをまんまと欺いたんです!

それに、ラプトルの遺伝子によって高い知能をもった新種のハイブリッド恐竜インドミナス・レックスは、檻から出るため、赤外線センサーを欺き、壁に爪痕をたくさんつけて脱走したように見せかけて、点検に来た人物を容赦なく襲います。

また、インドミナス・レックスは、ラプトルの遺伝子が組み込まれていることによって、敵であったラプトルの群れとコミュニケーションを交わし、ラプトルを服従させ味方に引き込むという優れたスキルも持っているんです!

『ジュラシック・ワールド』に出てくるラプトルは高い知能を持っています。

『ジュラシック・ワールド』のラプトルとラプトルの調教師オーウェン・グレイディについてはこちらで詳しく紹介しています。ぜひご覧下さい!

ジュラシックワールド オーウェンかっこいい!ラプトルブルー、デルタ、エコー、チャーリーを手懐ける!
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なんということでしょう!!恐竜にこんな高い知能があるなんて!新種のハイブリッド恐竜インドミナス・レックスは本当に歩く殺戮兵器です!

さらに、「ジュラシック・ワールド」内では、全ての恐竜にGPSが埋め込まれていて、恐竜の居場所を感知できるようになっているのですが、インドミナス・レックスはその自分の体内に埋め込まれているGPSを自らえぐり取り、それを囮に捕獲に来た隊員たちを襲い隊を全滅させます。

新種のハイブリッド恐竜インドミナス・レックスが恐ろしい肉食恐竜というだけでなく、高い知能も持っているなら、人間になすすべはありませんね。

映画の冒頭で、「ジュラシックパーク」の創設者ジョン・ハモンドからパークを譲り受けたサイモン・マスラニ社長は、「ジュラシック・ワールド」設立は、「人間がいかに小さく幼稚かを考える施設」であり「人間が謙虚さを学ぶ場所」という目標を持っていましたが、「ジュラシック・ワールド」に客寄せとして作られた新種のハイブリッド恐竜のインドミナス・レックスは観光客向けでは全く無く、恐ろしい殺戮兵器であり怪獣となってしまったことで、このインドミナス・レックスの誕生がパークを閉鎖に追い込み、数多くの惨劇を引き起こす要因となってしまいました。

 

『ジュラシックワールド』新種ハイブリッド恐竜「インドラプトル」

2作目の『ジュラシック・ワールド/炎の王国』では、初代ハイブリッド恐竜インドミナス・レックスのDNAから、さらなる新種ハイブリッド恐竜「インドラプトル」が誕生しました。

インドラプトルの正式名称はインドミナス・ラプトルといい、全長は7.3メートル、体重は1トンです。

インドミナス・レックスよりもインドラプトルは小柄ですが、ヴェロキラプトルより大きな体型です。

そしてこのインドラプトルは、珍しく雄(オス)なんですね!

そしてインドラプトルの身体には鶏冠(トサカ)が生えています。

インドラプトルの体の色は黒で、胴体の側面に金色の線が走っていて、いかにも人工的な要素を取り入れた、ハイブリッド感のある恐竜に仕上がっています。

1作目のインドミナス・レックスは見世物としてより大きく、恐ろしく見えるようにいろんな恐竜や原生生物のDNAが組み込まれてできた結果、想定外の能力を持つ恐ろしい恐竜が生まれましたが、2作目のインドラプトルは最初から軍事利用のための恐竜として誕生しました。

軍事利用のため…恐竜を使って戦争をするなんて、正気の沙汰じゃありませんよね!

インドラプトルの遺伝子には、インドミナス・レックスのDNAをベースに、ラプトルを含む地球上の色々な肉食生物の遺伝子を組み合わせて作られました。

インドラプトルは、最強の生体兵器となります。

しかし、インドラプトルには、優れたラプトルである“ブルー”のDNAが入っておらず、まだ未完成の状態でした。

ラプトルは2足歩行をする恐竜ですが、インドラプトルの前足は遺伝子操作の影響でとても長くなっているので、まるでネコ科猛獣の如く前肢を地面につけて4足歩行することが可能なんです。

そして、インドミナス・レックスと同様に、インドラプトルは前足の指には長い爪があり、その爪を器用に使って、窓を割らずにわざわざ鍵を開けて侵入するなど細かい動きをすることができるんです!

さらにインドラプトルが、後ろ足の鉤爪で床を叩くシーンは1作目の『ジュラシックパーク』で子供達を追いかけ、キッチンで子供達を襲うヴェロキラプトルのオマージュとなっているんですって。

インドラプトルはインドミナス・レックスよりも小柄で知能も高いので、ただ単純に標的を襲うというより、ホラー映画のように、じわりじわりと獲物に近づき、襲う瞬間を狙う犯人のようなの雰囲気がありますね〜。

本当にホラー映画さながらの怖さがありますね!

そして、インドラプトルは知能が高いことも特徴ですが、インドラプトルの知能の高さがよく分かるシーンがあります。

檻に入れられたインドラプトルが麻酔薬で眠っている隙に、捕えた獲物の歯を集めることが趣味な傭兵のウィートリーが、インドラプトルの歯を抜こうとしている最中、インドラプトルはウィートリーを騙すために、なんと寝たふりをするんです。

その時、インドラプトルは笑みを浮かべたような表情をしながら、ウィートリー気づかれないように尻尾を振ったり、目覚めているにも関わらず様子を伺っていました。

その後、『ジュラシック・パーク』『ジュラシック・ワールド』でのお約束、恐竜を粗末にしたものには制裁が加えられます。

インドラプトルは、パワー型の巨大なインドミナス・レックスとは違って、スピード特化型の恐竜なんですね。

インドラプトルは軍事利用されるために作られたハイブリッド恐竜であることから、対人間を想定した高い戦闘能力を兼ね備えています。

インドラプトルには、追跡する能力に、鋭い嗅覚、暗闇を暗視する能力などにも長けています。

インドラプトルから隠れることは絶対に不可能ですよね!

また、インドラプトルはヴェロキラプトルを遥かに上回る鋭い牙を持ち、またインドラプトルの皮膚は頑丈で、銃弾を受けても跳ね返すくらいの強靭さを誇っています。

さらに、インドラプトルの最も驚くべき能力は…

軍事用の恐竜として開発されたため、「人間の銃から発せられる赤色レーザー信号の先にある目標を優先的に観察し、音波信号を与えられたら即座に攻撃を開始する」という習性を持つ

インドラプトルは戦闘に特化した恐竜だということがいやというほどわかりますね。

インドラプトルのこの習性は、最新作『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』で、アトロキラプトルが同じようにレーザーポインターを使った殺戮をするのに利用されていますよ〜。

 

今回は、図鑑に載ってない幻のハイブリッド恐竜「インドミナス・レックス」と「インドラプトル」についてご紹介しました。

どちらも、恐竜を凌ぐ恐ろしい怪物だということがよくわかりましたね。

これが、フィクションで本当に良かったです!!

マッド・サイエンティストがこの先、現れないことを祈って…

 

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました(*^_^*)❤

 

 

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