かつて香港を代表する俳優として日本でも高い人気があったトニー・レオン。
トニー・レオンは現在何をされているのか、代表作はどんな作品が?
実は、トニーレオンは現在東京国際映画祭に参加するために、久々に来日しているそうなんです!
今回は、トニーレオンが来日したという情報や、日本映画に出演したことはあるのかなど詳しくご紹介します。
トニーレオンのプロフィール!若い頃はどんな人間か!現在は何をしてるのかまで紹介!
それでは、今回はトニー・レオンのプロフィールについて様々なサイトから情報を集めましたのでご紹介します。
こちらの見出しでは若い頃のトニー・レオンはどんな人物だったのか、現在はどのようにしているのかといった情報についてこちらのプロフィールの部分に詳細に書かれていますので、ご確認お願いします。
★トニーレオン プロフィール★
- 本名:梁朝偉
- 芸名:トニー・レオン
- 生年月日:1962年6月27日
- 国籍:中国
- 出身地:イギリス領香港
- 身長/体重:171㎝/不明
プロフィールでは彼の中国名での本名と、世間一般で知られている芸名トニー・レオンをわけました。
プロフィールで書かれている中国名は香港で使用されている広東語でいうとリョン・チウワイですが、北京語で読むとリャン・チャオウイとなります。
またプロフィール欄でははぶきましたが、あだ名に偉仔(ワイジャイ)、阿偉(アーワイ)といったものがあり、中国ではこちらの方で親しまれている向きがあるみたいですね。
またこれもプロフィール欄からは省かせていただきましたが、トニー・レオンにはカリーナ・ラウという名前の女優の奥さんがおり、この奥さんとは10年以上も結婚したままであるといわれております。
それでは、トニー・レオンの若い頃と生い立ち、現在の様子についてご紹介します。
トニー・レオンは、1962年6月27日に当時イギリス領であった香港で生まれました。
10歳のころ両親が離婚したトニー・レオンは、母子家庭で育ちました。
有能だったトニー・レオンは10代のうちに通っていた中高一貫の高校を飛び級で卒業し、大学への進学を行わず、様々な仕事を行いながら流浪の日々を過ごしていました。
トニーレオンは、若い頃から優秀であったものの、少し人と違った変わった部分があったのかもしれません。
そんな中、友人だったチャウ・シンチーの誘いに応じた、トニー・レオンは香港のテレビ局の俳優養成所を受験しますが、合格を果たしました。
その後トニーレオンは、複数のテレビドラマに出演し、茶の間をにぎやかしその甘いマスクを武器に女性票を獲得し、トニーレオンは若い頃はお茶の間のアイドルとして高い人気を得ました。
その後、トニーレオンは、1983年をきっかけに俳優に転身。
トニーレオンは、「ロボコップ」の亜流作品として人気を集めた『ロボフォース 鉄甲無敵マリア』などに出演しました。
そして、トニーレオンは、1992年にはジョン・ウー監督作品でなおかつ香港映画界を代表するスーパースターであったチョウ・ユンファ主演で製作された映画『ハード・ボイルド 新・男たちの挽歌』に出演。
この映画で、トニー・レオンはチョウ・ユンファ扮する刑事と共闘するギャングを演じ、話題を集めました。
ちょうどこのころ、日本でも外国映画はバブル状態になっており、若い頃のトニー・レオンも日本で高い人気を集めていました。
その後、 映画監督のウォン・カーウァイと出会ったトニー・レオンは彼と複数の作品を制作。
その中でもトニーレオンの作品で、もっとも有名なのは南米を旅行する同性愛者カップルを演じた『ブエノスアイレス』でした。
若い頃のトニー・レオンの肉体美にうっとりするという女性ファンも多くいましたが、逆に普通の映画をみにいったら予告編で同性愛者同士の生々しいやりとりをみせられたことでトラウマになってしまったという人も多くいたといわれています。
かくいう私もこのひとりで、CSの映画チャンネルをみていると突然このトニーレオンの『ブエノスアイレス』のCMが流れ、若い頃のトニー・レオンが男性同士でいちゃついている生々しい映像をみて、驚いてテレビを消しそうになりました。
やがてトニーレオンは、00年代にはいると犯罪映画「インファナルアンフェア」に出演、ここではトニーレオンの若い頃からの甘く世間知らずなキャラから一変し、大人の渋みを強調させたようなキャラクターを熱演、演技の幅広さをみせつけました。
そして、トニーレオンは2021年念願だったハリウッド進出を『シャン・チー/テン・リングスの伝説』でかなえることに成功。
ここで久々にトニー・レオンの名前をみて、若い頃の彼のイメージを脱却したファンも多くいたのではないでしょうか。
2024年現在、トニー・レオンは俳優として活動をしています。
トニーレオンは2024年現在、東京国際映画祭で久々に日本に来日!!
そんな、トニー・レオンですが、実は2024年10月29日に開催された第37回東京国際映画祭ではなんと久々の来日を果たしました。
これ以前にトニーレオンが果たした来日は、2023年に開催された第36回東京国際映画祭でのことでした。
この時、トニーレオンの来日は10年ぶりの日本への来日となっており、ファンの感動もひときわ大きいものとなっていたことは間違いないでしょう。
トニー・レオンは、第37回東京国際映画祭では、なんと審査委員長を務めました。
ここでトニー・レオンは日本の東京で行われる東京国際映画祭の審査委員長をやれることに感謝を述べました。
この第37回東京国際映画祭では、日本の女優である橋本愛さんなどが、審査委員に選ばれたといわれています。
次の東京国際映画祭にはトニーレオンは参加するのでしょうか。
また、それに合わせてトニーレオンは、日本に来日するのでしょうか。
これらは来年にならないとわからないですね〜。
いずれにせよ、トニー・レオンの今後の動向から目が離せませんね。
トニーレオンは日本映画に出演したことがある?!
トニー・レオンですが、過去には日本映画に出演したことがあるのでしょうか。
非常に残念なことに、トニー・レオンは日本映画に出演したことはありませんでした。
ところが、トニー・レオンは過去に日本を題材にした映画を製作したことがありました。
その作品の名前は『東京攻略』でした。
2000年に製作された『東京攻略』は全編日本でロケした映画で、日本からは仲村トオル、阿部寛、遠藤久美子、小沢真珠といった日本人俳優が参加しました。
映画のあらすじは、日本人ビジネスマンと婚約関係を結んだ中国人の女性が、行方不明になった彼を探すために日本に来たところ背後にいたヤクザに追いかけられることとなるという話でした。
トニー・レオンが演じるのはなぜか日本人ヤクザを追いかけていた中国人の私立探偵という役でした。
シナリオは基本的に突っ込みどころは多いのですが、悪役の阿部寛が迫力あるボスキャラを演じており、なかなか見ごたえのある作品となっています。
個人的にはトニー・レオンには次は日本の映画、ヤクザ映画かなにかで中国マフィアの大物役を演じてほしいですね。
トニーレオンの代表作について紹介!金城武との共演作『レッドクリフ』からや木村拓哉と共演した『2046』はどんな映画?
それでは、トニー・レオンの代表作とはどういったものがあるのでしょうか。
過去には日本の俳優である金城武や、キムタクこと木村拓哉とも共演しています。
それでは、今回は、トニー・レオンの代表作について紹介いたします。
まず、トニー・レオンは金城武とともに日本でも大ヒットを記録した三国志を舞台にした武侠アクション映画『レッド・クリフ』に出演していました。
『レッドクリフ』でトニー・レオンは三国志一の美男子としても有名な、「周瑜」を熱演しました。
ちなみにこの作品は先ほども触れましたが、金城武との共演作で、『レッドクリフ』において、金城武は、三国志一の賢人であったともいわれる「諸葛良孔明」を演じています。
これ以外にも『レッドクリフ』では「曹操」や「孫権」といった三国志好きならだれでも知っているキャラクターが多く登場します。
『三国無双』などを遊んだ方ならわかると思いますが、そもそも『レッドクリフ』という作品は赤壁の戦いを題材にしており、こういった日本人でも親しみやすい内容であることから日本でも大ヒットを記録しました。
ちなみに『レッドクリフ』では、日本での人気の高い「呂布」などは登場しません。
あくまで『レッドクリフ』は赤壁の戦いが舞台であり、呂布はこの赤壁の戦いのころにはすでに処刑をされています。
この『レッドクリフ』はトニー・レオンと金城武双方にとって中国映画の代表作として位置づけられ、現在でも高い評価がされています。
余談となりますが、過去に金城武さんといえばかつては日本の『神様、もう少しだけ』といったようなドラマにも出演しておりましたが、現在では日本よりもギャラの多い中国・台湾といった仕事をメインで受けています。
そんなトニー・レオンですが、金城武だけではなく木村拓哉ことキムタクとも共演していたことがありました。
トニー・レオンと木村拓哉が共演したのはウォン・カーウァイ監督のSF映画『2046』という作品でした。
しかし、この『2046』なのですが、1960年代の小説家と、彼が書くSF小説がそれぞれごちゃまぜとなって描かれるという非常に難解なストーリーをしており、一般受けはしにくいアート系の作品となっています。
『2046』のあらすじを説明すると、トニー・レオン扮する1960年代の小説家は香港のホテルに宿泊してる際に、木村拓哉扮する日本人の若本と中国人オーナーの娘が恋に落ちていると知り、彼らをベースに恋愛SF小説『2046』を執筆していくうちに、虚構と現実がいりまじっていくというものとなっています。
木村拓哉とトニー・レオンのダブル共演作であるにもかかわらず、この『2046』はこの難解なあらすじから多くのファンが敬遠し、日本では興業成績8億円ほどしか稼げませんでした。
当時日本で売れっ子であった木村拓哉さんであればもっと稼げたはずなのですが、やはりそこは『2046』という作品が非常にややこしく難しいというのが災いしたのかもしれません。
私個人は『レッドクリフ』はパート1とパート2含めて非常に楽しい思いをしましたが、『2046』は、難解で難しく考察や講釈に苦労した覚えがあります。
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